現地コラム

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宮古島-海中公園-

2021-01-13 02:27

2011年4月にオープンした宮古島海中公園!今では宮古島を訪れる観光客の定番スポットとなっています。さて、この施設は一体普通の水族館とどのようにちがうのでしょうか?今回は、宮古島海中公園の魅力と、アクセス方法などをまとめてみました。

人気観光地「宮古島海中公園」とは

海中公園の看板
陸上にある管理棟から受付を済ませて入場すると、海中公園の中へ進むことができます。この入り口から、地下へ下っていくと海中観察施設があります。ここが本施設のメイン!24枚の窓からは宮古島のホンモノの海をのぞくことができます。さあ、一体どんな魚がいるのでしょうか!それは見てからのお楽しみ。一体、この施設にはどんな魅力があるのでしょうか?詳しくご紹介していきます!

まるで海の中!水族館とは違った楽しみ方

海中公園からの景色
 水族館では、徹底された管理や飼育員さんたちの努力によってものすごい種類の海の生き物たちの姿を見ることができますよね。沖縄を訪れたならまず間違いなく美ら海水族館に足を運ぶことでしょう。きっと、ジンベエザメを一目見たくて足を運ぶ方もいるのではないでしょうか?水族館には、どんな生き物がいるのか、あらかじめ把握できるというメリットがあります。しかし、海中公園はそうではありません。それが面白いところなのです!
 海中公園では、水深3~5m程度の海底で泳ぐ魚たちの様子を、海に入らず眺めることができます。宮古島の海では、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツを楽しむ方も多くいますし、実際に海に潜って見られる景色というのは格別です。しかし、様々な事情からそういったスポーツができない方たちも、着衣のまま海の中を潜っているような体験をすることができるのが、この海中公園の最も大きな魅力でしょう。宮古島のありのままの海を楽しむことができるのは、水族館とは違った楽しみ方の一つでもあります。
 海中公園で見られる海の生き物は様々いますが、魚だけでなくウミガメやサメなどもタイミングが合えば見られますよ!
 

悪天候でも海の中へ!

 海中公園では、宮古島のありのままの海を楽しむと申し上げましたが、そこに生息する魚たちの様子を見ることができることだけでなく、どんな天候でも海の中を楽しむことができるという利点があります。マリンスポーツによって海を楽しむ場合は、天候によっては海に入れないということもありますが、海中公園の場合はどんな天候の海でもその景色を楽しむことができます。もちろん、悪天候時は海の水が濁ってしまいますので、海中公園の中でも眺めは不透明になりますが、そうした海の様子事態を観察することができるというのも魅力の一つでしょう。
 施設内では、ガイドが解説をしてくるので、当日の海の状況や魚の生態などの話を聞けるのも面白いですよ!

小さいお子様からお年寄りまで楽しい!

実際に装備をつけて海に潜ることができないような小さなお子様も、お年寄りも海の中を楽しむことができるも魅力的です。入り口から観察施設までは階段での移動となりますが、昇降用のゴンドラも備え付けられていますので車いすでの利用も可能となっています。

カフェ海遊で食事も楽しむ!

 海中公園には「シーサイドカフェ海遊」というカフェが併設されています。ここでは、宮古島近海で獲れたマグロを使ったポキ丼や、宮古牛を使ったメニューを楽しむことができて、宮古島の食も合わせて堪能することができます。カフェは陸上にありますので、宮古の海を眺めながら食事ができるのも魅力の一つです。スイーツも充実していて、宮古で採れたマンゴーを使ったジュースやパフェもありますので、旅の休憩にももってこいです!海中公園に入らずに、カフェのみを利用することもできますし、海中公園と一緒に楽しみたい場合は入園と食事がセットになっているチケットを利用するとお得です。

営業時間・料金

 現在、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、営業時間が短縮されています。公式サイトに掲載されている直近の営業時間は下記の通りになっています。順次更新されると思いますので、サイトをご確認の上足を運んでくださいね!
 
2020年
<10月>
観察施設 11:00~17:00(最終受付 16:30)
体験工作 11:00~17:00(最終受付 16:00)
カフェ  11:00~16:00(最終受付 15:30)

<11・12月>
観察施設 10:00~16:00(最終受付 15:30)
体験工作 10:00~16:00(最終受付 15:00)
カフェ  10:00~15:00(最終受付 14:30)
 
入場の際は、マスクの着用が必要となりますので、必ず持参するようにしましょう。

料金は下記の通りです。
 
海中観察施設のみ
区分:一般、団体(15名以上)、年間パスポート
大人:1000円、800円、1500円
中人(高校生):800円、640円、1200円
小人(小中学生):500円、400円、900円
6歳未満:無料

海中観察施設+食事・ドリンク(シーサイドカフェ海遊)
大人、中人(高校生)、小人(小中学生)
1900円、1700円、500円

上記情報は全て、2020年11月9日現在のものです。更新などがあるかもしれませんから、下記の公式サイトでご確認をお願いします。また、「障がい者手帳」の交付を受けている場合は、受付で提示すると割引を受けられます。館内には、バリアフリー対応のトイレが設置されていますので、安心してご利用いただけます。
宮古島海中公園公式サイト:https://miyakojima-kaichukoen.com/

行き方・アクセス方法

宮古島海中公園は、宮古空港から車で25分のところにあります。駐車場もあるので車でアクセスすることができます。周囲には、雪塩ミュージアムや池間島、島尻マングローブ林もありますので、他の観光地めぐりも合わせてお楽しみください!
公共交通機関を利用する場合は、下記を参考にしてみてください!

<バスを利用した海中公園へのアクセス>
 ・宮古空港 「4協栄車庫」のバス停から宮古協栄バスに乗ります。
 ・イオンタウン南店、市営住宅前、宮古病院、実業高校前、公設市場前、平良港、公設市場前を通過。
(所要時間約17分程度)
 ・市役所前で下車。「6平良」のバス停まで歩く。(所要時間約6分)
 ・八千代バス乗車。
 ・西辺、成川入口、大浦入口、南静園入口、特別支援学校前、野田、島尻入口を通過。
(所要時間約19分)
・中学校前下車
・海中公園まで徒歩約17分。

宮古空港から直接海中公園へバスでアクセスしようとすると、1時間程度かかることがわかります。海中公園には、50台の車を停めることのできる駐車場が完備されているので、レンタカーを利用した方が時間的コストは少なく済むでしょう。近隣の観光スポットを周る場合も車の方がアクセスしやすいです。

まとめ

今回は、宮古島平良地区にある「宮古島海中公園」についてご紹介しました!時間の都合や様々な理由でマリンスポーツができない方にとっては、着衣のまま気軽に海の中を潜るような体験ができるとても面白い施設になっています。宮古島の海の「ナマ」の状態を観察することができ、心安らぐひと時を送れること間違いなしです!また、海中公園の近くには他にも訪れておきたい観光スポットがたくさんあります。是非、宮古島を訪れた際には、海中公園にも足を運んでみてはいかがでしょうか?