現地コラム
COLUMN
“サンゴの島”宮古島をぐるりと一周満喫
目次
宮古島とは
宮古島の魅力はなんと言っても海の碧さです!
沖縄県の離島の中でもその碧さは群を抜いています。宮古島に訪れた人全員がその碧さに言葉を失うと言っても過言ではありません!
また宮古島の魅力は他にもあります。
それは橋がたくさんかかっており、他の離島(来間島、伊良部島、池間島など)へも車で訪れることが可能という点です!
しかし宮古島のビーチはどこも綺麗で、なおかつ車で行けてしまう離島がたくさんあるため、観光客の方はどこに行くのがいいのか迷ってしまうと思います。
そこで、今回はこちらの記事で宮古島を有意義に一周できる手段とスポットを紹介していきます!
宮古島を一周
そんな青い海に囲まれた宮古島を一周すると約100kmあります。
外周を巡っていると青い海を存分に目にすることができるだけでなく、島の各所には観光名所となっているビーチが点在しています。
島の多くの砂浜は青い海とのコントラストが映える一面の白色。
この白さは海底に降り積もっているサンゴ礁の破片と同質のものでできており、砂のビーチとはまるで違う光景をあちこちで味わうことができます。
もちろん、観光名所は砂浜だけではありません。
外周を巡っていくだけで挙げきれないほどの観光スポットを訪れることができます。
移動手段
まずは、宮古島を一周するための移動手段を見ていきましょう。
島内にはバスなどの公共交通手段もありますが、本数はそれほど多くありません。
タイムスケジュールに融通を利かせたい観光目的での来訪であればレンタカーでの移動、あるいはレンタサイクルの利用が一般的な移動手段となっています。
また、観光バスに乗って現地ガイドに案内してもらいながら観光スポットを巡る手段もおすすめです!
快適ドライブ!レンタカー
宮古島を一周するには、車で3~4時間あれば十分でしょう。
ロングドライブが趣味の方にとっては程よい距離感であり、適度な間隔で観光スポットが点在しているため、飽きずに車窓からの景色を楽しむことができます。
年間を通してたくさんの観光客が訪れる島のため、レンタカーショップは島内のさまざまな場所にあります。
特に空港内やその近辺、都市部中心街などにはいくつもの店舗が軒を連ねているため、店探しには苦労しないでしょう。
レンタル料金は他県と比べると比較的安めです。
上記はオフシーズンのレンタカー会社の料金比較表です。
レンタカーも他県に比べると比較的安い料金で借りることができます!
また、運転がそれほど得意ではないという方であっても宮古島のドライブは非常にオススメです。
なぜなら、宮古島は平坦な地形をしており、交通量もそれほど多くないため、マイペースに運転しながら安心のドライブを楽しむことができるのです。
しかし一番気を付けておきたいのが、島内にはガソリンスタンドの数が多くないという点です。
島内のガソリンスタンドの大半は市街地に集中しているため、外周をぐるりと巡るドライブコースを計画している際は特にガソリン残量に注意しておきましょう。
上級者向けレンタサイクル
レンタカーと並んで観光客に人気の交通手段がレンタサイクルです。
前述の通り、宮古島はアップダウンが少なくフラットな地形をしているためサイクリングでの移動が苦になりません。
また、自転車なら車では通れないような細い道もスイスイ進めます!
島では毎年ツール・ド・宮古島というロードレースやトライアスロンの大会も開かれており、走りやすい路側帯が設けられているため自転車移動に適しています。
遮蔽物が少ないため海風が強く吹き、気候の良いシーズンであれば自転車を漕いで火照った体を心地よい風が癒してくれるでしょう。
ただし、走りやすいとは言っても一周100kmにも及ぶ長い道のりであるため、不慣れな方は無理をしないようにしましょう!
絶対に一周走りきるぞと決めこまず、きつくなった場合はどこで街へ引き返すかといったサイクリングプランを事前に組み立てておくことで、最後まで楽しい旅路を味わうことができるでしょう。
レンタサイクルはホテルに着いてることも多いので事前にチェックしておくと便利です!
ゆっくりと観光地を巡れる!観光バス
宮古島の絶景を望む大橋や複数の観光名所をバスでめぐるツアーです!
宮古島・池間島・伊良部島・下地島・来間島の宮古諸島5島と、伊良部大橋など絶景スポットを1日で巡ることができ、バス社内では島を知り尽くしたガイドが宮古島のディープな情報を楽しく紹介してくれます!
レンタカーでは欄干で遮られて、海が見えないこともありますが、バスでは窓から絶景の海を見ることができます!
ドライブに最適!宮古島の観光スポット
宮古島諸島には観光スポットがたくさんあります。
その中でも現地ガイドが特におすすめするスポットを島ごとに紹介していきます!
王道のスポットから穴場スポットまで、これさえ読めば完璧です!
宮古島
宮古島は沖縄本島から南西に約300kmに位置しています。
大小6つの島に囲まれている宮古島の観光スポットをご紹介していきます。
①与那覇前浜ビーチ
宮古島の観光スポットと調べたらまず出てくるのがこのビーチ。
東洋一と称されており、雪のように細かなサラサラの砂浜が7kmも広がっており、ビーチではバナナボートやジェットスキーなどマリンスポーツが盛んです。
遠浅のビーチになっているため、海水浴にもおすすめです!
②イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンはその地形を活かして整備され、「光と水と緑にあふれた豊かなまちづくり」をテーマとして作られた海浜公園です。
入り江にあるビーチはとても穏やかで、SUPやカヌーなどのアクティビティにも最適です。
ビーチで遊ぶだけでなく、園内には遊歩道や展望台もあり、自然を散策しながら絶景を楽しめるのも魅力です。
遊歩道を散策すると見えてくる高さ約30mの展望台では、360度パノラマを一望でき、絶景に旅の疲れも癒やされること間違いなしです。
③新城海岸
新城海岸(あらぐすくかいがん)は、シュノーケリングに人気のビーチです。
宮古島の海は眺めるだけで非常に綺麗ですが、海に入るとまた違った景色を楽しむことができます。
新城海岸は遠浅の海で、サンゴが広がり、鮮やかで可愛らしい熱帯魚も見ることができます。
このビーチでは高確率でウミガメに遭遇することができますので、ぜひシュノーケリングをしてみてください!
④シギラビーチ
シギラビーチはその名の通りシギラセブンマイルズリゾートホテルのすぐ近くにあるビーチです。
ホテル利用者だけでなく誰でも入れるビーチで、岩に囲まれている入江なので流れも穏やかでお子様にも安心なスポットです!
少し奥まで行けば珊瑚も豊富でクマノミやカラフルな熱帯魚がたくさん生息しているのでこちらもシュノーケリングスポットとしてとても人気です!
⑤サンセットビーチ
サンセットビーチはその名の通りとても綺麗なサンセットが見れるビーチです。
水平線にゆっくりと沈んでいく夕日を陸からゆっくりと眺めるもよし!SUPやカヌーでクルージングしながら見るもよし!
時間の流れを目に見て感じることのできる唯一の時間をご堪能ください!
⑥宮古島海中公園
普段着のまま海中世界を観察できる「宮古島海中公園」。
水深3〜5mの海を水族館のように楽しむことができるので、海に入らないと見ることのできない熱帯魚やウミヘビなどを鑑賞できます。
カフェなどもあるため特に雨の日などにおすすめのスポットになっています。
伊良部島・下地島
伊良部島(いらぶじま)は、沖縄県の北西に位置する、人口約5000人の島です。
宮古島から伊良部大橋を渡ることで簡単にアクセスでき、澄んだ海や大自然を感じることのできる島となっています!
隣接する下地島を含めて周囲は約30km、1周するには車で約45分、自転車で2時間45分です。
自然豊かだからこその自然豊かなスポットがあります。
①伊良部大橋
北西にある伊良部島との間に架かっている伊良部大橋です。
伊良部大橋の全長は3540m。無料で渡れる日本最長の橋です!
青い海の上に長く橋が伸びている様子は、とても非日常的な光景でドライブコースとして高い人気を得ているだけでなく、フォトジェニックなSNS映えスポットとしても人気を博しています。
橋のそばにある浜辺に降りると橋を見渡すことができるため、橋を渡る前にここからの写真撮影にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
橋の途中で車を止めることは禁止されているため、その点にはご注意ください。
②渡口の浜
渡口の浜は宮古島の中でも特に綺麗なビーチです!
海の青さはもちろんのこと、砂の白さと細かさは宮古島諸島の中でも1番と言っても良いくらいサラサラで、思わず素足で歩きたくなること間違いなし!
伊良部島の西部にある渡口の浜は、長さ800メートルに渡って真っ白な砂浜が広がっています。
③ヌドクビアブ
ヌドクビアブは伊良部島の中でもまだあまり知られていない絶景ポイントであり、パワースポットです。
宮古島と言われると誰もが海を想像すると思いますが、海とはまた違った自然豊かなポイントです。
人目に触れないよう、ひっそりと隠れるように存在してきたヌドクビアブの底に立てば、その静寂と相まって不思議な気持ちになります。
地上からはガジュマルの気根がまるで天から降り注いてくるかのようにいくつも垂れ下がっています。
④通り池
通り池はぽっかり穴が開いた場所に水が溜まっている池と思いがちですが、実は海底では海や他の池と繋がっているのです。
また通り池は「世界のすべてを見通す目」という一説から別名「龍の目」と呼ばれる聖地でもあります。
ダイビングスポットとして人気な通り池は、外から見るもよし、中から見るもよし、他のビーチとは違う深い濃い青色を拝むことができます!
⑤17END
17ENDという名前は、滑走路の角度が北を0度とした時に、滑走路が170度の方角を向いており滑走路識別番号が「17」であることと、航空用語で滑走路の末端の事を「Runway End」と呼んでいることに由来します。
干潮のタイミングで訪れると幻のビーチを見ることができます!
透明度が非常に高く、海に入らなくてもカラフルな海の生き物を見ることができます。
来間島
宮古島の南西にある離島来間島(くりまじま)。
宮古島から車でもアクセスできるので、限られた時間で離島を楽し見たい方にはおすすめです!
初日や最終日を利用した半日観光にぴったり!
島の周囲は10kmもないので、気軽に島一周をめぐることができます。
そんな来間島のおすすめスポットをご紹介していきます。
①来間大橋
まずは宮古島と来間島をつなぐ来間大橋。
伊良部大橋に次ぐ距離の来間大橋時は全長1690m!
橋としての規模では伊良部大橋に劣る来間大橋ですが、実は海を眺めるためのスポットとしてはこちらの橋を推す声も多く聞かれます。
来間大橋が架かっている海峡は、他の橋の場所と比べて潮流が速いという特徴があり、水深が深いことも手伝って常時水の透明度が高く保たれているのです。
日程の限られた観光旅行において、いつ訪れても美しい海を見られるという点は大きなメリットでしょう。
さらに来間大橋には歩道が付いており、橋の途中には座って休める展望スペースまで設置されているため、徒歩で移動する方にも最適なスポットです。
往復で約3kmというウォーキングにも程よい距離ですので、歩いて渡ってみるのも良いのではないでしょうか。
②長間浜海岸
長間浜海岸は来間島の西側にある天然ビーチです。
長間浜海岸はほとんど人がいないビーチとなっているので、プライベート空間を味わうには最高のロケーションです。
西側に面しているビーチなので、サンセットも綺麗に見ることができます。
③タコ公園
タコ公園はタコのモニュメントがシンボルの来間島の公園です。
亜熱帯の植物が群生する遊歩道を探検気分で進むことがきるほか、下にはビーチがあります。
インガマと呼ばれるこのビーチは岸壁に囲まれまるで天然のプールのようなビーチを楽しむことができます。
池間島
池間島は宮古島から北西1.5kmに位置している小さな島で人口が約600人程度と言われています。
島にはサトウキビ畑が広がり、島の周囲にはビーチがいくつかあり、のどかな空気が流れています。
北東に八重干瀬(やびじ)という日本最大級のサンゴ礁群もあり、自然豊かな島となっています。
また、池間島に渡った先にはNHKの朝ドラでロケ地として使用されたビーチやダイビングの名スポットとして有名な八重干潮があったりと見所が目白押し。
宮古空港から車でおよそ30分と気軽に行くことができる立地なので、絶景スポットを巡りたいのであれば忘れずに訪れておきたいスポットだといえます。
①池間大橋
まずご紹介するのが、池間島との間を結ぶ全長1425mの池間大橋です。
橋のたもとにある展望所から干潮時に海を眺めると、水が引いたことで現れた浅瀬が白く輝いています。
そこから水の深度が増すにつれてエメラルドグリーンの海へ、さらに陸地から離れていくと青みを増した海へと、色味が移り変わっていくグラデーションを味わえるのです。
展望所から北北東を眺めると、宮古諸島において聖域として出入りが制限されている大神島を見ることができる点も見逃せません。
②ハート岩
イキヅービーチと言われるビーチに存在するハート岩。
NHKの朝ドラ「純と愛」のロケ地にもなった場所で、サンゴが隆起した岩礁が長い年月をかけて波で浸食され、その形がハートに見えることから「ハート岩」と名づけられました。
干潮時のお昼のタイミングを狙っていくことができればしっかりとハートを見ることができるでしょう。
③フナクスビーチ
池間ブロックとも言われるこのポイントは、岩場で足が悪いものの、絶景が広がっています。
海から少し高い場所にあるので眺めが良く、グラデーションが美しい池間ブルーの海を遠くまで一望できます。
珊瑚や生き物など、波がない日は陸の上からでも見ることができます!
宮古島一周中に体験したいアクティビティ3選
宮古島の一周中にできる海でのアクティビティをご紹介します!
ドライブで一周も楽しめる宮古島ですが、アクティビティに参加することで、実際に海に入ってより楽しめることができるでしょう!
見るのと体験するのではまた全く違う楽しさがあります。
①SUP/カヌー
まずおすすめするのが、ビーチでできるSUPorカヌー!
どちらも海の上でクルージングするアクティビティで、波や流れを肌で感じることができます。
カヌーであれば海との距離の近さに驚くことでしょう。
SUPは人気急上昇中のアクティビティです!自由度も高く、特に若者に大人気です。
ぜひこの機会に綺麗な宮古島の海で体験してみてはいかがでしょうか。
②シュノーケリング
次におすすめするのがウミガメシュノーケリング。
宮古島といえば「海」だと思います。そんな碧い海を見るだけではもったいないと思います!
実際に入ってウミガメと泳いでみたり、熱帯魚を間近でみてみたり、海に入るとまた違った景色が広がっています!
ぜひ天然の水族館と言われる宮古島の海の中を体験してみてはいかがでしょうか。
③ケイビング
そして宮古島にはパンプキン鍾乳洞と言われる鍾乳洞が存在します。
そこに行くにはアクティビティに参加するしか方法がありません。
海が干潮に向かうタイミングにしか入り口が現れず、そこに向かうためにもカヌーで向かわないといけないといけなからです。
そのため少し億劫に思うかもしれません。
しかしパンプキン鍾乳洞に訪れた人は1人残らずその壮大さに言葉を失うほどです。
宮古島を訪れた際は必ず訪れていただきたいポイントです。
まとめ
宮古島諸島にあるおすすめ観光スポットをいくつかご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
国内に観光地とされている島はいくつも存在していますが、宮古島はその中でも群を抜いて一周巡ることに適した土地です。
まだまだご紹介したいポイントはたくさんありますが、選択肢が多すぎては本末転倒となってしまいますので、またの機会にご紹介します!
ぜひ宮古島に訪れられた際は、宮古島一周にチャレンジしてみてください!
特別な思い出になること間違いありません!