現地コラム

COLUMN

宮古島の通り池とは?行き方・駐車場・伝説を現地スタッフが解説

2026-10-14 12:35

みなさんこんにちは!

 

宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です!

 

宮古島の観光スポットを調べていて、「通り池」という名前を見かけた方も多いのではないでしょうか。

 

通り池は、伊良部島と橋でつながる下地島にある、海とつながった2つの池です。

 

この記事では、通り池の見どころや伝説、宮古空港からの行き方、ダイビング、周辺のおすすめスポットを紹介します。

 

宮古島 ADVENTURE PiPiの伊良部島観光ツアーでも訪れている場所なので、現地スタッフの目線でまとめました。

 

宮古島の通り池とは?

柵の向こうに広がる下地島の通り池の水面

通り池は、宮古島市の下地島にある大小2つの円形の池です。

 

正式には「下地島の通り池」といい、2006年(平成18年)7月28日に国の名勝と天然記念物に指定されました(出典:文化遺産オンライン)。

 

岩に囲まれた池は深い青色をしていて、展望スペースから見下ろすと吸い込まれそうな迫力があります。

 

宮古空港から車で約35〜40分の場所にあり、伊良部大橋を渡ってドライブがてら訪れる人が多いスポットです。

 

海とつながる2つの池の成り立ち

大小2つの池が並ぶ通り池

文化庁の解説によると、通り池はドリーネ(石灰岩が溶けてできたくぼ地)が連なってできた大小2つの円形の池です(出典:文化遺産オンライン)。

 

宮古島市によると、海とつながる鍾乳洞の2か所が崩れ落ちてできた地形と考えられています。

 

大きさは、南西側の大きい池が直径約75mで水深は海側で約40m、東北側の小さい池が直径約55mで水深約25mです(出典:宮古島市)。

 

2つの池は水中でつながっていて、潮の満ち引きによって水深が変わるのも特徴です。

 

訪れるたびに変わる池の表情

晴れた日の通り池と周りの緑

通り池の水面は、天気や時間帯、光の当たり方によって見え方が変わります。

 

晴れた日の日中は青が深く、曇りの日は落ち着いた色合いになるなど、同じ場所でも訪れるたびに違う表情を見せてくれます。

 

写真を撮るなら、晴れた日の日中に訪れるのがおすすめです。

 

通り池が「怖い」と言われる理由と2つの伝説

岩に囲まれた深い通り池

通り池が「怖い」と言われるのは、底の見えない深い池の雰囲気に加えて、悲しい結末の伝説が2つ伝わっているからです。

 

どちらも昔から語り継がれてきた言い伝えで、文化庁の解説でも紹介されています(出典:文化遺産オンライン)。

 

ここでは2つの伝説の内容を簡単に紹介します。

 

人面魚の伝説

展望スペースから見た通り池

昔、この地の漁師が、人の顔をした不思議な魚「人面魚」を釣り上げたという言い伝えがあります。

 

人面魚は海の霊の化身とされ、それを捕らえた罰として村に津波が押し寄せたと伝えられています。

 

そして、漁師の屋敷があった場所が陥没してできたのが通り池だといわれています。

 

継子伝説

遊歩道の先に見える通り池

もう1つは、継子(先妻の子)を疎ましく思っていた母親にまつわる伝説です。

 

母親は継子を池に落とそうとしましたが、取り違えて自分の子を池に落としてしまったと伝えられています。

 

この悲しい言い伝えも、通り池が神秘的で少し怖い場所と言われる理由の1つです。

 

見学するときのマナー

通り池のほとりから池を眺める人

通り池は国の名勝・天然記念物に指定された、大切に守られている場所です。

 

見学するときは遊歩道や展望スペースから眺め、柵の外に出たり物を投げ入れたりしないようにしましょう。

 

伝説の残る場所でもあるので、静かに景色を楽しむ気持ちで訪れてください。

 

通り池の行き方・駐車場・所要時間

伊良部大橋の入り口にある橋名の石碑

通り池へは、宮古島から伊良部大橋を渡り、伊良部島を通って下地島へ向かいます。

 

公共交通機関で行くのは難しいので、レンタカーか観光ツアーの利用が便利です。

 

駐車場とトイレがあるので、ドライブの途中でも立ち寄りやすいスポットです。

通り池の基本情報
住所 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田(下地島)
駐車場 あり(駐車場から池まで徒歩約5分)
アクセス 宮古空港から車で約35〜40分(伊良部大橋経由)
備考 トイレあり
マップコード 721 241 473*23(駐車場)

 

宮古空港・下地島空港からのアクセス

みやこ下地島空港ターミナルの館内

宮古空港からは、車で約35〜40分が目安です。

 

宮古空港から伊良部大橋までは車で約15分で、全長3,540mの橋を渡ると伊良部島に入ります。

 

下地島には下地島空港(みやこ下地島空港ターミナル)もあり、下地島空港を利用する場合は通り池のある下地島に直接到着します。

 

空港名が似ているので、レンタカーの受け取り場所を間違えないよう気をつけましょう。

 

駐車場・トイレ・遊歩道

通り池へ続く木の遊歩道

通り池には駐車場とトイレがあります。

 

駐車場からは遊歩道を歩いて、池まで徒歩約5分です。

 

カーナビでは、マップコード「721 241 473*23」を入力すると駐車場を目的地に設定できます。

 

遊歩道の周りは日差しを遮るものが少ないので、帽子や飲み物を用意しておくと安心です。

 

見学の所要時間

通り池周辺の遊歩道と青空

当社の伊良部島観光ツアーでは、通り池に到着してから約1時間後に次の17ENDへ向かう行程にしています(移動時間を含みます)。

 

遊歩道を歩いて池を眺め、写真を撮る時間も含めて、1時間ほど見ておくとゆっくり楽しめます。

 

17ENDや渡口の浜など近くのスポットと合わせて、半日ほどで回る方が多いです。

 

通り池のダイビングは上級者向け

光が差し込む海中の洞窟を進むダイバー

通り池は、「魔王の宮殿」「アントニオ・ガウディ」と並ぶ宮古島の三大地形ポイントの1つとして知られるダイビングポイントです。

 

深い池と外の海が水中でつながる地形のため、ダイビングショップのガイドと一緒に潜る専門的なポイントとされています。

 

ダイビングの経験が少ない方は、まずは宮古島の体験ダイビングから始めるのがおすすめです。

 

通り池ダイビングの魅力

通り池の岩壁と静かな水面

通り池のダイビングでは、池の中から外の海へ抜けていく、ほかではなかなか見られない地形を体験できます。

 

上から差し込む光と深い青が作り出す景色は、陸から眺める通り池とはまったく違う世界です。

 

南風の吹く夏は波が立ちやすく、海況によっては潜れない日があります。

 

北風の吹く10〜5月ごろは海が落ち着きやすく、潜れる日が多いシーズンです。

 

事故を防ぐための注意点

サンゴ礁の上を泳ぐダイバー

第十一管区海上保安本部によると、全国のダイビング事故の約4割が沖縄県で起きています(出典:第十一管区海上保安本部)。

 

宮古列島でも、令和3年から令和7年までの5年間にダイビング中の事故で10人が被害に遭い、そのうち3人が亡くなったり行方不明になったりしています。

 

通り池のような地形のポイントに潜るときは、経験に合ったポイントを選び、必ず現地のガイドと一緒に潜ることが大切です。

 

体調が悪いときや寝不足のときは無理をせず、ダイビング前日の飲酒も控えましょう。

 

通り池と一緒に回りたい周辺スポット

海の上をまっすぐ伸びる伊良部大橋

通り池のある下地島と、となりの伊良部島には、絶景スポットがたくさんあります。

 

ここでは、通り池とセットで回りやすい5つのスポットを紹介します。

 

鍋底池

下地島の岩に囲まれた鍋底池のイメージ
鍋底池は、通り池の遊歩道の先にある、岩に囲まれた小さな池です。

 

以前は遊歩道で行けましたが、2016年の台風で遊歩道が壊れ、現在は遊歩道から鍋底池へは行けない状態です。

 

周りは足場の悪い岩場なので、通行できない先へは立ち入らず、通り池の展望スペースから景色を楽しみましょう。

 

中の島ビーチ

岩が点在する下地島の中の島ビーチ

中の島ビーチは、通り池から車ですぐの下地島の西海岸にあるビーチです。

 

入り江の中に岩が点在し、シュノーケリングスポットとして人気があります。

 

ライフガードのいない天然のビーチで、満ち潮に向かうと潮の流れが速くなるため、泳ぐときは潮の時間に注意しましょう。

中の島ビーチの基本情報
住所 沖縄県宮古島市伊良部佐和田(下地島)
駐車場 専用駐車場なし(道路沿いに駐車スペースあり)
備考 トイレ・シャワーなし(最寄りのトイレは通り池の駐車場)

 

17END

17ENDの海を背に写真を撮る旅行者

17ENDは、下地島の北端に位置する絶景の海岸です。

 

潮が引くと真っ白な砂浜が現れ、透明な海とのコントラストが美しい人気の撮影スポットです。

 

潮の満ち引きで景色が大きく変わるので、訪れる前に干潮の時間を確認しておきましょう。

17ENDの基本情報
住所 沖縄県宮古島市伊良部佐和田(下地島)
駐車場 車両止めの手前に無料の駐車スペースあり(台数は少なめ)
アクセス 宮古空港から車で約40分(伊良部大橋経由)、みやこ下地島空港から約10分
備考 トイレ・シャワー・売店なし(最寄りのトイレは通り池の駐車場前)

 

渡口の浜

伊良部島の渡口の浜に広がる白い砂浜

渡口の浜は、伊良部島にある湾のように弓なりに続く白い砂浜のビーチです。

 

透明な海と白い砂浜のコントラストが美しく、伊良部島を代表するビーチの1つです。

 

トイレやシャワー、売店があるので、海遊びの休憩にも立ち寄りやすいビーチです。

渡口の浜の基本情報
住所 沖縄県宮古島市伊良部伊良部
アクセス 宮古空港から車で約30分
備考 トイレ・シャワー・売店あり

 

佐和田の浜

大きな岩が点在する佐和田の浜

佐和田の浜は、1996年に「日本の渚・百選」に選ばれた伊良部島のビーチです。

 

海に大きな岩がいくつも点在する不思議な景色で、これらの岩は明和の大津波で流れ着いたものとされています。

 

満ち潮が速く、沖には潮の流れもあるので、海に入るときは潮の時間に注意しましょう。

佐和田の浜の基本情報
住所 沖縄県宮古島市伊良部佐和田1725
アクセス 宮古空港から車で約35分
備考 満ち潮が速く、沖は潮の流れがあるため遊泳に注意

 

通り池へはツアーでも行ける!伊良部島のおすすめアクティビティ

伊良部島の観光ツアーで記念撮影をする2人

「運転に自信がない」「効率よく回りたい」という方には、ガイドと一緒に巡る観光ツアーがおすすめです。

 

宮古島 ADVENTURE PiPiでは、通り池を含む伊良部島の絶景スポットを巡る観光ツアーを催行しています。

 

伊良部島では、海のアクティビティも楽しめます。

 

宮古島 ADVENTURE PiPiは、沖縄県公安委員会の「安全対策優良海域レジャー提供業者(マル優)」に指定されています(2025年11月時点)。

 

伊良部島の観光フォトツアー

伊良部島の海辺で記念撮影をするツアー参加者

伊良部大橋を渡り、渡口の浜、通り池、17ENDの順に巡る半日の観光ツアーです。

 

地元のガイドがおすすめの撮影スポットを案内し、写真データも無料でプレゼントしています。

 

宮古島・来間島のホテルまで送迎があり、所要時間は約3時間、対象年齢は2歳〜75歳です。

 

来間島まで回る1日プランもあります。

 

青の洞窟シュノーケリング

伊良部島の青の洞窟で青く光る海中を泳ぐシュノーケリング

伊良部島にある青の洞窟では、差し込む光で青く輝く海を泳ぐシュノーケリングが楽しめます。

 

洞窟の周りには魚が多く、シュノーケリングと洞窟探検を一度に体験できます。

 

所要時間は約2時間、対象年齢は3〜59歳で、集合場所は伊良部島のサバウツガー駐車場です。

 

シーマングローブSUP

伊良部島のマングローブの水辺でSUPとカヌーを楽しむ参加者

海とマングローブの両方をSUPで巡る、伊良部島ならではのツアーです。

 

宮古ブルーの海から緑のマングローブの中へ進んでいく、景色の変化が楽しいコースです。

 

所要時間は約2時間、対象年齢は3〜59歳です。

 

宮古島の通り池に関するよくある質問

通り池の見学にはどれくらい時間がかかりますか?
当社の観光ツアーでは、通り池の見学と次のスポットへの移動を合わせて約1時間の行程にしています。
17ENDや渡口の浜など周辺のスポットと合わせて、半日ほどで回る方が多いです。
通り池に駐車場やトイレはありますか?
通り池には駐車場とトイレがあります。
駐車場から池までは、遊歩道を歩いて約5分です。
通り池が怖いと言われるのはなぜですか?
底の見えない深い池の雰囲気に加えて、人面魚の伝説と継子伝説という悲しい結末の言い伝えが残っているためです。
国の名勝・天然記念物に指定された場所なので、静かに見学しましょう。
宮古空港から通り池まではどれくらいかかりますか?
宮古空港から車で約35〜40分が目安です。
伊良部大橋を渡り、伊良部島を通って下地島へ向かいます。
ダイビング初心者でも通り池で潜れますか?
通り池は地形が複雑な専門的なポイントなので、経験が少ない方にはおすすめできません。
まずは宮古島の体験ダイビングで海に慣れてから、ダイビングショップに相談しましょう。
レンタカーがなくても通り池に行けますか?
宮古島 ADVENTURE PiPiの伊良部島観光ツアーなら、宮古島・来間島のホテルからの送迎付きで通り池を訪れられます。
伊良部島・下地島に宿泊している場合は送迎の範囲外になるため、集合場所はスタッフにご相談ください。

 

さいごに

通り池は、海とつながる2つの池と、不思議な伝説が残る下地島の名所です。

 

宮古空港から車で約35〜40分と少し距離はありますが、伊良部大橋のドライブや周辺のビーチと合わせて半日ほどで楽しめます。

 

運転に不安がある方や効率よく回りたい方は、ガイド付きの観光ツアーもぜひ利用してみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
にわちゃん
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