現地コラム
COLUMN
宮古島にはハブがいない?驚きの理由について現地スタッフが徹底解説!
みなさんこんにちは!
宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です!
沖縄と言えば、沖縄ならではの植物や生き物を想像するときもあるでしょう。
そのなかで、沖縄地域で危険と言われているハブをご存じでしょうか。毒を持つハブは、嚙まれると非常に危険です。
ですが、実は沖縄県の宮古島ではハブがいないと言われています。そこで、今回は宮古島のハブについてまとめました。
「宮古島にハブがいるのかどうか、知りたい!」などの方におすすめの記事です!
目次
宮古島にハブがいないって
本当?
沖縄県というと、ハブがいるというイメージがある方も多いかもしれません。それならば、沖縄県の人気観光地である宮古島にも、当然ながらハブがいると思う方も少なくないでしょう。
しかし、宮古島にはハブがいないと言われています。
今回は、宮古島にはハブがいないという話は本当なのかという点について見ていきましょう。
過去に一度だけ発見されたことも
ハブがいないと言われている宮古島ですが、2013年に1度ハブが発見されています。偶然に男性が見つけ、その男性が「ハブではないか?」と考え、ハブをペットボトルに入れて、保健所に持ち込みました。
そのおかげで、怪我人が出ることもなく大事にはなりませんでした。このハブが発見された場所が平良港の近くだったこともあり、貨物について入ってきたのではないかと噂になりました。
また、誰かがハブを持ち込んだのではないかという憶測も出たようです。しかし、結局のところハブが発見された理由の真相は分かっていません。
宮古島にハブがいない
理由とは?
宮古島にハブがいない理由が気になる方もいるでしょう。
続いては、宮古島にハブがいない理由についてご紹介いたします。
宮古島の土壌はアルカリ性だから
宮古島にハブがいないのは、宮古島の土壌がアルカリ性だからという説があります。
宮古島は、サンゴが隆起してできた島であり、石灰を多く含むアルカリ性の土壌となっています。
ハブは、アルカリ性を苦手とする生き物であるため、生息しにくく、繁殖しなかったものと考えられるでしょう。
地殻変動で海に水没した際に絶滅した
地殻変動で海に水没した際に、ハブが絶滅したという説もあります。宮古島などを含む沖縄県は、太古の昔は大陸と陸続きでした。
しかし、地殻変動により海面が上昇した際、標高が低い宮古島は水没してしまいます。水没した際に、宮古島にいたハブは生き残れなかったのです。それから数万年にわたって、サンゴの隆起や海面の下降があり、宮古島は今の地図の形になりました。
ただ、陸続きでなければハブは移動できません。そのため、大陸と離れた宮古島からは、ハブがいなくなったといわれています。
宮古島で
もしハブに噛まれたら?
沖縄滞在中にハブに噛まれることがないとは言い切れません。
では、もしハブに噛まれたならどういった対処法を取れば良いのでしょうか。
続いては、ハブに噛まれた時の対処法について解説いたします。
ハブかどうか確かめる
もしも宮古島で何かに噛まれてしまっても、慌ててはいけません。噛まれた時には、まず何に噛まれたかを確認しましょう。
沖縄県以外から旅行で訪れる場合には、身近では無い存在であることからハブの特徴などは知らないという方もいるかもしれません。
噛んだのがハブであれば、牙の痕が通常2本あります。そして、噛まれてから数分後には腫れてきて、酷い痛みを伴うのです。
ただし、場合によっては、牙の痕が1本ないし3、4本ということもあるため、注意が必要です。宮古島などの沖縄を訪れるなら、前もってハブがどういった生物なのかを調べておきましょう。
布で緩く縛る
不慣れな土地では、病院に行くまでに時間がかかる場合もあるかもしれません。その場合には、包帯やネクタイなどといった帯状の幅の広い布を使い、指が1本通る程度に緩く縛ってください。
血の流れを減らす程度に緩く縛ること、15分に1回は緩めることがポイントです。なお、布で縛る際には、細いヒモなどで強く縛ることはNGです。
もし細い紐などで強く縛った場合には、血流が止まり、逆効果になる恐れもあります。
医療機関へ受診する
ハブに噛まれた時には、すぐに大声で助けを呼び、医療機関を受診することが大事です。走ってしまうと毒の回りが早くなるため、車で病院に運んでもらうか、ゆっくりと歩いて行く必要があることを覚えておきましょう。
また、前もって病院に電話連絡をしておくことで、スムーズに受診することができる可能性があります。
病院側も、スピーディーに血清などの治療の準備をすることができるのです。
宮古島のおすすめ
アクティビティ5選
ハブに遭遇する確率が低い宮古島では、アクティビティを思う存分楽しむことができるでしょう。
では、宮古島ではどういったアクティビティがおすすめなのでしょうか。
ここからは、宮古島のおすすめアクティビティについてご紹介いたします。
宮古島のおすすめアクティビティ5選
①絶景ビーチSUP/カヌー
宮古島をエンジョイするなら、日中にSUPもしくはカヌーにチャレンジするのはいかがでしょうか。サーフボードの上に乗り、パドルを漕いで海や川などを進む新感覚アクティビティがSUPです。
おしゃれなアクティビティとして、若い女性を中心に人気を集めています。ボードの上に座ることや寝転ぶことなど、様々な楽しみ方ができるという魅力があります。
また、SUPのツアーに参加すれば、丁寧なレクチャーを受けることもできるでしょう。
そして、ライフジャケットを着用し、リーシュコードも装着するため、安全も確保できます。
リーシュコードとは水に落ちてもSUPボードと体が離れないようにするために、足に装着する安全具です。
ちなみに、下腹部の腹筋を引き締めながら、肩の力を抜き遠くの方向を見つめながら漕ぐことが、ボードの上で上手に立つコツです。
宮古島のおすすめアクティビティ5選
②ウミガメシュノーケリング×
パンプキン鍾乳洞探検
ウミガメシュノーケリング×パンプキン鍾乳洞探検も、宮古島のおすすめのアクティビティです。
宮古島は、世界でも有数のウミガメ遭遇率が高い地域で、ウミガメシュノーケリングとパンプキン鍾乳洞探検を、1日で堪能できるです!
宮古島の綺麗な海でシュノーケリングをするなら、優雅に泳ぐウミガメにも出会える可能性があります。
そして、シュノーケリングを満喫した後には、カボチャの形をしたパンプキン鍾乳洞で冒険をしてみましょう。
パンプキン鍾乳洞までは、カヌーでの移動となります。
パンプキン鍾乳洞は神聖な場所であるため、現在は入り口のみ撮影が可能となっています。
宮古島のおすすめアクティビティ5選
③プレミアムプラン
プレミアムプランとは、宮古島ツアーズが定めている特定の条件を全て満たしたおすすめのプランを指します。
海で行うアクティビティについても、専用の防水カメラで撮影してもらえることから、映える写真を残すことが可能です。
また、通常プランは1週間前からキャンセル料が発生しますが、プレミアムプランでは、参加日の前日午後6時までに連絡することでキャンセル料が発生しません。
そのため、急なスケジュールの変更にも柔軟に対応してもらうことができます。さらに、プレミアムプランでは、前日あるいは当日の予約も可能となっています。
ノープランで宮古島に来た方や、急遽時間ができたため何かしたいという方におすすめです。アクティビティに最低限必要となるウェットスーツやシュノーケルといった装備のレンタル料がかからないのも嬉しいポイントです。
宮古島のおすすめアクティビティ5選
④サンセットSUP/カヌー
SUPあるいはカヌーで、宮古島の美しいサンセットを海の上で眺められるツアーもあります。
このツアーは短時間で堪能できるため、旅行中の少し空いた時間でも楽しむことが可能です。
また、ツアーは時期に合わせてスタート時間を調整するため、ちょうど良いタイミングでサンセットを眺められる可能性が高くなるのです。
ボードの上に寝そべりながら夕日を見るというのも一案といえるでしょう。
宮古島の海の上で、非日常な体験をしてみてはいかがでしょうか?
宮古島のおすすめアクティビティ5選
⑤星空&ジャングルナイトツアー
宮古島に宿泊される方のみが体験できる特別感のあるツアーが、ナイトツアーです。
日中とは異なる、宮古島の夜の島時間を堪能できるツアーとなっています。
例えば、亜熱帯気候に生息する夜行性の生物が活動する時間帯に、ウォーキングを行いながらジャングルを散策するというものがあります。
ジャングルで探索中に、上を見上げると綺麗な星空などを観察することもできるでしょう。
また、カヌーで夜の海をクルージングできるタイプもあります。
宮古島でのナイトツアーでは、夜行性のフクロウ・リュウキュウコノハズクや、ヤシガニなどに出会えるかもしれません。
さいごに
宮古島にハブがいないとされるのは、宮古島がアルカリ性の土壌だからという説が有力です。また、 地殻変動で海に水没した際に絶滅したという説もあります。
もしもハブに噛まれたなら、噛まれた相手が本当にハブなのかを確認してください。
そして、すぐに医療機関を受診することが大切です。もし病院に行くまでに時間がかかる場合は、布などで緩く患部を縛ることで応急処置しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!