宮古島の通り池とは？神秘的なスポットと呼ばれる通り池の行き方などを現地スタッフが徹底解説！

みなさんこんにちは！

 

宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です！

 

実は宮古島にはたくさんのパワースポットがあることはご存知ですか。

 

今回はパワースポットの一つ海と繋がっている池、通り池にいついて現地在住スタッフがご紹介します。

 

宮古島の通り池とは？

通り池とは、宮古島の伊良部島から下地島まで陸路で渡った西側にある観光スポットです。

 

また、国指定の天然記念物であり、名勝地としても有名で貴重な文化財です。

 

名勝地であることから、美しい光景はもちろん、日本有数のダイビングスポットでもあります。

 

通り池のダイビングコースは、プロでさえも難関のダイビングコースとなっており、たどり着いた際には大変珍しく神秘的な光景が広がっているといわれています。

 

通り池の魅力

恋愛成就や夫婦円満のご利益があるとされている場所でもあり、パワースポットとしても名が知れています。

 

ダイビングスポットとして、海中からでも地上からでも楽しむことができる通り池ですが、魅力の1つに色の変化もあります。

 

含まれている成分や池の位置する地形によって、海中から見なくても地上から青のグラデーションや緑色に近い美しい色を見ることが可能です。

 

潮位によって変わる水色

通り池は、周りの海に面しており、外の海と海中で繋がっています。

 

そのため、海の潮の満ち引きによる影響を受けやすい状況です。

 

通り池の水色は、水深や水温・塩分の濃度などによって変化する仕組みがあり、さまざまな海の潮の変化を受けて、水の色が違って見えます。

 

水温の境界線で青と緑の2色にくっきりと分かれる箇所や深い紺色・深い緑色に近い色・赤っぽい色まで、さまざまな色に変化して見えます。

 

通り池の伝説

通り池には、美しい自然の魅力とともに、主に2つの伝説が伝わっています。

 

あくまでも伝説であるため信憑性は不確かですが、それだけ昔から通り池に関心が寄せられていたといえるでしょう。

 

そこでここからは、人魚伝説と継子伝説についてご紹介いたします。

 

①人魚伝説

人魚伝説は、別名ユナイタマ伝説ともいいます。

 

昔あった集落に漁師がおり、漁をしている最中に人間よりも大きく、まるで人魚のような魚であるユナイタマが漁れました。

 

ユナイタマは大変珍しい魚だったため、漁師はとても喜び2つに切って、1つは自分の家で、もう1つは隣の家に分けて食べました。

すると、ユナイタマは海から呼ばれた声に応えて、漁師に食べられて帰れないと海に助けを求めたのです。

 

その後に、ユナイタマを捕らえた家の集落には大きな波が3度も押し寄せ、ユナイタマは波に乗って海へ帰りました。

 

大きな波の後には、ユナイタマを食べた漁師の家とその隣家の場所に穴が開き、そこが池になったという話です。

 

②継子伝説

継子伝説とは昔、ある家に新しく嫁いだ女と、嫁いだ先の継子（先妻との子供）とにまつわる伝説です。

 

その家には前の妻が残した子ども（継子）がおり、やがて自分の子どもが生まれると、継子を疎ましく思うようになりました。

 

ある日、我が子と継子と一緒に通り池に出かけた女は、我が子を滑り落ちにくいゴツゴツした場所に寝かせ、継子を滑り落ちやすいツルツルした場所に寝かせたのです。

しかし、夜中に継子はゴツゴツして寝られないという弟と、場所を変わってしまいます。

 

場所が入れ替わっていることを知らない女は、ツルツルした場所に寝ている我が子を池に突き落とし、ゴツゴツした場所にいた子をおぶって帰路につきました。

 

女はやがて目を覚ました継子に、弟はどこへ行ったのかと聞かれて、自分の子を池に突き落としたことに気づき、ショックのあまり自分も池に身を投げてしまったという話です。

 

宮古島の通り池の詳細情報

通り池は、大小2つの池で構成されたもので、これらの池は地下の水中で繋がっており、また地下洞窟を通して外の海と通り池も繋がっています。

 

通り池の2つに並んだ池は、海側の大きい池が直径75m・水深45mで、陸側の小さい池が直径55m・水深25mです。

 

通り池は、もともと鍾乳洞であった天井部分が波の侵食により陥没して、現在の形に至るといわれています。

 

また、通り池には多種多様な魚が生息しており、ネブリブカというサメの一種やイソマグロ・ナポレオンフィッシュというユニークな形をした魚に出会うこともできます。

 

通り池の周辺設備情報

通り池へのアクセスは車が主流ですので、駐車場は大型バスも駐車可能な程度に広く設けられています。

 

通り池では、バリアフリー設備が整っており、車椅子で訪れる方でも安心の場所です。

 

道は、通り池までの遊歩道や入口も平らに整備されています。

 

通り池までの行き方

通り池は、宮古空港から車で30分ほどで、下地空港から車で10分ほどの位置です。

 

隣接した伊良部島から下地島空港の滑走路沿いに進むと、入口には通り池と書かれた大きな石像があります。

 

駐車場まで着くと、看板横の遊歩道へと向かい、道なりにまっすぐ歩いて行きます。

 

5分ほどで通り池を見渡せる展望台が見えてきますので、ここまで進むと到着です。

 

宮古島の通り池では
何ができる？

宮古島の通り池は、素晴らしい景色とパワースポットとしても人気であり、見て感じて楽しむことができる場所です。

 

パワースポットの他にも、通り池内や付近で楽しめるアクティビティなどもあります。

 

ダイビングをはじめとするマリンスポーツを楽しみ、同時に通り池の展望所から景色を眺めて景色を楽しむこともできます。

 

通り池付近でできるアクティビティ

通り池で体験できるアクティビティの代表的なものには、ダイビングがあります。

 

しかし、通り池の周りにはシュノーケリングやカヌーなど、その他のアクティビティをきれいな海に囲まれながら行うことができる場所もあります。

 

宮古島でたくさんのアクティビティを体験しながら過ごしたいという方には、通り池周辺に滞在してみると良いでしょう。

 

宮古島でも有名なダイビングスポット

豊かな自然が広がる宮古島は、日本でも有数のダイビングスポットですが、通り池は、そんな宮古島の中でも有名なダイビングスポットです。

 

通り池の水深は深いところで50メートルほどあり、それゆえに、ダイビングスポットとしての難易度は高くなっています。

 

しかし、潜水するとさまざまな水中動物や水深ごとに色を変える神秘的な光景を目にすることができます。

 

通り池周辺の観光スポット

通り池の他に、周辺にいくつかの有名な観光スポットも存在します。

 

通り池を目的にやってきた方は、周辺の観光スポットもめぐってみると良いでしょう。

 

今回は、いくつかある観光スポットの中でも特におすすめする3つの観光スポットについてご紹介いたします。

 

①17END

北を0度として170度方向に滑走路が向いており、滑走路識別番号が17であることから由来のある名前です。

 

宮古島の中でもトップクラスの透明度を誇るビーチであり、真っ白な砂浜とターコイズブルーの海のグラデーションが、見る人を癒すようなビーチとなっています。

 

干潮の時にのみ現れるビーチで、泳ぐことができる時間も限られていることから、幻のビーチといえるでしょう。

 

②渡口の浜

渡口の浜は、伊良部島に位置しているビーチで砂の細かさと白さが評価されているビーチです。

 

浜を歩く際は素足で歩いてみると、より一層砂のサラサラ感を楽しむことができます。

 

長さ800メートルに渡る美しい砂浜と、海の美しさも併せて味わうことができる絶好の観光スポットです。

 

③佐和田の浜

伊良部島の北西部に位置する天然ビーチです。

 

1996年に日本の渚100選に選ばれるほど美しく、透明感のあるビーチで、他のビーチと異なり大きな岩が点々と浜に転がっている不思議な光景を見ることができます。

 

波が比較的穏やかであるため、自然を肌で感じながらゆっくりと過ごせる観光スポットになっています。

 

宮古島でできる
おすすめアクティビティ5選

有名な観光スポットのほかに、アクティビティを目的として宮古島観光をされる方もいらっしゃるでしょう。

 

近年のアクティビティは、お子さま連れのご家族に向けたものやお友達同士で楽しめるものなど、多種多様なアクティビティが存在しています。

 

そこで今回は、おすすめのアクティビティを5つご紹介したいと思います。

 

①ウミガメシュノーケリングツアー

宮古島の美しく透き通った海を全身で感じましょう！

 

ウミガメとの遭遇率も高い半日シュノーケリングプランです。

ウミガメだけではなくカラフルな熱帯魚もたくさん見ることができます！

 

海の中はまさに自然の水族館！

 

①絶景ビーチSUP/カヌーツアー

世界に誇る宮古島の海の上を「立って」クルージングします！

 

SUPは座ったり、寝転ぶこともできる万能アクティビティです。

カヌーは安定感抜群なので、基本的に海に落ちることはありません。

 

透き通った海をのんびりクルージング。

 

世界トップレベルの透明度を誇る海を満喫しましょう。

　

③神秘のパンプキン鍾乳洞を探検！
ケイビング＆シーカヤックツアー

宮古島には海から泳いで入る洞窟があり、

 

そこにはカボチャ型の神秘的な鍾乳洞が…！！

 

その形から、「パンプキンホール」と呼ばれ、

 

洞窟の中を泳いだり、登ったり、ダイブしたりと
楽しみ方はたくさん！

パンプキンホールまでは、カヌーでアクセスします。

 

ケイビングとカヌー（シーカヤック）を一度に楽しめる一石二鳥のツアーです！

 

ツアーでしか行けないパンプキンホールへ、宮古島での思い出作りに訪れてみませんか？

 

④サンセットSUP/カヌー

サンセットSUPは夕日に染まった幻想的な海の上をSUPに乗って太陽が沈みゆく美しい瞬間を味わえるアクティビティです。

 

海の上から夕陽に染まる黄金色の絶景は切なくも感動的な思い出になること間違いなし！

SUPは座ったり、ヨガをしたり、寝転ぶこともできる万能アクティビティです。

 

夕方の隙間時間を活用して宮古島を堪能しましょう。

 

思い出になること間違いなし！

 

⑤星空＆ジャングルナイトツアー

宮古島の夜は、夜行性の生物が活発になるため

 

日中とは違った雰囲気の宮古島を楽しめます。

 

亜熱帯特有の動植物を探しに行きましょう！

夜の宮古島は天気さえ良ければ、満点の星空が…！

 

本州に比べて、人口の光が少ないので、最高の景色が広がります！

 

さいごに

今回は宮古島の通り池について、さまざまな情報をご紹介させていただきました。

 

通り池は、宮古島でも有数の観光スポットであり、数々の伝説が残されている由緒ある天然記念物です。

 

通り池でのダイビングは、水色の変化を楽しむことができ、多種多様な魚に出会うことができます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。