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八重干瀬(やびじ)とは?宮古島からの行き方・ツアー料金・見どころ
みなさんこんにちは!
宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です!
宮古島といえば、透き通る海と白い砂浜が有名ですが、そのさらに沖合に想像を超える絶景が広がるスポットがあるのをご存じでしょうか?
それが「八重干瀬(やびじ)」と呼ばれる国内最大級のサンゴ礁群です。
今回は、この八重干瀬の魅力や行き方、ツアーの選び方を宮古島在住スタッフが徹底解説します!
目次
国内最大級の卓状サンゴ礁群 八重干瀬(やびじ)とは

八重干瀬(やびじ)は、池間島の北方の海に広がる国内最大級の卓状サンゴ礁群です。
2013年に国の名勝及び天然記念物に指定され、大小100以上のリーフが集まっています。
文化庁によると、我が国最大の卓状のサンゴ礁群として重要で、天然記念物のサンゴ礁群としては初めての指定です(出典:文化遺産オンライン)。
大潮の干潮時には、海中のサンゴ礁が海面に姿を現すため、別名「幻の大陸」とも呼ばれ、宮古島屈指のダイビング、シュノーケリングスポットとなっています。
透明度の高い海に色とりどりのサンゴが広がる景色は、八重干瀬ならではの魅力です。
八重干瀬(やびじ)の名前の由来とは

八重干瀬と書いて「やびじ」と読みます。
地域によって「やぴし」などとも呼ばれてきましたが、1999年に池間島で使われてきた「やびじ」に呼び方が統一されました。
名前の由来には、「8つの干瀬(サンゴ礁)からなる」という説と、「干瀬がいくつも重なっている」という説があるとされています(出典:宮古島市)。
八重干瀬(やびじ)はどこにある?

八重干瀬(やびじ)は、宮古島の北にある池間島の、さらに北方の海に広がっています。
宮古島市によると、東西約16.8km・南北約14.5kmの範囲に、大小100余りのリーフが散らばっています(出典:宮古島市)。
「日本のグレートバリアリーフ」とも呼ばれ、色とりどりのサンゴ礁に無数の熱帯魚が群がるポイントが多数あります。
まるで海中を彩る竜宮城のような場所といえるでしょう。
八重干瀬への行き方とツアーの選び方

八重干瀬は沖合にあるため、船で向かうツアーに参加して行くのが一般的です。
ツアーによって出港地や船の所要時間、年齢の条件が違うので、予約する前に確認しておきましょう。
ここでは、出港地ごとの所要時間とおすすめのツアー、ベストシーズンを紹介します。
出港地ごとの船の所要時間

八重干瀬へのツアーは、池間島の港から出るものが多く、船の時間がいちばん短いです。
宮古島観光協会によると、宮古空港から池間大橋までは車で約35分(出典:宮古島観光協会)、池間港から八重干瀬までは船で約20分です(出典:宮古島観光協会)。
伊良部島や宮古島の平良から出るツアーもあり、出港地によって船に乗る時間が変わります。
| 出港地 | 八重干瀬までの船の時間 | こんな人におすすめ |
| 池間島(池間漁港など) | 約15〜30分 | 船酔いが心配な人・海で長く遊びたい人 |
| 伊良部島(渡口港など) | 約40分 | 伊良部島・下地島に泊まる人 |
| 宮古島・平良(トゥリバーマリーナなど) | 約50分 | 市街地に泊まる人・貸切チャーターで行きたい人 |
当日の海の状況で出港する港やポイントが変わることもあるので、集合場所と時間は予約後の案内を必ず確認しましょう。
八重干瀬のおすすめツアー3選

八重干瀬のシュノーケリングツアーは、約3〜5時間で1人1万〜1万6千円ほどのプランが多いです。
年齢の上限を60歳や65歳に設定しているツアーが多く、条件はツアーによって異なります。
ここでは、八重干瀬のツアーから、出港地や時間の違う3つを紹介します。
| ツアー | 料金(1名) | 出港地 | 所要時間 | 年齢 |
| ①ベテランガイドの八重干瀬シュノーケリング | 12,000円 | 池間島 | 約3時間 | 6〜65歳 |
| ②少人数制のんびり八重干瀬シュノーケル | 16,000円 | 池間島 | 約5時間 | 6〜65歳 |
| ③最大30名乗船の八重干瀬シュノーケリング | 大人15,000円 小人8,000円 |
伊良部島(渡口港) | 約4時間 | 6〜60歳 |
※料金・条件は変わることがあるので、予約前に各プランのページで確認してください。
①は、池間島から約20分で八重干瀬に向かう、口コミ148件の人気プランです。
基本は2つのポイントを巡り、シュノーケルセットやライフジャケットは無料で借りられます。
②は、船長の手作りランチ付きで、お昼休憩を含めて3〜4ポイントを巡る約5時間のプランです。
参加は最大12名の少人数制で、開催は3月〜10月です。
③は、伊良部島の渡口港に集合し、船で約40分かけて八重干瀬へ向かうプランです。
ドローン映像と水中映像のプレゼント付きで、6〜11歳は小人料金で参加できます。
ほかにも、貸切チャーターや体験ダイビングなど、八重干瀬のツアーはいろいろあります。
宮古島では、ダイビングやシュノーケリングの参加者に1人1日500円の「美ら海協力金」への協力がお願いされていて、サンゴの保全などに役立てられています(出典:宮古島美ら海連絡協議会)。
ベストシーズンと時期の目安

八重干瀬に行くなら、海が穏やかな日が多い春から夏がベストシーズンです。
冬は北風が強く海が荒れやすいため、ツアーが中止になることが多くなります。
| 時期 | 海の様子 | ツアー |
| 春(3〜5月) | 北風がおさまり、穏やかな日が増える | ◎ 3月から開催するツアーが増える |
| 夏(6〜8月) | 水温が高く、いちばん泳ぎやすい | ◎ ベストシーズン。台風が近づくと中止 |
| 秋(9〜10月) | 水温は高いが、台風が来ることもある | ○ 10月末で終わるツアーもある |
| 冬(11〜2月) | 北風が強く、海が荒れやすい | △ 中止が多い |
宮古島観光協会も、北風の吹く冬期は八重干瀬のツアーが開催されていないと案内しています(出典:宮古島観光協会)。
冬に行きたい場合は、開催状況をツアー会社に問い合わせてから予定を立てましょう。
船酔い対策と持ち物

船に乗る時間が長くなるので、船酔いが心配な方は酔い止めを事前に飲んでおくと安心です。
前日の寝不足や飲みすぎ、空腹や食べすぎも船酔いの原因になるので気をつけましょう。
ツアーではシュノーケルセットを借りられることが多く、持ち物は水着とタオル、日焼け止め、飲み物があれば十分です。
八重干瀬(やびじ)でできるおすすめアクティビティ

国内最大級の卓状サンゴ礁群として知られる八重干瀬(やびじ)は、シュノーケリングやダイビングで楽しめます。
そんな透明度の高い八重干瀬(やびじ)の海を泳いでみませんか?
ここでは、八重干瀬(やびじ)でおすすめのアクティビティをご紹介します。
八重干瀬(やびじ)シュノーケリング

八重干瀬(やびじ)を初心者でも楽しむためのアクティビティといえば、シュノーケリングです。
浅瀬にもたくさんのサンゴ礁が生育しており、干潮時には海中のサンゴ礁があちらこちらの海面に姿を現すほどです。
浅瀬のサンゴに太陽の光が当たり、色とりどりのサンゴをクリアな状態で楽しめます。
ツアーに参加すればシュノーケルやゴーグルの貸し出しもあるので、ほとんど手ぶらで海中の素晴らしい世界を堪能できます。

八重干瀬(やびじ)ダイビング

シュノーケリングより、ディープに八重干瀬を体感したいのであれば、ダイビングがおすすめです。
ダイビングであればシュノーケリングより深く潜ることができるので、サンゴの群生地をじっくり観察できます。
岩場の裏側などの地形も楽しみたい方や、サンゴ礁をより身近に楽しみたい方には断然ダイビングがおすすめです。

サンゴ礁の外側は潮の流れが速いため、ダイビングに慣れた人向けのエリアです。
大型の回遊魚に出会えることもあり、ダイバーにとって魅力的なポイントがたくさんあります。
八重干瀬(やびじ)で出会える海の生き物

八重干瀬(やびじ)は、サンゴ礁だけではなく数多くの海洋生物が暮らしています。
ここでは、八重干瀬(やびじ)で出会えることがある生き物についてご紹介します。
ウミガメ

宮古島に来たらウミガメを見たいですよね!
ウミガメは八重干瀬(やびじ)でも見られることがありますが、宮古島周辺のビーチでも出会えます。
宮古島に来たら、ウミガメと一緒に泳いでみましょう!
ミーバイ

ミーバイは、沖縄でハタの仲間の魚をまとめて呼ぶ名前です。
なかでもアカジンミーバイは沖縄の三大高級魚の1つに数えられる魚です。
ミーバイの仲間はサンゴ礁の近くで暮らしているので、八重干瀬(やびじ)でも見られることがあります。
チョウチョウウオ

チョウチョウウオは、手のひらくらいの大きさの熱帯魚です。
熱帯魚を見たことがある方なら、大抵の方がこの魚も見たことがあるというくらいメジャーな魚と言えるでしょう。
サンゴ礁の中をヒラヒラと泳ぐ姿がまるで蝶のように見えたことから、この名がついたと言われています。
スズメダイ

スズメダイの仲間は、サンゴ礁の周りで群れになって泳ぐ小さな魚です。
青や黄色など色鮮やかな種類が多く、サンゴの上をひらひらと泳ぐ姿は八重干瀬の海を彩る存在です。
クマノミ

映画で人気者となったカクレクマノミの仲間です。
綺麗なオレンジ色と白い帯で、イソギンチャクの中からときどき顔を出す姿がとても愛らしい魚です。
体を左右に振りながら泳ぐ姿に、きっとあなたも癒されることでしょう。
ロウニンアジ

ロウニンアジは、アジの仲間の中でも特に大きくなる魚です。
名前の由来は、一匹で悠々と泳ぐ姿が武士の浪人に似ていることから来ているといわれています。
サンゴ礁の外側など水深がやや深い場所で見られることが多く、ダイビングで出会えると嬉しい魚です。
八重干瀬(やびじ)のおすすめスポット

八重干瀬(やびじ)には大小100以上のリーフがあり、それぞれに昔からの名前がつけられています。
宮古島市によると、地形や漁場の特徴にちなんだ方言の地名が140余りつけられています(出典:宮古島市)。
ここでは、八重干瀬(やびじ)のツアーでよく訪れるポイントをご紹介します。
どのポイントに行くかは、当日の海の状況によってツアー会社が決めます。
ドゥ

ドゥは、八重干瀬の中でも大きなリーフとして知られるポイントです。
クマノミやスズメダイの仲間など色とりどりの魚が暮らしていて、まさに水中の楽園です。
サスン

サスンは、ほかのポイントに比べて浅い場所にサンゴが広がるポイントです。
シュノーケリングでも、手を伸ばせば届きそうなほど近くでサンゴや熱帯魚を見ることができます(サンゴには触れないようにしましょう)。
ユラビジ

たくさんの種類の熱帯魚を見たいときに人気のポイントがユラビジです。
シュノーケリングだけではなく、ダイビングのスポットとしても人気があります。
時には大きな群れを成している魚と遭遇することもあり、目の前の光景に圧倒されることでしょう。
イフ

イフは、八重干瀬の中でも少し変わったポイントです。
サンゴよりも浅瀬の砂地が広がり、太陽の光が海底で反射して美しいエメラルドブルーを作り出します。
キジャカ

キジャカは、池間島から近い場所にあるサンゴ礁です。
沖縄県の調査でも、サンゴがよく育っている場所の1つとして報告されています。
広い範囲にサンゴが広がり、魚たちが優雅に泳ぐ姿を見られる人気のポイントです。
八重干瀬を守るためのルール

八重干瀬のサンゴは、長い年月をかけて育ってきた大切な自然です。
宮古島の漁協や事業者でつくる協議会は、サンゴを守りながら海を楽しむためのルールを定めています。
①サンゴに触れたり、サンゴの上に立ったりしない
②ウェットスーツかライフジャケットを着用する
③サンゴに優しいタイプの日焼け止めを使う
④生き物を追いかけたり、餌付けをしたりしない
⑤浅い場所では長いフィンを使わない
以前は八重干瀬に上陸するイベントもありましたが、現在はツアーで上陸することはできません。
環境省も2022年に、八重干瀬を含む宮古島沿岸海域を国定公園の新規指定候補地に選んでいて(出典:環境省)、みんなで守っていきたい海です。
八重干瀬(やびじ)以外でおすすめのアクティビティ5選

八重干瀬(やびじ)には船で向かうため、船酔いが心配な方もいるのではないでしょうか?
ここでは、船に乗らなくても楽しめるおすすめアクティビティ5選をご紹介します。
①宮古島完全制覇ツアー(SUP×シュノーケル×ケイビング×カヌー)

宮古島の人気のアクティビティを詰め込んだツアーが、宮古島完全制覇ツアーです。
SUP・シュノーケリング・ケイビング・カヌーが1日で制覇できるプランで、滞在期間が短い方でも宮古島を満喫できます。
所要時間は約7時間、対象年齢は7〜59歳です。
②絶景ビーチSUP/カヌー

宮古島の透明度の高いエメラルドブルーの海を、SUPやカヌーで楽しめるツアーです。
どちらもインストラクターのレクチャーを受けてから乗るので、初心者でも安心して参加できます。
所要時間は約2時間で、対象年齢はSUPが3〜59歳、カヌーが3〜65歳です。
③観光周遊フォトツアー

伊良部島の絶景を地元ガイドと巡る観光周遊フォトツアーは、渡口の浜や通り池、17ENDなど、思わずシャッターを切りたくなる絶景スポットが満載です。
宮古島・来間島のホテルまで送迎があり、所要時間は約3時間、対象年齢は2〜75歳です。
④サンセットSUP/カヌー

宮古島の夕暮れ、海面が茜色に染まる絶景をSUPやカヌーでゆったり楽しめるツアーです。
写真撮影や必要な備品も無料で用意しているので、手ぶらで気軽に参加できます。
所要時間は約1.5時間です。
⑤星空&ジャングルナイトツアー

人工の光が少ない宮古島での星空観察や、亜熱帯のジャングルを散策するナイトツアーです。
ガイドと一緒に、夜行性の生き物や満天の星空を観察できます。
所要時間は約2時間、対象年齢は3〜65歳です。
八重干瀬(やびじ)に関するよくある質問
1999年に、池間島で使われてきた「やびじ」に呼び方が統一されました。
池間島などの港から出るツアーが多いので、集合場所と時間を確認して予約しましょう。
健康状態についての条件もあるので、予約前に各ツアーの参加条件を確認しましょう。
冬は北風が強く、ツアーが中止になることが多い時期です。
泳ぎに不安がある方は、予約のときにツアー会社へ相談しておくと安心です。
ウミガメに会いたい方は、宮古島のビーチから参加できるウミガメシュノーケリングもおすすめです。
さいごに
宮古島の八重干瀬(やびじ)についてご紹介しました。
国内最大級の卓状サンゴ礁群である八重干瀬(やびじ)には、さまざまな魚やサンゴが暮らしていて、多くの魅力を秘めています。
宮古島を訪れた際には、ぜひツアーを利用して八重干瀬(やびじ)まで足を延ばしてみてください。
宮古島旅行の最高の思い出の1つになること間違いなしです。