現地コラム
COLUMN

宮古島でマンタは見られる?おすすめスポットとベストシーズンを徹底解説!
みなさんこんにちは!
宮古島最大級のアクティビティショップ
『宮古島 ADVENTURE PiPi』です!
エイの仲間であるマンタは、その優雅な泳ぎと大きな体でダイバー憧れの存在ですよね。
実は宮古島周辺の海域でもマンタに出会える可能性があることをご存知でしょうか。
本記事では、宮古島でマンタを見るためのベストシーズンやおすすめスポット、マンタと泳ぐ方法や注意点について詳しくご紹介します。
それでは早速、宮古島とマンタの魅力に迫っていきましょう!
目次
宮古島でマンタに会える?
沖縄県の宮古島周辺でもマンタを見るチャンスはあります。
ただし、石垣島や久米島のように「ここに行けば必ず見られる」というマンタポイントは宮古島にはありません。
宮古島でマンタに遭遇できるかどうかは運次第と言えます。
しかし決して可能性はゼロではありません。
特に冬季には、水面近くでプランクトンを捕食しているマンタが目撃されています。
海面に浮かぶその巨大な姿はまさに圧巻ですよ。
マンタが見られるポイントが
発見されました!
2025年7月、地元の「宮古島美ら海連絡協議会」は、池間島西側の海域においてマンタが高確率で確認される海域があると発表しました。
この調査報告は、地域の漁業者やガイドの協力により、冬季(11月~3月)を中心にマンタが定期的に出現していることが裏付けられたものです。
宮古島ではこれまで「安定してマンタに会える場所」が確立されていなかったため、観光やエコツーリズムの新たな可能性として大きな注目を集めています。
今後、マンタウォッチングを組み込んだ自然体験ツアーが展開されていく可能性もあり、冬の宮古島観光に新しい魅力が加わることが期待されています。
マンタに会える時期
例年、11月~3月頃がマンタシーズンとされており、特に12月~3月の約4ヶ月間は高確率でマンタに出会えるシーズンです。
冬本番の2月はマンタ遭遇率が最も高い時期とされ、運が良ければ宮古島でマンタに出会えるかもしれません。
なぜ冬にマンタが現れやすいかというと、この季節、宮古島近海では深場から湧き上がる寒流に乗ってプランクトンが水面近くまで大量に運ばれてくるためです。
マンタはそれらのプランクトンを求めて海面近くに浮上し、ホバリングしながらゆったりと旋回して捕食します。
特に波の無い穏やかな日はプランクトンが表層に滞留しやすく、マンタも餌に夢中で水面近くに留まりやすいため絶好のチャンスと言えます。
なお、冬季の海に入る際は水温が20~22℃程度と低めである点にも留意が必要です。
気温も日中でも20℃前後、朝晩は15~17℃程度まで下がる日があります。
5mm程度の厚手のウェットスーツにフードベストを着用したり、ボートコートや防寒着を用意するなど、防寒対策を万全にして冬の海を楽しみましょう。
マンタを見る方法
宮古島でマンタに遭遇するためには、やはり現地のシュノーケリングツアーやダイビングツアーに参加するのが現実的です。
シュノーケリングでもダイビングでもチャンスはあり、それぞれ利点があります。
マンタを見る方法
①シュノーケリング
シュノーケリングはライセンス不要なので、初心者でも気軽に挑戦できます。
宮古島でも運が良ければシュノーケリング中にマンタに出会えることがあります。
特に冬(12~3月頃)はマンタ遭遇のチャンスが高い季節で、海が穏やかな日を選ぶとさらに確率が上がります。
初心者の方は安全のため、経験豊富なガイドと一緒のシュノーケリングツアーに参加するのがおすすめです。
マンタを見る方法
②ダイビング
ライセンスをお持ちの方は、美しい宮古島の海でダイビングをしながらマンタとの遭遇を狙えます。
宮古島では石垣島のようにマンタが集まるクリーニングステーション(定住ポイント)がまだ見つかっていないため、マンタとの出会いは偶然の要素が大きいです。
それでも冬場(12~3月頃)はプランクトンを追ってマンタが出現しやすく、ポイント次第では水中で遭遇できる可能性が高まります。
水中で巨大なマンタに遭遇できた瞬間の感動は格別で、その悠々と泳ぐ姿は一生の思い出になるでしょう。
宮古島でマンタに会える
スポット
宮古島周辺には、マンタとの遭遇が期待できる海域がいくつか点在しています。
ここでは、特に目撃情報が多く報告されている代表的なスポットをご紹介します。
池間島 西側海域
近年、地元の協議会によって、池間島の西側海域でマンタが高確率で見られる新たなスポットが発見されました。
11月〜3月の冬季を中心に、マンタが日常的に現れるとの報告があり、注目が集まっています。
このエリアは潮の流れも穏やかで、プランクトンが集まりやすい環境であることからマンタが集まってくると考えられています。
今後、正式なツアーが展開される可能性もあり、最新情報をチェックして訪れる価値の高いスポットです。
八重干瀬(やびじ)
宮古島北方の八重干瀬は、サンゴ礁が広がる美しい海域として知られており、運が良ければマンタにも出会える可能性があります。
ここでは特に透明度が高く、浅瀬でのシュノーケリング中に水面近くを泳ぐマンタの姿が確認されたこともあります。
生き物が豊富に集まるポイントのため、ウミガメや色とりどりの熱帯魚とも一緒に泳ぐことができます。
観光ツアーで訪れる機会も多いため、初心者にもおすすめのスポットです。
伊良部島・下地島周辺
伊良部島・下地島周辺は多くのダイビングポイントが密集する人気エリアで、マンタの目撃情報も複数あります。
洞窟やアーチなど地形の変化が豊富な海中環境で、回遊するマンタに遭遇するチャンスがあります。
ダイビング経験者であれば、深場に現れるマンタを間近に見られるかもしれません。
海況が良ければシュノーケリングツアーでも立ち寄ることがあり、期待を持って参加してみましょう。
宮古島南岸・東岸
宮古島の南岸や東海岸でも、時折マンタの目撃情報が報告されています。
特に風や潮の状況が穏やかな日には、水面近くに浮上してくるマンタを船上から見ることもあります。
観光クルーズやチャーターボートで沖合に出る際に、偶然遭遇する可能性があるエリアです。
明確なポイントは存在しませんが、潜在的な遭遇スポットとして覚えておくとよいでしょう。
来間大橋
宮古島海中公園付近
マンタは基本的に沖合で見られる生き物ですが、ごくまれに陸からも姿を見かけることがあります。
過去には来間大橋の下を悠々と泳ぐマンタが目撃された例や、港の近くで海面に浮上する姿が見られたこともあります。
また、宮古島海中公園の海中展望施設から水中を観察していたところ、運良くマンタが通り過ぎたという例もあります。
確率はかなり低いものの、海を眺めながら思わぬ出会いに期待するのも旅の醍醐味です。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字狩俣2511-1 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入園16:45) |
定休日 | 無休 |
電話 | 0980-74-6335 |
宮古島のおすすめ
アクティビティ5選
宮古島には、マンタ以外にも心を動かす魅力的なアクティビティがたくさんあります。
ここでは、PiPiが自信を持っておすすめする人気のアクティビティ5選をご紹介します。
世界有数の遭遇率!
ウミガメシュノーケリングツアー
宮古島の海でぜひ体験していただきたいのが、ウミガメとのシュノーケリングです。
透き通るような宮古ブルーの海で、野生のウミガメと一緒に泳げる感動は言葉になりません。
熱帯魚の群れや色とりどりのサンゴ礁も楽しめて、まさに海の中は天然の水族館!
初心者の方でもガイドが丁寧にサポートするので安心してご参加いただけます。
青の洞窟シュノーケリング&
洞窟探検ツアー
伊良部島の海岸に位置する通称「サファイアケイブ」は、太陽光の反射で洞窟内の海面が青く輝く幻想的なスポットです。
このツアーでは、シュノーケリングで無数の熱帯魚やサンゴを観察しつつ、海からしか入れない洞窟の奥深くまで冒険できます。
洞窟内では天窓から差し込む光が作り出す青のカーテンに思わず息を呑むことでしょう。
宮古島でしか体験できない非日常の世界を、ぜひ味わってみてください。
宮古ブルーとマングローブを満喫!
SUP/カヌークルージング
一度のツアーで宮古島の海とマングローブ林の両方を楽しみたい欲張りな方には、こちらのツアーがおすすめです。
透明度抜群のエメラルド色の海をSUP/カヌーでクルージングした後、亜熱帯ならではのマングローブ林へ漕ぎ進みます。
海上では立ったまま水面散歩を楽しみ、マングローブの川ではのんびりと自然観察ができる、一度で二度おいしいプランです。
SUPやカヌーは初心者でも安定性が高く、ガイドがコツを教えてくれるので安心して体験いただけます。
茜色の空に感動!
サンセットSUPツアー
宮古島の美しい夕陽を堪能したい方には、サンセットSUPツアーがおすすめです。
茜色に染まる空と海を眺めながら、静かなビーチ沖をSUPでクルージングします。
昼間とは違った穏やかな海の表情と、沈みゆく夕日が織りなすマジックアワーは感動的の一言。
SUPの上に立って見る水平線に沈む夕陽は、まるで自分だけの特等席にいるかのような特別な体験です。
神秘のパンプキン鍾乳洞&
カヤックツアー
宮古島で大人気のアクティビティが、パンプキン鍾乳洞探検ツアーです。
パンプキン鍾乳洞は、海からしか行けない洞窟の中に巨大なカボチャ形の鍾乳石があることからその名が付いた神秘的なスポット。
暗闇の中、岩に掴まりながら進むスリル満点の冒険が待っています。
非日常の洞窟探検は、大人も子供も夢中になること間違いなしです。
さいごに
宮古島でマンタに出会える可能性や、スポットついてご紹介してきました。
石垣島ほどマンタとの遭遇率は高くありませんが、冬の宮古島ではロマンあふれる出会いのチャンスが十分にあります。
万一マンタに出会えなくても、宮古島の海そのものが息をのむほど美しく、多種多様な生き物たちとの触れ合いがあなたを待っています。
さいごに、マンタなど野生生物と遭遇した際は決して追いかけたり触れたりせず、距離を保って見守るマナーを忘れないようにしましょう。
それでは、宮古島の海で皆さんが素敵な出会いと体験に恵まれますように!