現地コラム

COLUMN

宮古島の行き方・アクセス

2021-01-13 02:30

宮古島とは

ビーチ
宮古島は、伊良部島や下地島など8つの島からなる宮古諸島の中心の島です。

伊良部島や池間島、来間島は、宮古島から橋で渡ることができます。

そのため、観光やレジャーを目的とした旅行者が多く訪れ、年間で35万人ほどの方が宮古諸島にやってきているのです。

サンゴ礁の綺麗な海やマングローブの林など、豊かな自然がそのまま残っていて、そうした自然を堪能できる離島となっています。

素敵なリゾート地である宮古島ですが、気になるのは行き方についてでしょう。

そこで今回は、宮古島へのアクセス方法について見ていきたいと思います。

 

宮古島への行き方・アクセス

伊良部大橋

かつては、那覇から宮古島まで『飛龍21』というフェリーが運行されていました。

しかし、2008年6月で運行が中止となってしまい、現在は運行されていません。

そのため、宮古島に行くなら空路を使ったアクセスのみになります。

 

宮古島への交通手段は飛行機のみ

前述のように、フェリーが廃止となっていることから宮古島へのアクセスが飛行機のみとなっています。

ここで、飛行機での宮古島に行く方法について見ていきましょう。

 

首都圏からの直行便はあるの?

いらすとや 日本

国内の各エリアから行ける直行便があると大変便利ではないでしょうか。

首都圏から行ける宮古島への直行便について迫っていきたいと思います。

関東エリアから

いらすとや 関東

 

関東から行きたいなら、羽田空港からのアクセスが便利で、宮古島までの所要時間は片道で180分です。

片道の費用は、早期予約割引でJALとANAどちらとも約2万円からとなっています。

普通運賃になると、JALは約6万3千円であり、ANAは約5万8千円です。

ちなみに、羽田空港からの直行便は、JALだと早い時間で、ANAは昼が出発時刻になります。

宮古島からの帰りの直行便は、JALは午後7時半頃となっていて、ANAなら午後3時半頃です。

ゆとりを持って出発して、早めに帰ろうと考えるならANAで往復する方法もありますし、宮古島に到着してから長く遊びたいならJALを使うといったように目的に応じて使い分けると良いでしょう。

また、料金を安くしたい場合には、直行便を利用するよりも那覇まではLCCを使い、那覇からJALかANAを利用するか、到着を下地島空港にすると羽田からスカイマークの直行便があります。

 

関西エリアから

いらすとや 近畿

大阪などの関西から宮古島を訪れるなら、関西国際空港からの飛行機が便利です。

ANAやジェットスターが宮古島までの便を運行していて、約2時間半で到着できるでしょう。

ANAでの早割だと2万円ほどで予約可能ですが、正規料金は片道で6万円ほどになります。

ちなみに、ANAの直行便だと夏場のピーク時には90%という搭乗率となる可能性があるので、早めの予約がおすすめです。

ジェットスターの場合は、冬期間は運休となり年末年始のみの運行となっています。

関西国際空港出発で下地島空港への到着の便があり、月曜日と水曜日、金曜日、日曜日のみ1往復(夏休みの間は1日1往復)というダイヤです。

また、2020年10月25日より神戸空港から下地島空港までスカイマークが運行するようになりました。

それを利用する場合、神戸を午前10時40分に出発すると、下地島空港には午後1時20分頃に到着できるでしょう。

そのため、関西から宮古島へのフライトが、今後ますます便利になるものと考えられます。

なお、伊丹空港もありますが、こちらの空港からは宮古島への直行便は就航しておらず、那覇空港を経由して訪れる必要があります。

また、伊丹空港から那覇空港まではLCCが飛んでいないので、JALもしくはANAを利用しましょう。

ですが、那覇空港を経由していく手段だと割高になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

 

中部エリアから

いらすとや 中部

中部エリアから宮古島を訪れるなら、愛知県常滑市に所在する中部国際空港からのフライトが便利です。

例えば中部国際空港を午前11時15分に出発したら宮古空港に午後2時5分に到着できるので、フライト時間は2時間50分程度です。

料金は、約3万2千円ほどかかるでしょう。

ただ、2万円台の場合もあり、時期により金額は変動するので、その都度確認するのが大事です。

 

九州エリアから

いらすとや 九州

九州エリアからの場合、福岡空港から宮古空港に向けた直行便はありません。

しかし、那覇を経由して乗り継いでいくことは可能です。

例えば、ピーチと日本トランスオーシャン航空を利用した場合には、午前10時半出発だと午後3時20分に到着できるでしょう。

また、ANAの場合は、午後6時に福岡空港を出発し、午後9時半に宮古空港に到着できます。

 

宮古島には空港が2つある

宮古島には、宮古空港の他にも下地島空港があり、2つの空港を利用することが可能です。

最後に、これらの空港のご紹介をしたいと思います。

宮古空港

宮古空港

宮古空港は、沖縄県の中では那覇空港や新石垣空港の次に乗降客数が多い空港です。

2020年は、JALグループの日本トランスオーシャンと琉球エアーコミューター、そしてANAの3社が宮古島空港へと就航しています。

ターミナルビルの1階と2階にチェックインカウンターがあり、1階には到着ロビー、2階に出発ロビーがあるのが特徴です。

2階には売店やレストランもあるため、フライトの時間まで楽しいひと時を過ごせます。

さらに、3階の送迎デッキでは、お見送りをすることも可能です。

2017年5月の段階では宮古島から6路線が運行されていて、本州からだと羽田空港や関西国際空港、中部国際空港からの便があります。

そして、沖縄の各地からだと、那覇や石垣島、多良間島からの便があります。

 

下地島空港

下地空港
下地島空港は、2019年3月に開業した宮古島の2番目の空港であり、下地島の西側に位置しているのが特徴です。

下地島と宮古島は橋で繋がっていて、下地島空港から宮古島の市街地までは、路線バスが運行されています。

それに、レンタカーのカウンターやタクシー乗り場もあるため、非常に便利です。

市街地までは、車だと30分程度で到着できるでしょう。

駐車場は、午前6時から午後10時まで営業をしていて、無料で利用できるうえに日を跨いで駐車することも可能です。

 

まとめ

今回は、宮古島へのアクセス方法についてご紹介しました。

宮古島は沖縄にある海の綺麗なリゾート地です。

沖縄の離島であるため訪れるとなるとアクセスが気になるところですが、空路が便利になっています。

羽田空港や関西国際空港、中部国際空港からであれば、乗り継ぎなしの直行便を利用することもできるため、待ち時間を気にする必要もありません。

さらに、神戸空港から下地島空港までの直行便もスタートするので、関西の方も訪れやすくなるでしょう。

最後までご覧頂き誠にありがとうございました。