現地コラム
COLUMN
宮古島 穴場
みなさんこんにちは!
宮古島は美しい自然が多く残る国内屈指のリゾート地です。
最近ではインスタ映えなど美しいものへの関心が高まってきたこともあり、宮古島を訪れる観光客の方々も非常に多くなりました。
そのため、人気のスポットはどこへ行っても人々の喧騒が激しく、プライベートな旅愁を静かに味わうのはなかなか難しい状況です。
そうした中、観光客が少ない自分たちだけの空間を大切な人と思う存分味わいたいとは思いませんか?
本記事では、宮古島のオススメの穴場スポットについてご紹介していきます。
目次
実は宮古島は穴場スポットがたくさん!?
宮古島と聞くと美しい海とビーチのイメージが強いのではないでしょうか。
宮古島には手付かずの自然がまだまだ数多く残っており、天然のビーチもたくさん有しています。
未開の地もあり、ガイドブックにほとんど掲載されていないような穴場スポットもたくさんあります!
本土から観光で訪れた人々はガイドブックを参考に回る方が多く、穴場スポットをご存じでない方がほとんどです。
定番スポットももちろんいいですが、せっかくならあまり知られていない穴場スポットにも足を運び、自分たちだけのオリジナルな宮古島観光を自由に楽しみませんか?
宮古島の美しい自然に囲まれ、国内屈指の絶景を眺めることで南国バカンスを存分に楽しみましょう!
一度入ってみたい!宮古島の穴場スポット
近年、宮古島の人気は急上昇しておりどこへ行っても多くの観光客で賑わっています。
一度来ると宮古島の美しさに魅了され、何度もリピートされる方もたくさんいらっしゃいます!
そのため定番のスポットには人が多く集まり、せっかくのんびりしたい雰囲気で来ているのにその期待を裏切られることになるかもしれません。
そんな時はぜひ穴場スポットに行ってみましょう!
自然豊かな宮古島にはまだまだ観光情報として共有されていない部分が数多く残されています。
そんな宮古島の穴場スポットでプライベートな時間と解放感を思う存分堪能しましょう。
吉野海岸
宮古島の南東部に位置する吉野海岸は大きなリーフラグーン(礁湖)を有し、浅瀬でも多くのサンゴや何種類もの熱帯魚を目にすることができる天然ビーチです。
宮古空港から車で約35分もかかるほど距離がある場所に位置しているため、観光客はそれほど多くありません。
このビーチが面している海はサンゴや熱帯魚だけでなく、ウミガメが産卵に訪れるほどの美しい海なんです。
ただし、干潮時にはサンゴが海面から顔を出しており、そのサンゴにぶつかるととても危険なので十分気をつけて、できれば満潮時に訪れるようにしましょう。
ビーチまで一般車両は入れないので、以前は急な坂道を自力で降りていく必要がありましたが、2004年に駐車場やトイレ、更衣室が完備され、ビーチまでの送迎(駐車場代に含まれる)もしてもらえるようになりました。
そのため、アクティビティを十分に楽しむことができるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市城辺字保良
アクセス:宮古空港から車で35分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
イムギャーマリンガーデン
宮古島の南部に位置するイムギャーマリンガーデンは、複雑に入り組んだ特徴的な入江のあるビーチです。
サンゴ礁や熱帯魚が多く生息しており、入り組んだ地形が防波堤の役割を果たしてくれるので宮古島の天然プールとも称されています。
また、ダイビング講習に使えるような深さのプールがない宮古島では格好の練習場所であり、シュノーケリングにもぴったりのスポットなのです!
サンゴはもちろんディズニー映画で有名になった「ファインディング・ニモ」のカクレクマノミやチョウチョウウオなど、幅広い種類の海の生き物たちと出会うことができるビーチです。
海の生き物の美しさについつい時間を忘れて楽しんでいる人たちもたくさんいます。
宮古島の自然の木々が生い茂る遊歩道や大海原を一望できる展望台も整備されているので、時間帯に応じてサンライズ、サンセット、星空といったバリエーション豊かな眺望を楽しむことができます!
所在地:沖縄県宮古島市城辺字友利605-2
アクセス:宮古空港から車で30分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
真謝海岸
真謝海岸は、ガイドブックやSNSなどでも紹介がほとんどない穴場中の穴場スポットです。
東海岸に位置することからサンライズスポットとしても人気です!
宮古島の東海岸は断崖が続き、ビーチはほとんどその下にあるため、どのビーチへ行くにもかなり急勾配の坂道を下りて行かなければなりません。
もちろん真謝海岸もその1つであるため、下り急勾配の運転には充分な注意が必要です。
しかし下りてしまえば、遠浅な海がはるかに広がります。
北側のビーチには数は多くありませんがサンゴ礁が点在しているので、シュノーケリングを楽しむことも可能です。
ただし、レンタルショップはないので、各自で準備をしていきましょう。
また南側は珊瑚礁や熱帯魚などの海中生物が非常に少ないビーチなので、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティには向いていない代わりに、海水浴にはぴったりのスポットです。
観光客が少なくプライベート感溢れる天然ビーチですが、トイレが完備されているので、飲食物を持ち込めばのんびりゆったりと過ごしたい方には最高の場所です!
ここからは海を挟んで、神の島と称される大神島を望むこともできます。
所在地:沖縄県宮古島市平良西原
アクセス:宮古空港から車で24分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
大野山林
宮古島には大きな山岳や河川がないことで有名ですが、実は森林は存在しています。
大野山林は総面積119haを誇る宮古島で最大の森林であり、アカギやリュウキュウマツ、タブノキなどの樹木が多く自生しています。
また南西諸島に生息する多くの野鳥を観察することができるスポットでもあるのです。
天然記念物であるキンバトやカラスバトをはじめリュウキュウキビタキやオオクイナなど宮古島ならではの鳥たちと出会うことができ、その数はなんと300種類にのぼるとも言われています。
亜熱帯の原生林で本土では見ることのできない多くの植物、野鳥をはじめとした動物たちを観察してみませんか?
大野山林を一望できる展望台もあり、季節によって多種多様な野鳥たちの声を聴くこともできますよ。
亜熱帯ジャングルに囲まれた、宮古島唯一のグリーンベルトを存分に楽しんでください。
所在地:沖縄県宮古島市平良字東仲宗根
アクセス:宮古空港から車で12分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
世渡崎
宮古島と島北部に浮かぶ池間島を結ぶ池間大橋。
その宮古島側のたもとにあるのが世渡崎です。
ドライブで大橋を渡ることが多いので、立ち寄られることが非常に少ないスポットです。
実はここには駐車場やトイレ、休憩所など必要施設が完備されており、宮古島の透明度の高い海と池間大橋の美しいコラボレーションを望むことができる穴場の絶景スポットでもあるんですよ!
ほとんどの時間帯を通して太陽は順光に位置し、特に東側は遠浅の海原が伸びて潮の干満の加減で海の色が異なって見えるなど、いつ訪れても変化に富んだマリンブルーを楽しむことができます。
宮古島の美しい景色をのんびりと独り占めしたい方にはぴったりのスポットです。
住所:沖縄県宮古島市平良狩俣
アクセス:宮古空港から車で約27分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:あり
クウラ水辺公園
宮古島の市街地である平良エリアのクウラ水辺公園は、園内に池と海がある大変珍しい県立公園です!
野鳥観察広場のある公園内ではバードウォッチングができることはもちろん、更衣室やシャワー室まで完備されているので、後のことを心配せずに海水浴を楽しむこともできます。
近くの池には大量のおたまじゃくしがいて、淡水と海水が共存する空間になんだか不思議な気分になるでしょう。
住所:沖縄県宮古島市平良
シャワー:あり
トイレ:あり
更衣室:あり
渡口の浜
伊良部島にある、宮古諸島No.1のパウダーサンドで有名なビーチです。
伊良部大橋から左回りで約7kmの所にあり、約800mにわたって真っ白な砂浜が湾状に続きます。
渡口の浜の魅力は何といっても歩くと「キュキュ」と音がするほど細かい白砂ですよね。
海の綺麗さもピカイチでマリンブルーとホワイトサンドビーチのコントラストは最高の眺望を約束してくれます。
また、海に沈む夕陽を見ることはできませんが、夕方になると海全体が夕日の色に染まります。
これまた絶景であること間違いなしです。
夜は夜で一面の星空が楽しめるのもうれしいですね。
このビーチからは宮古島や栗間島、下地島を眺めることができます。
渡口の浜は海底に白砂が続くため、干潮時、満潮時どちらも綺麗に見ることができます。
ビーチの端には防波堤もあり、撮影スポットとしても人気。
シュノーケリング向きではないですが、水遊びやシーカヤック等のアクティビティも盛んに行われています。
また、近くには売店、トイレ、シャワー等があるので長期で滞在することも可能な隠れたスポットです。
所在地:沖縄県宮古島市字伊良部1392-2
アクセス:石垣空港から車で25分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
カギンミ(池間ロープ)
池間島の穴場スポットであるカギンミは、崖を越えてアクセスする必要があるかなり変わった穴場スポットです!
アクセスの難しさから、人が訪れることはほとんどありませんでしたが、景観が素晴らしいため、最近ではSNSやガイドブックでも紹介されるようになりつつあります。
ビーチへアクセスする際にはロープを伝って断崖を降りていきます。
そのロープは親しみを込めて池間ロープと呼ばれており、ビーチそのものを池間ロープと呼ぶこともあります。
美しい穴場スポットまでロープで降りるスリルで、非日常のドキドキ感を味わうことができます!
ただし、監視員の駐在はもちろん設備自体全くないスポットですので、1人で行くことは極力避け、数人のグループで訪れることをオススメします!
住所:宮古島市平良字池間
トイレ:なし
シャワー:なし
監視員:なし
保良泉ビーチ
宮古島の南側に位置する保良泉ビーチには鍾乳洞があり、鍾乳洞探索ツアーが有名です。
干潮時にしか入れないというレアな空間を歩きやカヤックで探索できます。
鍾乳洞が有名で海そのものを求めてくる人が少ないため、海遊びをする人にとっては穴場的スポットと言えます。
おまけにビーチに向かう途中、湧水の天然プールがあり、ここでは全長80mのウォータースライダー(有料)を楽しむこともできるなど、海とプール両方で遊ぶことができます。
海中には変化に富んだ岩場やサンゴ、熱帯魚もたくさんいるので、シュノーケリングにも最適です。
名称:保良泉ビーチ
所在地:宮古島市城辺保良1139-1
アクセス:宮古空港より車で約30分
駐車場:あり
トイレ:あり
まとめ
宮古島の穴場についてご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。
宮古島を初めて訪れられた方は定番スポットに足を運ぶのもいいですが、リピーターさんやプライベート感を味わいながら楽しみたい方には穴場スポットがオススメです!
大切な方と大切な時間を共にしたい方や、お一人でぼんやりと何も考えずに過ごしたい方にもぴったりです。
ぜひ、訪れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。