現地コラム
COLUMN
宮古島のテーマパーク!うえのドイツ文化村の行き方や詳細について現地在住ガイドが徹底解説!
みなさんこんにちは!
宮古島最大級のアクティビティショップ
「宮古島 ADVENTURE PiPi」です!
突然ですが、宮古島の穴場観光スポットである「うえのドイツ文化村」をご存知でしょうか。
明治時代、ドイツの商船が座礁した際に宮古島の住民が救助し、そこから交流が深まったと言われています。
そこで本記事では、うえのドイツ文化村について現地スタッフがご紹介します。
目次
うえのドイツ文化村とは
うえのドイツ文化村は、明治時代に宮国の住民がドイツの難破船を救助したゆかりの地に建設されたテーマパークになっています。
宮古島市上野にあり、旧上野村とドイツとの交流の歴史やドイツ文化をテーマにした施設で、ドイツ文化と宮古島の自然が楽しめる場所として人気です。
アクセス方法・施設の詳細・設備・おすすめポイントなど、宮古島観光に欠かせない情報もあるので、ぜひチェックしてみてください。
うえのドイツ文化村への行き方
うえのドイツ文化村は、宮古空港から車で約15分の場所にあります。
無料の駐車場があるため、レンタカーやレンタルバイクで訪れる方にも安心のスポットです。
宮古空港から徒歩で行くと約2時間弱かかり、貴重な観光時間を消費してしまうことになるので要注意です。
うえのドイツ文化村の詳細
うえのドイツ村は市民と観光客の安らぎの場になっており、季節によって混雑する時期もあるので、混雑時期を事前にチェックしておきましょう。
この施設内で守らなければならないルールは、園内の植物採取の禁止・全面禁煙・園内は車両通行禁止・濡れた格好やウエットスーツでのトイレ利用禁止・ペットの放し飼い禁止・ゴミのポイ捨て禁止・フォトウェディング撮影は事前に申請が必要、などさまざまなものがあります。
入園時は園内のルールを守り、誰もが快適に利用できるように努めましょう。
入園料 | 無料 (園内にある施設は別途料金がかかる場合もあります。) |
駐車場 | あり(無料) |
営業時間 | 9:30~17:30 |
定休日 | 火・木曜日 |
アクセス | 沖縄県宮古島市上野宮国 775-1 |
公式HP | うえのドイツ村 |
うえのドイツ文化村の設備情報
次に、うえのドイツ文化村の施設について、説明していきます。
先ほどもご紹介したようにこちらの施設自体は入園無料ですが、博愛記念館とキンダーハウスを利用する際に別途料金がかかります。
博愛記念館は、ドイツの古城「マルクスブルグ城」を原寸大で再現して建てられた記念館で、見学フロアは2 F・3F・8Fです。
2Fと3Fは、展示室でお城の台所や騎士の間・婦人の間・礼拝堂が再現された展示を見ることができます。
8Fは展望室になっており、地上42メートルからのパノラマ展望が堪能できるため、多くの観光客が訪れています。
ドイツ語で子供の家という意味を持つキンダーハウスは、グリム童話に関する資料や複製画を展示している施設です。
他にもくるみ割り人形などのドイツ製のおもちゃも豊富に展示してあり、大人から子供まで楽しめます。
こちらの館内には、本物のベルリンの壁が展示されているので、ドイツの歴史に興味がある方は必見です。
大人 | 小人 | |
博愛記念館 | 750円 | 400円 |
キンダーハウス | 210円 | 100円 |
共通券 (上記の2館) |
850円 | 400円 |
うえのドイツ文化村のおすすめポイント
うえのドイツ文化村のおすすめポイントは、体験型のワークショップや水中を探検できるシースカイに乗船できることです。
体験型のワークショップは、博愛記念館でできるワークショップで「なりきりプリンセス」とドイツのペーパーナプキンを使用して作る「石鹸デコパージュ」が人気になっています。
ドイツ貴族の衣装を着て撮影を楽しんだり手作りの石鹸を作ったりして、旅の思い出や世界に1つだけのお土産作りを楽しんでください。
海中散歩ができるシースカイは、船内がクリアガラス使用になっている船です。
離島唯一の半槽式水中観光船で、濡れることなく海の中の世界を満喫できます。
美しい珊瑚礁やカラフルな熱帯魚はもちろんのこと、運が良ければウミガメが泳ぐ姿が見られるでしょう。
シュノーケリングや海水浴が苦手な方でも、天然の水族館のように水中散歩ができるのでおすすめです。
うえのドイツ文化村の楽しみ方
うえのドイツ文化村の楽しみ方は、宮古島の美しい景色とドイツの歴史文化を楽しむことです。
宮古島を旅慣れた方でも、宮古島とドイツの歴史について学べる体験が新鮮に感じるでしょう。
海は好きだけど泳げないという方や小さなお子様・ご年配の方が一緒の旅行の方は、絶景や水中世界を堪能するために、ぜひこちらの施設に訪れてみてください。
イベント情報
こちらの施設では、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。
過去に開催されたイベントは、ダンケフェスト(音楽イベント)・イルミネーションフェスト・こいのぼりフェスト・夏休み限定移動遊園地などがありました。
園内のステージ広場で行われるイベントは、ファミリーで楽しめるイベントが多いので訪れる前に公式ホームページをチェックしてみてください。
お土産
博愛記念館でオリジナルの石鹸を作るお土産の他に、うえのドイツ文化村の向かいにはスーベニアショップ「琉球の風」があります。
島内随一の品揃えで、宮古島だけでなく八重山のお土産まで購入できるところが嬉しいポイントといえるでしょう。
こちらの施設に入っている「屋台村」では、沖縄料理を食べたりエイサーや三線のライブを堪能したりできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
営業時間は、9:00〜22:00までになっています。
ウエディング
マルクスブルグ城でのメモリアルウェディングも人気で、博愛記念館4Fのチャペルでロマンチックな挙式を挙げることができます。
先述のとおり、ウエディングフォトで施設を撮影する場合は、事前の申し込みが必要です。
許可なく写真を撮影するとトラブルの原因になるので、気をつけましょう。
料金などは、ホームページや電話問い合わせなどで確認してください。
周辺おすすめ
観光スポット5選
うえのドイツ文化村を訪れるなら、周辺の観光スポットにも足をのばしてみてください。
この項目では、周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。
ビーチの他に歴史を学ぶ観光スポットなどもあるので、宮古島の旅行計画に加えてみてはいかがでしょうか。
イムギャーマリンガーデン
日本庭園のような天然の造形美が美しいビーチが、イムギャーマリンガーデンです。
自然にできた入り江は、タイドプールのような静かな海なのでシュノーケリングに適しています。
外海が荒れていてもこちらの海は落ち着いていることが多く、お子様とシュノーケリングを楽しみたい方にもおすすめのビーチと言えるでしょう。
マリンアクティビティも盛んに行われている場所なので、アクティビティツアーで訪れる方も多くいます。
シギラビーチ
シギラビーチは、シギラリゾート内の中心にある美しいビーチです。
マリンアクティビティに必要なレンタル品も充実しており、テント式のカバナもあります。
美しい景色に囲まれた南国リゾートらしいビーチ体験ができるので、おすすめのビーチです。
手ぶらでビーチ遊びを堪能するなら、こちらを訪れるとよいでしょう。
来間島
来間島(くりまじま)は、宮古空港から車で15分の周囲約9キロの離島です。
自転車で一周しても30分ほどなので、レンタサイクルをして自転車で巡るのもよいでしょう。
サトウキビ畑が広がりプライベート感あるビーチが点在している離島で、ゆったりと南国の田舎風景を堪能できます。
西側に面したビーチが多いので、感動的なサンセットを見に訪れるのもよいでしょう。
宮古島市歴史文化資料館
宮古島市歴史文化資料館は、宮古島の歴史文化が学べる観光スポットです。
旧砂川中学校の建物をそのまま利用した資料館には宮古島の文化や歴史が展示されており、それらを継承していく目的で生まれた施設になっています。
この場所では、宮古島で発掘された石器・骨など出土品を保管し、復元したり研究に使用したりしており、文化・歴史の継承を実際に見学できるのが特徴です。
奥深い宮古島の歴史と文化の世界を学びたい方は、こちらを訪れてみてください。
仲原鍾乳洞
宮古島ならではの珊瑚礁でできた鍾乳洞が、仲原鍾乳洞です。
サトウキビ畑の下にあり洞窟の天井が抜けているため、光が差し込み神秘的な雰囲気を醸し出す鍾乳洞になっています。
予約がないと営業していない可能性もあるので、訪れる前に予約しておくと安心です。
さいごに
今回は、うえのドイツ文化村についてご紹介しました。
海を堪能する観光がメインの宮古島ですが、歴史や文化に触れる観光をするのもおすすめです。
はるか昔から紡がれてきた宮古島の歴史や文化について学び、現在の宮古島と比べてみると感慨深いものがあるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。