現地コラム
COLUMN
【2024年版】10月の宮古島の天候・イベントやおすすめアクティビティ5選など!現地スタッフが徹底解説!
みなさんこんにちは!
宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です!
10月は楽しかった夏が終わり、秋へと向けて徐々に肌寒さが増していく季節。
暑さが去ってくれる嬉しさはありつつも、一抹の寂しさと夏への名残惜しさを感じてしまう時期ですよね。
しかし、宮古島の10月は残暑どころかまだまだ夏真っ盛り!
今回は穴場シーズンの、宮古島の10月についてご紹介していきたいと思います。
目次
10月の宮古島の魅力
10月の宮古島という島の魅力についてチェックしていきましょう。
広大な面積を誇る宮古島は、離島という言葉だけでは片付けられない数多くの魅力で満ち溢れています。
10月は気温も高くなく過ごしやすい季節で日中は暖かく、夜は涼しいことが多いです。
ズバリ!ベストなシーズンです。
10月の宮古島の台風
宮古島は10月になるとほとんど台風が来ることがなく、1年間で最も降水量が少ない月です。
真夏に比べると、日差しも弱まり湿度も低くとても過ごしやすい季節で観光にもベストな時期です。
10月の宮古島は泳げるのか?
宮古島に旅行に来たら、ウミガメと一緒に泳ぎたいですよね!
宮古島の海は10月でも水温が28℃前後で、シュノーケリングには最適な水温です。
ただし、長時間シュノーケリングをするならラッシュガードやウェットスーツを推奨します。
10月の宮古島の気候
まだまだ夏と言われても、本土にお住まいの方にとって10月はやはり秋の入り口というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、宮古島はそもそも年間を通じて非常に温暖な気候を保っている地域です。
宮古島が位置しているのは、沖縄本島よりもさらに南西へと300㎞以上の地点であり、亜熱帯気候に属しています。
真冬にあたる12月から2月の時期にかけても日中の気温が20℃に達する日も多いほど。
それ故に、10月の宮古島はまだまだ夏の陽気がしっかりと残っているのです。
マリンアクティビティを楽しむにも適した季節なのですが、10月はまだ台風が接近する可能性もあります。
もし10月に宮古島旅行をお考えの際は、しっかりと長期予報などを確認しつつ準備を行うのが安心です。
それでは、具体的な気温のデータを見ていきましょう。
①10月の宮古島の気温
気象庁による定義として、最高気温が25℃を超えた日は夏日とされています。
1981年から2010年にかけての宮古島の10月の平均気温は25.4℃であり、月を通して概ねの日で夏日を記録していることが見て取れます。
もちろん真夏に比べれば若干熱気が和らいでいます。
島の住民や頻繁に宮古島に訪れる方からは、むしろ適温で最も過ごしやすい頃だという声も多く聞かれる季節です。
最低気温を見ても23℃台と温暖であり、気温が下がりがちな早朝や夜間であっても安心して活動できる気温だと言えます。
平均 気温 |
最高 気温 |
最低 気温 |
|
宮古島 |
25.4℃ | 27.8℃ | 13.6℃ |
東京 |
14.5℃ | 21.5℃ | 13.8℃ |
②10月の宮古島の降雨量
次は旅行中に気になる降水量をチェックしてみましょう。
宮古島は亜熱帯気候のため、短時間に大量に降ってすぐに止むという、スコールのような雨が降るのが特徴です。
本土のように半日や一日かけて降るようなタイプの雨と違って、天気の予測がしにくいというの難点です。
ですが、10月に入ると真夏に比べて降水量が減ってくれます。
降水量自体は少なくなるものの、突然の雨に見舞われることがあるという点には十分な注意が必要です。
10月の下旬になると気温も下がってきますので、雨に濡れて体調を崩してしまわないよう雨具を持参すると良いかもしれません。
また、上でも述べましたが、宮古島はその立地上、台風が直撃することも多い島となっています。
10月は台風シーズンの末であり、頻度は下がっているものの依然注意が必要だと言えるでしょう。
東京:118.0mm
③10月の宮古島の風向・風速
沖縄県全体の特徴として、本土に比べると海風が強く吹く土地だということが挙げられます。
宮古島もその例に漏れず風が強い島です。
特に、真夏を過ぎる10月頃からは北風が強く吹きがちな傾向が見られます。
10月の宮古島は、9月に比べて平均風速が1m/sほど強くなっています。
東京:2.4m/s
④10月の宮古島の日照時間
宮古島の10月は気温だけを見れば夏季と大きく変わらないのですが、最大の相違点として挙げられるのが日照時間です。
宮古ブルーの海と白い砂浜を映えさせる南国の陽光は宮古島の大きな魅力の一つです。
気象庁の発表しているデータによれば、10月の宮古島の日照時間は9月と比べると30時間少なくなっています。
思っているよりも早く日が暮れるように感じられるかもしれません。
観光に訪れる際は、真夏よりは早く暗くなってしまうことを想定したプランを組む必要があるでしょう。
宮古島の季節変化が顕著に感じられるシーズンでもあります。
東京:119.4m/s
10月の宮古島のイベント
次は10月のイベントをご紹介させていただきます。
この月は宮古諸島において大きな行事が開催されますので、それぞれを順に見ていきましょう!
①パーントゥ
パーントゥは宮古島の有名な行事の一つで、平良島尻と上野野原の2ヶ所で古くから行われています。
語源には諸説ありますが、「食べる」という意味のパーンと「人」という意味のピトゥが合わさってできた語源だといわれています。
そんな恐ろしげな名前ですが、パーントゥは悪いものではなく厄払いを目的として行われる行事です。
2018年にユネスコによって無形文化遺産登録されていて、世界的にその価値を認められています。
平良地区島尻のものはインパクトが強い内容で、パーントゥ役の青年たちは「ンマリガー」という井戸の底の泥を全身に塗り付けた姿で現れます。
そして強烈な臭気を放つその泥を、建物や見かけた人に手当たり次第に塗り付けていくのです。
この泥は悪霊を退散させ、厄を払う効果があるとされているのですが、とにかく臭いが強烈です。
大変貴重で興味深い行事ですが、もし見に行かれる際は汚れても問題のない服で訪れるようにしましょう!
②宮古島100kmワイド―マラソン
「宮古島100㎞ワイド―マラソン」は、エコとスポーツを融合させたイベントです。
宮古島の自然を感じ、走ることを楽しみながら自分の可能性に挑戦する。
そして、合わせて地域活性化の推進に寄与していくことを目的として開催しております。
国内の無料で渡れる一番長い橋として有名な伊良部大橋は、すべての種目で走ることができます。
制限時間はフルマラソンが7時間、ハーフマラソンが3時間30分。
余裕のある時間に設定されているので、初心者の方でも参加しやすいマラソンイベントとなっています。
フルマラソンは、伊良部大橋、池間大橋、来間大橋の3つの橋を渡るコースとなっており、宮古ブルーの海を堪能することができます。
③宮古の産業まつり
宮古の産業まつりは、毎年10月から11月頃に開催されているイベントです。
宮古島の特産物を展示したり、販売するイベントで、宮古島市内で行われます。
織物展や藍染体験、特産物の展示即売会や宮古島と姉妹都市の特産物コーナーがメインです。
また、商工会議所女性会のファッションショーなどの様々な催し物も行われます。
地元民だけではなく、たまたま旅行期間と被った観光客の方が参加しても楽しむことが出来るイベントとなっています。
キッチンカーが出店していたりもするので、宮古島のちょっとした食フェスのようなイベントでもあります。
10月の宮古島の服装
まだまだ夏の陽気が続いている10月の宮古島は、基本的に薄着で過ごせるため衣類の量を少なめに抑えることができます。
日中の日差しはむしろ強すぎるくらいで、寒さの心配よりはむしろ日光対策に力を入れておきたいところです。
ただし、上でも記述した通り、風が強めに吹く傾向はありますので、防風性の高い上着を持参しておくと安心できるかもしれません。
また、南国特有の注意点として覚えておきたいのが、暑い気候ゆえに屋内の冷房が強めになっている場所が多いという点です。
外で汗をかいて飲食店や商業施設に入った途端、予想外に冷えた空気にビックリしてしまうといったケースが多くあります。
その対策として、手荷物の邪魔にならない程度の薄手の羽織りなどを1枚荷物に忍ばせておくのがオススメです。
男性:半袖、半ズボン、羽織もの、帽子、サングラス
10月の宮古島の混雑状況
宮古島の観光ハイシーズンは、真夏の夏休みシーズンにあたる7~9月。
10月は嬉しいことに、真夏が過ぎたことで観光客は減っています。
人気リゾート地の宿命として夏場は混雑や旅費の高騰で不便を感じがちな宮古島。
ですが、10月に訪れれば夏の気配と快適な空き具合を両方楽しむことができると言えるでしょう!
10月の宮古島おすすめ
観光スポット5選
10月は気温も丁度よく過ごしやすい天気なので、宮古島を全力で観光していきましょう!
ここからは、宮古島のおすすめ観光スポット5選をご紹介していきます。
①与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜ビーチは宮古空港からタクシーで約15分の距離にある日本屈指のビーチです。
約7kmものロングビーチに透き通ったエメラルドグリーンの海とさらさらなパウダーサンドの中、リラックスしてのんびりと過ごせます。
広いビーチのため混雑することがないので子連れの方も心置きなく楽しむことができます。
②伊良部大橋
伊良部島と宮古島を繋ぐ伊良部大橋は、宮古島の中でも屈指の人気スポットの1つです。
3540mもの距離を誇る伊良部大橋は、その巨大なルックスから橋そのものが観光名所として愛されています。
橋の上からの眺望にも定評があり、眼下に広がる宮古島の青い海は、他の土地ではなかなか味わえない最高の絶景だと言えるでしょう。
③宮古島海中公園
宮古島海中公園は、服を着たままで水深3〜5mの海底を観察できる施設です。
24個設置されているアクリルパネルから、海底を自由に泳ぐ魚たちを観察できます。
一般的には海に潜らないと見られないような光景を、この施設であれば誰でも見ることが可能なのです。
泳ぐのが苦手な方や小さいお子様、ご年配の方まで気楽に楽しめるでしょう。
④東平安名崎
この岬は、日本の都市公園百選にも選ばれている場所です。
約2kmにわたって伸びている岬には、雑踏や障害物が何もなく、爽やかで心地よい風と波の音を楽しめます。
また、リーフ内には津波岩と呼ばれる幅6〜8mの大岩が多数落ちており、これは1771年の昭和の大津波時に打ち上げられたものだと言われています。
さらに春には、白いテッポウユリも多く咲き誇っており、神秘的な光景も味わえるでしょう。
⑤比嘉ロードパーク
比嘉ロードパークは、宮古島東海岸の県道83号線沿いにある絶景スポットです。
目の前にはサンゴ礁が見えるほど澄んだ海が広がっており、天気の良い日には遠方にある大神島まで見渡すことができます。
駐車場や大きな屋根もあるので、ドライブ最中の休憩場所として利用する方も多いです。
また、きれいなサンセットが見られる場所としても有名です。
10月の宮古島の
おすすめアクティビティ
宮古島一番の見所は、やはり青く美しく輝く宮古ブルーの海。
そんな宮古島の海を楽しむためには、各種アクティビティへの参加が欠かせません!
10月の宮古島でぜひ体験しておきたいアクティビティをご紹介いたします。
①ウミガメシュノーケリング
宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島であり、島の周辺には色鮮やかなサンゴが広く分布しています。
そのサンゴがすみかとなることで熱帯魚たちの生き物も数多く生息しています。
さらには、美しい海の環境が呼び水となって、ウミガメやマンタといった南国ならではの生き物たちを見られることも。
さながら天然の水族館のような海中環境を誇る宮古島は、日本有数のシュノーケリングスポットとして多くの人々から愛されています。
岸から沖合300mまでサンゴ礁の浅瀬が続いている光景は圧巻で、他の場所ではそうそう出会えない感動的な体験ができること間違いなしです。
ぜひ透明感あふれるエメラルドグリーンの海を全身で体感しましょう!
②青の洞窟「サファイアケイブ」探検&
シュノーケリング&
シーマングローブSUP/カヌー
宮古島から橋を渡って行くことができる伊良部島でのアクティビティはいかがでしょうか?
伊良部島はダイビングスポットがたくさんあり、自然を満喫することのできる場所がたくさんあります。
こちらのプランは、青の洞窟でのシュノーケリング体験とマングローブでSUP/カヌー体験ができるセットプランです!
青の洞窟は冬になると北風の影響で行けなくなってしまうのでこの時期が終盤!
気になる方はぜひ下記から詳細をチェックしてみてください。
③星空&ジャングルナイトツアー
宮古島といえば日中に海で遊ぶイメージが強いかもしれませんが、夜の宮古島は昼間とはまた違う魅力が詰まっています!
ヤシガニやフクロウなどの亜熱帯地域にしか生存しない特有の生き物を見ることができます。
また、天気が良ければ満点の星空を鑑賞することができます。
宮古島は肉眼で天の川が見えるほど星空がきれいで、本州ではなかなか見られない星をたくさん見ることができます。
宮古島の10月の夜は蒸し暑い日中とは違い、過ごしやすい気候でナイトツアーには最適な時期といえるでしょう。
せっかくの宮古島を夜まで満喫したい方におすすめのツアーとなっています!
④パンプキン鍾乳洞探検
宮古島にはいくつか鍾乳洞がありますが、パンプキン鍾乳洞は海からしか入ることのできない非常に珍しい鍾乳洞です!
パンプキン鍾乳洞には、竜宮の神が宿るとされ、大自然の神秘を感じることができる宮古島屈指のパワースポット。
海からしか入ることができないことから、天候が悪ければパンプキン鍾乳洞へは行くことが出来ません。
梅雨や台風シーズンも過ぎ去り、天気の安定している日が多い10月はパンプキン鍾乳洞ツアーへ参加できる可能性が高いです。
ぜひ、神秘的な洞窟探検へ行ってみてはいかがでしょうか。
⑤SUP/カヌー&
ウミガメシュノーケリング
最後にご紹介するツアーは、1度で2度美味しいSUP/カヌー&ウミガメシュノーケリングツアーです。
SUPやカヌーと一緒にシュノーケリングも体験できる至れり尽くせりのツアーとなっています。
宮古島の海を海面と海中から楽しむことができます。
宮古島を思いっきり満喫という方にはぜひこのツアーをおすすめします!
さいごに
今回は10月に絞って宮古島についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
唯一の不安要素と言える台風も下旬を迎えるとほぼ来なくなるため、最高の観光シーズンを迎えるといっても過言ではありません。
ハイシーズンと比べて旅費も安めに抑えることができますので、ぜひ10月の旅行をお考えの際は宮古島への来訪をご検討ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。