現地コラム
COLUMN
宮古島離島
目次
宮古島とは
沖縄の本島の南西部に位置する宮古島は、サンゴ礁が隆起してできた島です。
透明度の高い海には、サンゴ礁が群生しています。
遠浅な海が多く、水深が徐々に深くなっていくことから、海面の色がエメラルドグリーンやコバルトブルーなどのグラデーション状に変化していきます。
また宮古島周辺の海は、カラフルなサンゴが多く、彩り豊かな熱帯魚もたくさん生息していることでも有名です。
運が良ければウミガメとも出会うこともあります。
そのため、海中を散策するシュノーケリングやダイビングが人気です。
他にもSUPやカヌークルージングなどのアクティビティも人気を博しています。
アクティビティ以外にも魅力ある観光スポットがたくさんありますので、ぜひ宮古島を訪れてみてくださいね。
宮古列島について
宮古島は、宮古列島と呼ばれる8つの島々の中の1つです。
宮古島以外の島は、伊良部島、下地島、多良間島、来間島、池間島、大神島、水納島です。
このうちの伊良部島、池間島、来間島の3つの島は、宮古島と橋で繋がっているので、レンタカーで周遊することができます。
この記事では、宮古列島のうち宮古島以外の離島についてご紹介します。
どの島も人気の観光スポットがあるので、要チェックですよ。
宮古周辺の離島
伊良部島とは
伊良部島は、宮古島から北西に5km離れたところにあります。
人口5000人ほどののどかな島です。
広さは約29平方kmですので、東京都杉並区ぐらいの広さです。
2015年1月に、宮古島との間が伊良部大橋で繋がり、伊良部島にも多くの観光客が訪れるようになりました。
下地島も伊良部島に隣接して浮かぶ島なので、あわせて観光することができます。
伊良部のおすすめ観光スポット3選
①17END
17ENDという名称は、滑走路の名称に使う専門用語から来ています。
「17」とは真北から170度の角度に向いた滑走路という意味なので、ほぼ南北に走っている滑走路と言えます。
17ENDとは、その滑走路のはずれにある、という意味です。
下地島空港から車で10分ほどの場所にあります。
このビーチは遠浅なため、潮の干満具合で海面の色がさまざまに変化します。
干潮時にはホワイトサンドとコバルトブルーの海のコントラストが美しいです。
ビーチに行くなら、干潮時間を確認するのがおすすめです。
そして、17ENDは、宮古列島で夕日がもっとも美しく見える場所とも言われています。
日が沈むとともに、空がオレンジ色に染まっていき、海の青色が濃くなっていく様子は、一見の価値があります。
また、滑走路のすぐそばにあるので、飛行機の離発着を見ることもできる絶好の場所です。
17ENDは、景色や飛行機などで島屈指のSNS映えスポットなので、必ず行ってみてくださいね。
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田
アクセス:佐良浜港より車で約30分
②佐和田の浜
佐和田の浜の特徴は、浜に岩が点在していることです。
白い遠浅の砂浜、どこまでも広くきれいな海、そして青い空という沖縄の海のイメージとちょっと違いますね。
これらの岩は、1771年の明和の大津波で運ばれてきた岩です。
宮古列島の離島のあちこちに、この大津波の爪あとを見ることができます。
海水浴場の名称は「ふれあい広場」です。
この浜は、遠浅の海でサンゴ礁がありません。
また魚も多くはいないので、砂浜で遊ぶにはぴったりのスポットです。
この浜にはトイレとシャワー、東屋の施設があります。
自動販売機も近くにあるので便利ですね。
なお、佐和田の浜は沖縄県条例にもとづく海水浴場ではないため、監視員やライフセーバーがいません。
泳ぐときは、十分に気をつけてください。
そんな佐和田の浜ですが、西海岸にあることからサンセットスポットとしても人気があります。
浜に浮かぶ岩越しに見える夕焼けは、他のスポットにはない絶景です。
また、条件が合えば、日没時に太陽が一瞬だけ緑色の光を放つグリーンフラッシュも見られるかもしれません。
夕日は、浜からはもちろん、車で数分のところにある「佐和田の浜展望台」からも見ることができます。
ここは、環境省の『日本の渚100選』に沖縄から選ばれた3ヶ所のうちの1つです。
島屈指の絶景スポットといえるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市字佐和田1725-2
アクセス:佐良浜港から車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり(バーベキュー)
トイレ:あり
③イグアナ岩
イグアナ岩は名前のとおり、横から見るとイグアナのようなシルエットをした岩です。
宮古列島には変わった形の岩が多く、イグアナ岩の他にもキノコや鯨の形をしたものもあります。
この海に突き出た岩から見る宮古ブルーの海は、「宮古列島で一番綺麗」との評判もあるくらいの絶景です。
人気のスポットなので、ここで素敵な写真を撮っちゃいましょう。
しかし、このスポットにたどり着くには、草やぶを抜けるようなけもの道を通らなければいけません。
けもの道の入り口は、ぜひご自身で探してみてくださいね。
また、イグアナ岩周辺は、尖った石が続くエリアです。
裸足で歩かないよう気をつけてください。
そして、海に突き出た岩なので、危険なマネをしないようにしましょう。
この岩の上からも見えるのですが、イグアナ岩の前の海には一隻の座礁船があります。
この座礁船周辺はサンゴや熱帯魚が多く、シュノーケリングを楽しめるスポットです。
住所:沖縄県宮古島市伊良部
駐車場:あり(スペースあり)
トイレ:なし
シャワー:なし
更衣室:なし
売店:なし
下地島とは
下地島は、伊良部島と細い水路だけで隔てられた島です。
この水路には、6本の橋が架かっています。
周囲約17.5km、人口は100人程度の小さな離島です。
2019年3月に下地島空港に新ターミナルが完成して以来、東京・大阪などから定期便が就航し、アクセスが劇的に改善されています。
船で直接下地島に入る航路はありませんが、隣接した伊良部島が宮古島と橋で繋がっていることから、宮古島から車で30分程度で行くことができます。
下地島のおすすめ観光スポット3選
①通り池
下地島北西部に大小2つの池があります。
大きさは、大きい池は直径75m、小さい池は直径55mです。
これらの池は地下で繋がっているうえ、海側の池や海とも繋がっています。
元は鍾乳洞だったのですが、長い年月の間に水が溜まり、天井が抜けて池になったようです。
池と海の水が地下で通っていることから「通り池」と呼ばれるようになりました。
この通り池は、ダイバー憧れのスポットでもあります。
下地島の海は上から見るだけでも、太陽光が反射した海面の色がとても美しいです。
さらに海中に潜り池の底に入っていくと、海の青色から池の薄緑色に変わっていく様子がなんとも言えない素晴らしい景色です。
住所:沖縄県宮古島市伊良部
トイレ:あり
売店:移動販売車が来ます
②中の島海岸 (カヤッファ)
中の島海岸は、伊良部島で唯一、ビーチからエントリーできるシュノーケリングポイントです。
100種以上の熱帯魚が生息しており、膝下ぐらいの浅い水深でも大型の魚を見ることができます。
干潮の時間帯でも、箱メガネで熱帯魚を観察できます。
海の透明度は高く、そのポテンシャルは宮古列島で一番と評判です。
豊富なサンゴが防波堤のように波を弱めてくれており、初心者でも安心してシュノーケリングを楽しむことができます。
ただし、ライフセーバーがいない海岸なので注意してくださいね。
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田 下地島空港滑走路脇
アクセス:宮古空港から車で約30分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:なし
③帯岩
帯岩は高さが12m、周囲が60mもある大岩です。
帯岩の名前は、岩の中央部をぐるっと囲むように凹んでいて、まるで帯で腰を締めたような形になっていることに由来しています。
佐和田の浜のビーチに点在する岩と同様に、明和の大津波により運ばれてきたものです。
しかしこんな大岩を、高さ15m以上ある丘の上まで運んでしまう津波のエネルギーには驚かされます。
その自然のエネルギーに敬意を評して、豊漁や航海安全、家内安全祈願の信仰対象となっている、パワースポットの1つです。
住所:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田
アクセス:佐良浜港から車で約20分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:なし
池間島とは
池間島は宮古島の北方に浮かぶ2.8キロ平方mの小さな島です。
1992年宮古島との間に全長1,425mの「池間大橋」が完成し、宮古島から車で30分ほどで行けるようになりました。
宮古島より北方にある離島のため、冬には北風の影響を受けやすい島です。
岬の断崖にうちつけるダイナミックな白波を目にすることができます。
池間島のおすすめ観光スポット3選
①カギンミ
カギンミはビーチの名前です。
島の北端にあり、行き方がちょっと難しい場所にあるため、観光客がほとんど訪れない穴場スポットになっています。
行き方が難しいのは、カギンミビーチへ向かうにはロープを伝って降りていかなければならないためです。
このロープのことを、地元の人たちは親しみを込めて「池間ロープ」と呼んでいます。
ビーチに降りてみると思いのほか広く、海とビーチが自然のままの状態で残されています。
アクセスが難しい分、島本来の姿を残しているのでしょう。
美しいスポットではありますが、監視員の常駐や設備が一切ないので1人ではなく複数人で訪れるようにしましょう。
住所:宮古島市平良字池間
トイレ:なし
シャワー:なし
監視員:なし
②フナクスビーチ
フナクスビーチは池間島の北部に位置する、周囲をブロック塀で囲まれている美しいビーチです。
このブロックがあることから、このビーチは「池間ブロック」とも呼ばれています。
ブロック塀が防波堤の役割を担っており、高い波がほとんどないスポットです。
ここなら、穏やかな海で海水浴を楽しむことができます。
遠浅な海ですがサンゴや熱帯魚が生息していますので、シュノーケリングで海中を楽しむのがいいですね。
ビーチの脇にはアダンの木が自生しています。
夏の夜にはアダンの実を探しに散歩しているヤシガニに出会えることでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市平良池間
アクセス:石垣空港から車で25分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
③クジラ岩
クジラ岩は、フナクスビーチの近くあるクジラの形そっくりな岩です。
とっても可愛らしい岩なので、人気のフォトスポットでもあります。
満潮時には鯨が海に浸かっているように見えるので、よりクジラっぽく見えるでしょう。
住所:沖縄県宮古島市平良池間
来間島とは
来間島は宮古島の南西部に位置する周囲9㎞ほどの小さな島です。
1995年に完成した「来間大橋」は、宮古島と来間島を結ぶ全長1,690mの橋です。
カーブのないまっすぐな橋ですので、脇見運転をしたくなるほどの美しい景観を見ながら、ドライブを楽しむことができます。
宮古島側には「東洋一の美しさ」と言われる与那覇前浜ビーチもありますので、いっしょに立ち寄ってもいいですね。
来間島のほとんどが集落や耕作地ですが、最近ではオシャレなカフェや雑貨屋さんもできてきています。
ドライブの休憩にスイーツを味わうのもいいですね。
来間島のおすすめ観光スポット3選
①竜宮城展望台
来間島で最も高い場所に位置する入場無料の展望台です。
名前のとおり、竜宮城のような外観です。
この展望台からは来間島内を一望でき、来間大橋や対岸の宮古島の与那覇前浜ビーチを望むこともできます。
周囲の海にはサンゴのリーフをみることができます。
夜でも、宮古島の市街地の街明かりや空一面の星などの美しい景色を望めるスポットです。
住所:沖縄県宮古島市下地来間
電話番号: 0980-73-1881 (宮古島観光協会)
②タコ公園
宮古島から来間大橋を渡って左手にあるビーチを過ぎる、タコのモニュメントが見えてきます。
このモニュメントがある場所がタコ公園です。
なぜタコなのかわからないのですが、これはかなり精巧に作られてたモニュメントです。
このタコ公園から10分ほど歩くと、ビーチがあります。
このビーチでは、カラフルなサンゴや熱帯魚を見ることができます。
そのため、現地の人に知られているシュノーケリングスポットです。
大きな岩に遮らえたビーチなため、波も少なく、初心者でも安心してシュノーケリングを楽しむことができます。
ビーチには木陰が少ないため、アクティビティの休憩にはタコ公園を利用しましょう。
住所:沖縄県宮古島市下地字来間
アクセス:宮古空港から車で約16分
料金:無料
駐車場:なし
③猫の舌ビーチ
猫の舌ビーチは、来間大橋のたもとにある来間港に隣接するビーチです。
名前のとおり、猫が舌を出しているような形になっています。
透明度が非常に高い海なので、海水浴にぴったりです。
しかし、海の生き物はほとんどいません。
水遊びをしたり、のんびり美しい景色を楽しむのがよいでしょう。
住所:沖縄県宮古島市下地来間
アクセス:市役所から車で約30分
駐車場:あり
シャワー:なし
トイレ:あり
ランチ:あり
多良間島とは
多良間島は、石垣島と宮古島の間にあり、宮古島からは約62km離れています。
この島に行くには、宮古島からは航空路で25分、船で2時間ほどかかります。
隆起サンゴでできた島であり、山や川はなく平坦な地形です。
20平方km程度の広さの島には、サトウキビ畑が広がります。
黒糖の単位面積当たりの生産量が沖縄で一番の島です。
そのため、冬前の収穫時期には黒糖の甘い香りが漂います。
リゾート開発されていない島なので、集落も昔ながらの姿を残しています。
NPO法人「日本で最も美しい村」が認定する村の1つです。
多良間島のおすすめ観光スポット3選
①ふる里海浜公園
ふる里海浜公園は、多良間島の北部にあります。
集落から最も近くにある、手つかずの自然が残るビーチです。
きめ細かい白砂が特徴的なホワイトサンドとエメラルドグリーンの海のコントラストがとても美しいです。
海を挟んで対岸には、水納島を望むことができます。
園内にはシャワーやトイレ、売店もあるので、休憩をとりながらシュノーケリングや海水浴を楽しむことができます。
ほとんど人がいないビーチなので、プライベート感を楽しむのにぴったりです。
所在地:沖縄県宮古郡多良間村仲筋
アクセス:多良間空港から車で17分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
シャワー:あり
②八重山遠見台
八重山遠見台展望台は、ふるさと海浜公園から内陸に入ったところにあります。
多良間島をはじめ宮古列島の離島には昔、航路を監視する遠見台がありました。
多良間島の遠見台は、現在高さを積み増しており、標高33mと島で最も高い場所になっています。
島のシンボル的な場所であり、周囲の景色を一望することができます。
天気が良ければ、石垣島を望むこともできますよ。
住所:沖縄県宮古郡多良間村仲筋
アクセス:多良間空港から車で15分
③塩川御嶽とフクギ並木
沖縄には神社が少ない代わりに、神聖な場所として御嶽(ウタキ)が数多くあります。
多良間島の御嶽の1つである塩川御嶽は、霊石が2つ飛来し、この地に鎮まり建立されたものです。
塩川御嶽に延びる650mの参道には、推定樹齢200年にもなるフクギの並木が立ち並んでいます。
フクギは、防潮・防風林に使われており、村のシンボルの木です。
島民の方が信仰の対象としている神聖な場所なので、無闇に立ち入ったり、荒らすことのないよう気をつけましょう。
住所:沖縄県多良間村塩川2019
アクセス:多良間空港から車で15分
大神島とは
大神島は、宮古島からの定期船で約15分の場所にある、240平方mしかない小島です。
宮古島との距離は約4kmで、宮古島や池間島から目視できる距離ですね。
この島に入るには、100円の入島料がかかります。
大神島は神の島と呼ばれており、秘祭が行われ、島全体がパワースポットとも言われる島です。
撮影禁止や立ち入り禁止の場所が多いので、訪れる際にはガイドとともに足を運ばれることをオススメします。
大神島のおすすめ観光スポット3選
①おぷゆう食堂
大神島に2013年に開店したおぷゆう食堂は、島唯一の飲食店です。
食事はもちろん、生活用品や飲料なども買うことができる、島の拠点です。
そしてここは、全2室ですが民宿もやっています。
食堂のオーナーは島を盛り上げるのに一生懸命な方で、大神島の観光ガイドもされています。
前日までに電話予約すれば、ガイドをお願いできますよ。
おぷゆう食堂の人気メニューは、大神島の特産であるカーキタコを使用したカーキタコ丼です。
これは、大神島近海で取れたタコを燻して丼にしたもの。
タコは、噛むほどに味が出てやみつきになります。
他にも、もずく酢や宮古そばなど、大神島ならではのメニューを取り揃えています。
住所:沖縄県宮古島市平良大神130
電話番号:0980-72-5350
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
②奇石(ノッチ)
奇石(ノッチ)は大神島の西海岸にある、根元が枝のように細くくびれた、まるでキノコのような変わった形をしている岩です。
港から道路沿いに左手へ道なりに進むと、キノコ形の岩が点在している浜が見えてきます。
約20万年前、サンゴ礁が隆起して大神島が誕生した際に岩が転がり落ち、その岩が数百年から数千年にかけて波の浸食により今のような形に変わったと言われています。
もう少しで倒れそうなくらい根元が細い岩もありますので、今のうちに見に行くのがいいかもしれません。
③遠見台
大神島は、宮古列島の島の中では、傾斜の多い島です。
この島の遠見台は標高74.5mの丘の上にあります。
周囲に遮るものがなく、どの方角を見ても、青く澄んだ大神島の海を望むことができます。
西方には八重干瀬(やびじ)、池間島そして宮古島がくっきり見えて絶景です。
南南東にはカミカキス(潮溜まり)が見えます。
遠見台には階段を登って向かいますが、登りきるまでに約30分近くかかります。
体力に自信のある方にオススメのスポットです。
住所:沖縄県宮古島市平良大神203
アクセス:大神漁港から車で約6分
駐車場:あり
トイレ:なし
水納島とは
水納島は多良間島から北へ約8kmのところにある、面積2平方kmほどのさつまいもの形をした小さな離島です。
「みんなじま」と読みます。
定期便の船や飛行機はなく、完全事前予約のチャーター船でのみ行くことができる島です。
船で15分ほどの距離です。
水納島は漁業が盛んな島で、かつては250人以上が生活していました。
しかし、台風の影響や水不足により計画移住が行われたため、現在は1世帯のみが暮らしています。
水納島には、さまざまな種類のカラフルな魚やサンゴ礁があり、運が良ければウミガメと泳げるスポットです。
そのため、シュノーケリング体験が人気のアクティビティです。
島内にはコンビニやスーパーはもちろん、売店などもありません。
生活に必要なものは、あらかじめ多良間島のスーパーなど島外で揃えてから行きましょう。
水納島のおすすめ観光スポット3選
①浜崎ビーチ
島の西部に位置する浜崎ビーチは、水納島随一の観光スポットと言えます。
真っ白な砂浜とコバルトブルーの海のコントラストがとても美しい、人気の高いスポットです。
水納島で宿泊すれば、浜崎ビーチの水平線に太陽が沈んでいく美しい光景を見ることができます。
島に宿泊する際には、チャーター船予約の際にその旨を告げてください。
住所:沖縄県宮古郡多良間村水納
②宮古水納島灯台
宮古水納島灯台は、水納島の南東部の、島でもっとも標高の高いところにあります。
この灯台の下にも美しい砂浜のビーチが広がっています。
住所:沖縄県宮古郡多良間村水納
③ハナレ崎(パナリ崎)
島の東部に位置するハナレ崎は、水納島の中でも景色が素晴らしい場所です。
岬にはハナレ岩があります。
岩には、天然記念物のミズガンピが繁茂しています。
ミズガンピは本来、サンゴ礁石灰岩に群生する低木です。
しかし、このハナレ岩では石灰岩を離れても繁殖しており、枝ぶりもとてもよく育っています。
ハナレ岩周辺だけが緑豊かになっており、海の中の森のようです。
この場所は、島の中でも神聖な場所となっているので、節度を持った観光をお願いします。
海は透明度が高くきれいなのですが、潮の流れが早くシュノーケリングには向いていません。
また、島の東部に位置しているので、日の出を見る絶好のスポットです。
住所:沖縄県宮古郡多良間村水納
まとめ
宮古島周囲の離島についてご紹介しました。
大橋で結ばれた島や船でアクセスする島などさまざまな島がありましたね。
手付かずの自然が残るビーチや周囲を一望できる高台などがありました。
宮古列島には、島それぞれに魅力的な観光スポットがあります。
宮古島から橋を渡って車で回ることができる島も多く、船でアクセスする島も数十分とそれほど遠くないため、気軽に訪れることができます。
宮古島に訪れた際には、是非周辺の離島にも足を運んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。