現地コラム
COLUMN
宮古島冬
みなさんこんにちは!
みなさんは、冬の宮古島についてどのようなイメージがありますか?
冬の宮古島は、もちろん気温も下がり他の季節と比べると寒さを感じますが、本土の冬と比べると格段に過ごしやすく、暖かい気候をしています。
そんな冬でも過ごしやすい宮古島の冬の気候・気温や過ごし方、観光スポット、アクティビティなどについてご紹介いたします。
冬の旅行先の候補として参考にしてみて下さい。
目次
温暖な気候の宮古島で冬を過ごしましょう!
国内屈指のリゾート地である宮古島ですが、意外と穴場のシーズンといえるのが冬です。
冬になると、さすがに水着だけで泳ぐのは難しいですが、ウエットスーツを着用すればそれほど寒くありません。
また、海に入らなくても楽しめるアクティビティもたくさんあります。
観光で訪れる人が多い夏などのシーズンに比べて、宿代や航空券代などが安くなるため、費用の節約にもなるでしょう。
冬は夏ほどの刺すような日差しではありませんので、快適に過ごすことができることも冬の宮古島の魅力の一つです。
このように、冬の宮古島ならではのメリットがたくさんあります。
ぜひ、冬の旅行先として宮古島を検討してみてくださいね!
宮古島の冬の気候
まず、一番気になる冬の宮古島の気候についてご紹介していきます。
宮古島の冬は寒いのか、暖かいのかイメージがつきづらいですよね。
上でも触れたように、宮古島は南国ではありますが、宮古島の一年の気候で考えるともちろん冬は寒くなります。
とはいえ、東京など都心部のような凍える寒さはありません。
宮古島で最も気温が低くなる1月から2月にかけた時期でも、最低気温は15度程度と、本土では考えられないほど温暖な気候なのです。
本土では考えられないポカポカした陽気の宮古島で冬を過ごすのもいいですよね!
宮古島は人気の避寒地
都心部では、冬場は一桁台の気温になることが多くあり、林立するビルの間を吹くビル風が冷たいため、体感温度はもっと低く感じられます。
その点、宮古島は最も寒い時期でも最高気温は21度近くあり、最低気温で15度を切ることがほとんどありません。
ビルなどもほとんどないため、冷たいビル風にあたるということもなく、快適に過ごすことができます。
こうしたことから、宮古島は寒さを避けることができる「避寒地」であるといえるでしょう。
宮古島の冬の服装
宮古島の冬は、上でもご紹介したとおり、最も寒い日でも15度から21度あたりですので、比較的暖かいといえるでしょう。
気温自体は暖かいといえますが、注意しなければいけないことは宮古島の冬は北風が強いということです。
ですが、強い北風で体感温度は実際の気温より低く感じますが、それでも都会のビル風ほど冷たいわけではありません。
そのため、北風対策として、ジャケットや防風素材の服が1着あるとより快適に過ごせるでしょう。
本土のように、ダウンジャケットを着込んで寒さ対策をする必要はないので安心してください。
長袖長ズボン、ウインドブレイカーやジャケットを用意しておくことで冬でも宮古島では十分過ごすことが可能です。
施設内に入ると暖房が効いていたり床暖房がついていたりするので、ウインドブレイカーがあれば下は半袖でもよいかもしれません。
とはいえ、夜間はどうしても寒くなることもあるので、気になる方は厚手の手袋や靴下を用意しておくと安心です。
冬の宮古島は海に入れるの?
宮古島といえば、マリンアクティビティが人気ですが、冬でも海で遊ぶことはできるのでしょうか。
冬の宮古島の気温は上でご紹介した通り、最低気温15度、最高気温21度あたりになりますが、実は水温は気温よりも高く、21度から22度ということがよくあります。
陸地でいるよりも海に入った方が暖かいという、不思議なことが起きるのが、冬の宮古島のユニークなところ。
とはいっても、濡れた体に強い北風が当たると急激に体温が奪われてしまいます。
これを防ぐために、宮古島の冬の海に入水する際には、必ずウエットスーツを着用しましょう。
ウエットスーツを着ると、ほとんど寒さを感じることないうえに、高い浮力を得ることができます。
宮古島の冬の海でシュノーケリングやダイビングを楽しむためには、ウェットスーツは必須。
海に入ることに抵抗がある方は、グラスボードツアーやパラグライダー、パラセイリングなどの海に入らないアクティビティに参加しましょう。
宮古島には河川がないため、土砂や泥水が海水に流入することがほとんどありません。
そのため、宮古島の海水は透明度がとても高いのです。
加えて、水温が低くなると透明度が高くなるといわれており、宮古島の冬の海は夏に比べて非常に透明度が高くなっていることも冬の宮古島の見所。
シュノーケリングやダイビングには、冬こそが最適のシーズンともいえるのです!
宮古島の冬のおすすめ観光スポット5選
①シギラ黄金温泉
シギラ黄金温泉は、宮古島南部のリゾートエリアであるシギラ地区にある天然温泉です。
その名前の通り、温泉の色が金色に輝くのがこの温泉の特徴です。
塩気がある温泉の水は、ミネラル成分が多く含まれています。
露天風呂や天然温泉など温泉の種類の豊富さに加えて、フィットネスジムや天然温泉を利用したプールも併設しているので、いろいろな楽しみ方ができます。
アクティビティ後に癒しを得たり、のんびりと過ごしたりするのにも最適のスポットです!
住所:沖縄県宮古島市上野新里1405-223
電話番号: 0980-74-7340
HP: http://www.nanseirakuen.com/onsen/index.html
②イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンは、宮古島の南海岸の入り組んだ地形を利用したビーチです。
入り組んだ地形が防波堤の役割をしており、冬場でも北風の影響を受けにくく波が穏やかなのが特徴。
また、ここの海にはサンゴや熱帯魚も豊富に生息しているため、シュノーケリングで生き物観察をするのにぴったりの場所です!
ディズニーの人気映画「ファインディング・ニモ」で人気になったクマノミやチョウチョウウオとも出会うことができます。
また、展望台や遊歩道の整備がされているため、サンライズやサンセット、星空などの美しい景色を堪能することができます。
そのため、マリンアクティビティをしない方でも十分に楽しむことができるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市城辺字友利605-2
アクセス:宮古空港から車で30分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
③海宝館
宮古島の海の生き物について知りたい方はぜひ海宝館に足をお運びください!
こちらは海の生き物の展示、中でも貝殻の展示に関しては数も種類もアジアで最も多いことで知られています。
プロのダイバーである館長自らも、世界各地の海へ潜り、貝を集めているそうです。
そんな海宝館では貝殻を使用したアクセサリー作りやお土産コーナーもあるので、宮古島の思い出作りにもおすすめです。
また、大展望レストランからは、美しいエメラルドグリーンの宮古ブルーの海を望みながら、宮古島の海鮮を使った料理を堪能することができます。
シャコガイの貝殻にのった料理は、見た目も素晴らしいため、テンションが上がること間違いありません。
住所:〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺字保良591-1
電話番号: 0980-77-2323
HP: http://kaihoukan.co.jp/
④わいわいビーチ
わいわいビーチは宮古島の南海岸にある、周囲がテトラポッドで囲まれた人工ビーチです。
波が穏やかな砂地の海であり、昔からウミガメとの遭遇率が高いことでも有名なビーチでもあります。
そのため、ウミガメシュノーケリングツアーで訪れている方も多いです。
また、ここは遠浅な海なので、水深の違いにより海面の色がグラデーション状に変化します。
そのため、海に入らずとも、陸上から海を見るだけでも海そのものを楽しむことができるでしょう。
住所:沖縄県宮古島市上野962
アクセス:宮古空港から車で約14分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:あり
⑤雪塩ミュージアム
宮古島には、雪塩と呼ばれるパウダー状のきめ細かい塩を精製する工場があります。
ここには雪塩ミュージアムと呼ばれる、雪塩の生成過程を見学できたり、雪塩に関する商品を販売したりしているところがあります。
この雪塩、なんとモンドセレクションで金賞を受賞しているのです!
この施設に併設されている売店では、雪塩を使った商品である雪塩石鹸や雪塩ちんすこう、雪塩ソフトクリームなどが販売されています。
絶品のソフトクリームはこちらでしか味わえないので、ぜひご賞味ください!
所在地:沖縄県宮古島市平良字狩俣191
アクセス:宮古空港から車で26分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
宮古島の冬のおすすめアクティビティ5選
宮古島は冬でも温暖な気候が続くためアクティビティも問題なく楽しむことができます!
そんな魅力ある宮古島の冬のアクティビティ5つについてご紹介いたします。
宮古島フィッシング
はじめにご紹介するアクティビティは、宮古島フィッシングです。
隆起サンゴによってできた宮古島の周りの海にはサンゴが群生しており、そこに生息する魚は量・種類ともに非常に多いです。
そのため、釣りには最適の場所なのです。
宮古島の海では、本土の海では見られないオジサンやイラブチャーといった南国の魚に加えて、高級魚であるハマダイやシロクラベラなども釣り上げることができます!
とにかく釣りやすさがピカイチで、待っている時間より釣り上げている時間が長いなんてこともあります。
初心者の方でも竿の組み立てから魚の取り外しまで、丁寧にレクチャーしてもらえますので安心して釣りを楽しむことができますよ。
また、釣り上げた魚は提携先で調理してもらうこともできます。
自分で釣りあげた魚を食べるのはとても達成感があって楽しく、いつもの食事よりおいしく感じるかもしれません。
サンライズカヌー
次いでご紹介するアクティビティは、サンライズカヌーです。
上でもご紹介した通り、気温が低ければ低いほど空気は透明度を増し、水温が低ければ低いほど水の透明度も増します。
1日で気温・水温ともに最も低くなるのは深夜から早朝にかけてです。
そのため、宮古島の朝は、澄み渡るような空気が広がり、海の透明度も抜群。
このような最高の環境のもとで、カヌークルージングを楽しむことができるのがサンライズカヌーなのです。
水平線からひょっこりと昇ってくる日の出はとても美しいです。
早朝から美しい環境で体を動かして、全身で朝日を浴びると最高の目覚めになることは間違いなし!
ツアーで利用するカヌーは安定性が非常に高く、二人乗りもあるので、小さなお子さま連れの方やカップルの方にもおすすめですよ!
サンライズカヌーでは、日の出前の真っ暗な時間帯から海へ繰り出してクルージングのレクチャーを受け、その後、日の出まで自由にクルージングを楽しみます。
そうこうしているうちに徐々に朝日が昇ってきます。
サンライズが見えたらオールを置いて、宮古島の朝日を思いっきり浴びましょう!
宮古島旅行での、最高の1日のスタートを切れることは間違いなしです!
グラスボート
他のアクティビティに参加できないお子さまやご高齢の方、海に入りたくないけど海を見てみたいという方にはグラスボートがおすすめです!
グラスボートとは船の中央部、船底が透明のガラスになっている特別なボートです。
このような構造のため、船底から海中を見ることができます。
抜群の透明度を誇る宮古島の海だからこそ、海に入らなくても船底から海中深くまで見ることができるのです。
透明度が高い海に囲まれている宮古島だからこそ楽しめるアクティビティであり、海中を泳ぐ魚たちや海底の地形やサンゴの群生地も観察できますよ。
船に乗って観察するので小さなお子さま連れの方も安心です。
海の状況にもよりますが、宮古島グラスボートツアーでは、青の洞窟や国内最大の卓状サンゴ礁群である八重干瀬(やびじ)などへ行くことができます。
カラフルなサンゴや熱帯魚が豊富に生息している様子をよく見ることができるでしょう。
運が良ければウミガメを見ることもできるので、探してみてくださいね!
サンセットクルージング
宮古島はとにかく空気がきれいなため、サンライズだけでなく、サンセットも美しいです。
宮古島にはサンセットを楽しめるアクティビティはいくつもありますが、中でもクルージングがおすすめ。
クルージングというとセレブしか乗れないイメージもありますが、最近では宮古島の定番アクティビティとなりつつあり、以前よりもリーズナブルに利用することができるようになっています。
宮古島のクルージングで利用するのはクルーズ船「モンブラン号」。
外観はシンプルですが、船内は豪華な装飾があちこちに施されており、船内を見学するだけでも楽しく、気分が盛り上がります。
3階には周囲の海を一望することができるスカイラウンジ、地下1階には宮古島の海中の様子を観察できるアクアラウンジがあります。
アクアラウンジは、側面がガラス張りになっているため、海の中の様子をゆっくりと観察することが可能です。
天然の水族館にいるような気分になれるでしょう。
食事やドリンクを飲むコースもあるので、お酒を片手に宮古島の美しいサンセットを望むのもいいですね。
記念日など大切な日に、このクルージングを利用すれば、一生の思い出になることは間違いありません!
ナイトツアー
最後にご紹介するアクティビティは、ナイトツアーです!
宮古島の夜は、日中の賑わいを見せる雰囲気とは一変して静寂に包まれます。
ナイトツアーでは、夜のジャングルへ入り、宮古島に生息している夜行性の生き物たちを観察します。
ヤシガニやヤエヤマオオコウモリなど、本土では見られない変わった生き物たちがいるので、好奇心に満ちたドキドキわくわくの探検になることは間違いありません。
また、晴れた日の夜には、ジャングルから満天の星空を望むことができます。
宮古島には外灯がほとんどないため、目視でもはっきり空一面に広がる星をはっきりと見ることができます。
シーズンによっては天の川や夏の大三角だけでなく、南半球でしか見ることができないといわれる南十字星が観測できるのです!
世界にも誇る美しさの宮古島の星空を望みながら、旅の1日の締めくくりをしましょう。
まとめ
宮古島の冬についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
一年を通して温暖な気候である宮古島。
そのため、サンライズカヌーやグラスボード、ナイトツアーなど、冬であっても楽しめるマリンアクティビティがたくさんあります。
また、冬のシーズンの方が旅費も抑えられて、観光客も少ないため、旅行の穴場シーズンといえるかもしれません。
本土よりも温かいため、避寒地としても最適です!
シーズン毎にそれぞれのメリットがありますが、冬の宮古島に一度足を運んでみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。