現地コラム
COLUMN
宮古島 女子旅
みなさんこんにちは!
普段の勉強や仕事から離れて、旅行先で美味しいものを食べたり、素敵な場所を観光したりするのは至福のひと時ですよね。
カップルや男女混合のグループで行く旅行も楽しいものですが、男女で物事の好みが異なってしまうことも多いのではないでしょうか。
男の人はこの場所にあまり興味がないかも、こういう食べ物はあまり好みじゃないかも?もっと今の景色をゆっくり眺めたかったのに…など気兼ねしてしまった経験はありませんか?
その点、女子だけで行く女子旅なら気遣いすることがなく旅行が楽しめます。
今回オススメする宮古島にはストレスを発散できるアクティビティや南国ならではの美味しい食べ物、SNS映えする絶景スポットが目白押しで、女子旅に最適です!
目次
宮古島とは
宮古島の位置は沖縄本島からさらに南西へと約300km。
すぐ近くに島がいくつかあり、それぞれと海上に渡された橋で地続きとなっていて、簡単に行き来できるという特徴があります。
そんな宮古島で一番の見所は、「宮古ブルー」と讃えられる宝石のように青い海。
国内屈指の透明度を誇り、なんと海上からでも海中に熱帯魚が泳いでいるところを見ることができてしまうのです。
また、青い海と抜けるような青空に映える白い砂浜ももう一つの見所。
宮古島周辺の海にはサンゴが群生していて、そのサンゴが砕けた破片が長い歳月をかけて島の浜辺へと積み重ねられてきました。
サンゴは砕けると白く染まる性質があり、そんなサンゴの破片が積もることによって、比喩ではなく本当に真っ白な砂浜が形成されています。
そんな青い海と白い砂浜を擁する宮古島には女子旅に欠かせないインスタ映えスポットも多く、インスタグラマーに人気のロケーションが盛りだくさんなのです。
宮古島は女子旅に向いている!?
男性と女性の旅行の大きな違いの1つと言えるのが、持っていかなくてはならない荷物の量です。
切り詰めようと思えば少ない荷物量に留めることもできる男性と比べて、女性は荷物が多くなってしまいがちな傾向があります。
男物の服と比べて女物の服は若干かさばってしまいますし、化粧品や髪・肌のケア用品など、削ろうにも削れない必携アイテムがどうしても多々あるもの。
そこで注目したいのが宮古島!
宮古島は沖縄本島よりも遥か南西に位置しているため、年間を通してとても温暖な気候をしています。
真冬でも最高気温が20℃を上回る日がほとんどで、晩夏から初秋ごろの快適な気候が保たれているのです。
いつでも半袖1枚で過ごすことができるため、特に衣類が多くなりがちな真冬でも荷物を少なめに留めることが可能です。
旅行はご当地のものやお土産の購入で帰路に荷物が増えてしまうもの。
ですが、荷物を少なく抑えられる宮古島旅行なら、思う存分ショッピングも楽しむことができるのです!
宮古島の女子旅にぴったり!フォトジェニックな観光スポット5選
時代によって物事の価値は移り変わっていきます。
旅行業界もそれは同様で、SNS全盛の今は写真映えが観光において最も求められるポイントと言えます。
特に女子旅ではフォトジェニックなスポット巡りは外せませんよね。
映える絶景が点在する宮古島でも屈指のスポットを5選、ご紹介していきたいと思います。
与那覇前浜ビーチ
宮古島を訪れるならまずチェックしておきたいのが、東洋一の美しさとも評される与那覇前浜ビーチ。
パウダー状のきめ細かい白砂とエメラルドグリーンの海のコントラストが美しいビーチで、遠浅なため泳ぎが苦手な方でも海水浴を楽しむことができるという点でも人気を博しています。
また、各種アクティビティやマリンスポーツを楽しめる浜辺でもあり、シュノーケリングやジェットスキー、ウェイクボードなど多彩な遊びを体験することができるでしょう。
パラソルなどのビーチ用品のレンタルもできるため、水着や簡単な手荷物だけで訪れても存分に海を楽しめるはずです。
南西の海岸線にあるビーチなため、夕刻は水平線に日が沈んでいく様を眺めることができ、日が沈んだ後は宮古島の澄んだ夜空に輝く星々と出会えます。
とにかくどの時間を切り取っても絵になるビーチで、ウェディング用の写真撮影にも多用されているスポットなため、写真映えの良さはお墨付き!
色々な楽しみ方ができる与那覇前浜ビーチで、宮古時の海を存分に楽しみましょう。
住所:沖縄県宮古島市下地字与那覇1199-1
電話番号:0980-76-2177
トイレ:あり
シャワー:あり
売店:あり
入場料:無料
アクセス:宮古空港から車で約15分、平良港から車で約30分
駐車場:無料
ユートピアファーム
グルメとロケーションを同時に楽しみたいなら、マンゴーやドラゴンフルーツ、パッションフルーツといったトロピカルフルーツの栽培が行われているユートピアファームを訪れましょう。
この施設には、マンゴー専用のマンゴー園とその他のフルーツを育てているフルーツ園の他に、亜熱帯気候特有の植物を育てているフラワー園のエリアがあります。
本土では見ることのできないブーゲンビリアやハイビスカスなどの花々が咲き乱れていて、南国情緒をこれでもかと体感することができるのです。
また、園内では完熟フルーツを使用したスイーツを味わうことができます。
田舎にありがちな「味はいいけど外見はちょっと素朴なスイーツ」ではなく、南国フルーツのトロピカルな色彩をしっかり活かした写真映え抜群のスイーツが提供されています。
パステルカラーなフルーツソフトや黄色が目に鮮やかなマンゴースイーツは、記念撮影必須の出来栄えです!
駐車場も完備されているため、ドライブの合間の休憩としてカフェ代わりに立ち寄るのにもオススメです。
所在地:沖縄県宮古島市上野字宮国
アクセス:宮古空港から車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
17END
宮古島から地続きで渡れる下地島にある細い路地を抜けていくと、絶景スポットとして名高い浜辺、17ENDに辿り着くことができます。
ワンセブンエンドと読むこの土地、奇妙な名前だと思われたのではないでしょうか?
実はこの17ENDは、下地島にある下地島空港の端にあたる場所の浜辺。
17は滑走路の角度、ENDはそのまま滑走路の終点を示した言葉であり、民間パイロットを養成するための訓練飛行場、下地島空港ならではのユニークな名称なのです。
かつては知る人ぞ知るマイナーな観光地でしたが、SNSを中心にじわじわと知名度が上がり、今では数々のインスタグラマーが訪れている人気の場所となっています。
プライベートビーチのような雰囲気の小さな浜に面した海は透明度抜群で、天気の良い日にはキラキラと陽光を照り返して非現実的なまでの美景と出会えることで有名です。
干潮時と満潮時で見える光景もガラリと変わるので、時間帯をずらして2度訪れてみるのもいいかもしれませんね。
宮古島から向かう際は伊良部大橋や伊良部島の景観を楽しむこともできるので、ぜひドライブも兼ねて訪れてみてください。
1つ注意点として、浜辺に向かうための空港脇の道路は狭く、知名度の上昇に伴い多くの人々が訪れるようになったことで交通事故の多発が問題となりました。
現在は事故の発生を防止するため、17ENDへと向かう道の途中から車両が通行止めとなっています。
浜辺よりは前で車を止めてしばらく歩くことになるため、現地の方々にご迷惑をかけることがないよう留意しておきましょう。
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田
アクセス:佐良浜港より車で約30分
通り池
17ENDと同じ下地島、その空港の滑走路沿いの西海岸に、通り池という少し風変りなスポットが位置しています。
円形の池が2つ並んだ形状をしているのが特徴で、潮流によって琉球石灰岩が抉られてできた池は地下で繋がっており、海中から入って通り抜けられることから通り池と呼ばれているのです。
ダイビングスポットとして人気が高く、石灰岩という材質と潮位の差、光の反射によって海色が変化するため面白い景観を堪能することができます。
層ごとに変わる水の色はまるでお洒落なカクテルのよう。
サーモクライン(温度差)、ケモクライン(塩分濃度)、海中プランクトンの数などの要因が絡み合うことで美しい色合いが生まれているため、興味のある方は調べてみても面白いかもしれません。
ダイバーの憧れと言われることもある土地ですが、もちろんダイビングではなく陸から覗き込むだけでもその美しさを体感することができ、深い青を湛えた水面はSNS映えもバッチリです。
なんとここは「下地島の通り池」という名称で国の名勝及び天然記念物としての指定も受けている場所ですので、景観スポットとしての素晴らしさは国によるお墨付き!
宮古列島を観光するならぜひ足を運んでいただきたい要チェックスポットとなっています。
住所:沖縄県宮古島市伊良部
イグアナ岩
最後に紹介するのは伊良部島の北部に位置するイグアナに似た形のイグアナ岩。
宮古列島には変わった形をした奇岩や奇石が多く、イグアナ岩の他にもクジラの形をしたクジラ岩など、一風変わった形をした岩が数多く点在しています。
わざわざ岩を見に行くの?と疑問に思われるかもしれませんが、岩そのものの形状の面白みもさることながら、このスポット一番の見所は岩の上からの絶景です。
宮古列島は標高の低い地形をしており島を広く見渡せる高所があまりないのですが、このイグアナ岩の上からは伊良部島の自然と青い海を一望することができます。
同様に高所からの景観を楽しめる場所としては三角点というスポットも有名なのですが、イグアナ岩の方がアクセス性と道中の安全性に優れていると言えるでしょう。
また、イグアナ岩の近くの海にはサンゴや熱帯魚がたくさん生息しており波も高くないため、安心してシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
景観を楽しんで写真に収めた後、その足でマリンアクティビティへと流れるコースは大変オススメです。
1つ注意点として、岩の上は断崖絶壁となっています。
写真撮影に夢中になって危ない目に遭わないように気をつけましょう。
住所:沖縄県宮古島市伊良部
駐車場:あり(スペースあり)
トイレ:なし
シャワー:なし
更衣室:なし
売店:なし
写真映え必至♬女子旅にぴったりのツアー5選
スポットの次は、女子旅でぜひ訪れたいツアーをご紹介させていただきます。
現地のツアーに参加すれば、自分で回るだけでは出会えない宮古島の魅力と出会えること確実です!
トロピカルシュノーケリング
上で触れたイグアナ岩の近くの海など、宮古列島にはカラフルなサンゴや熱帯魚を目にすることができるスポットが数多くあります。
サンゴ礁の隆起によって生まれた宮古島は標高が低く、山岳や河川がないため海へと流出した泥や砂が海水を濁らせてしまうことがありません。
また、海中のサンゴが二酸化炭素を利用してミネラルや酸素の排出を行っていることが好影響を及ぼし、海の透明度がさらに高く保たれているのです。
そんな宮古島の各所で盛んに行われているシュノーケリングは老若男女を問わず、経験のない方でも体験しやすいアクティビティ。
宮古島は浅瀬にも多くの生き物が生息しているため、シュノーケリング初心者の方でも気軽に色鮮やかな海中散歩を堪能することができます。
場所によっては運が良ければウミガメやマンタと出会うことができるかもしれません!
世界トップクラスの美しさを誇る宮古ブルーの海で、ぜひシュノーケリングを体験してみてください。
サンライズSUP
せっかくの宮古島旅行、早朝アクティビティで優雅に目を覚まして長い1日を過ごしてみませんか?
サーフボードの上に立って海を漕いでいくアクティビティ、SUP(スタンドアップパドルサーフィン)を早朝からスタートしてしまおうというのが、このサンライズSUPというツアーです。
サンライズSUPはまだ気温の上がりきらない早朝、日が昇る前の暗がりの中で海へと繰り出します。
静寂に満ちて澄み切った朝の空気の中、起き抜けの生き物の声や野鳥のさえずりをBGMにパドルを漕ぐと、自分が雄大な海と一体になったような高揚感を得ることができるはずです。
また、ハワイ発のアクティビティであるSUPはフィットネス効果や体幹を鍛えるトレーニング効果が高いとして欧米のセレブ層を中心に熱い注目を浴びています。
ボードの上は存外に安定しているため、SUPをしながらヨガのポーズをするSUPヨガが近年では流行しており、ボードをしっかり乗りこなせば全身が効率よく活性化してくれること間違いありません。
南国の朝日を浴びて全身の細胞が奮い立たせ、最高の1日のスタートを切ってみるのはいかがでしょうか。
サンセットカヌー
朝日の次は、夕日も抑えておきたいところですよね。
宮古島は国内でも有数の美しいサンセットを見ることができることで知られています。
周囲に遮るものが何もないため、岬やビーチから水平線に沈んでいく夕日を望むことができ、クルージングやアクティビティの最中もしっかり夕日を堪能することができるのです。
サンセットカヌーも絶好の夕日を拝めることで人気のアクティビティ。
沈む夕日を受けて一面が茜色に染まった海の上で、沈んでゆく夕日を見ながら黄昏れる時間はこの上なく上質なものです。
宮古島では真っ赤な夕日だけでなく、日が沈み切る直前に緑色の閃光が見えるグリーンフラッシュも見ることができます。
宮古島の夕日を綺麗に撮ることができればSNS映えは確実。
ぜひサンセットカヌーにチャレンジしてみてください。
ジャングルナイトツアー
朝、夕と来れば、宮古島の夜を味わえるツアーも紹介しなくてはなりません。
宮古島の夜はお昼の賑やかなムードとは異なり、静かでどこか神秘的な空気に満ちています。
自然保護の観点から開発が進んでいないため空気が澄んでおり、街明かりも少ないことから日が沈むと夜空一面に美しい星々が広がります。
ちらほら星が点在するのではなく、空全体を文字通り埋め尽くしてしまうような星空は、さながら天然のプラネタリウム。
なんと宮古島は緯度の関係で全88星座のうち86もの星座を観測することができ、北半球では見られないはずの、南十字星まで鑑賞できることで有名です。
島のどこからでも本土と比べて圧倒的な星空と出会うことができるのですが、ベストな星空スポットに赴きたいのであればぜひツアーに参加しましょう。
ジャングルナイトツアーは夜の宮古島のジャングルで夜行性の南国特有の生き物たちを見られるだけでなく、絶好の星空と出会うことができます。
スリルとロマンに満ちた夜のジャングルツアーに参加すれば、女子旅が大盛り上がりすること間違いなしです。
サガリバナツアー
最後にご紹介するツアーは、「幻の花」と呼ばれるサガリバナの鑑賞ツアーです。
サガリバナは亜熱帯気候の湿地帯、とくにマングローブの生えている付近に自生する植物なため、沖縄以外ではなかなか目にすることができません。
5月から7月頃にだけ鑑賞することができ、夜に咲いて朝までに散ってしまうという儚げな性質で多くの人々から愛されています。
バニラのような甘い香りが特徴で、ピンクや白、赤色の花弁はとても鮮やか。
宮古島の夜のサガリバナツアーに参加するとライトアップされている光景を目にすることができ、早朝のサガリバナツアーならちょうど散っていく姿も目撃できます。
ツアーに参加できる期間は限られていますが、時期が合えばぜひ参加してみることをオススメします!
まとめ
女子旅というコンセプトに絞って宮古島をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
たまには女性だけの旅というのも楽しいもの。
宮古島は基本的にレンタカーでの移動が主ですが、土地が平坦で交通量も少ないため、普段あまり運転されない方でも安心です。
過ごしやすい気候、美しいロケーション、美味しい南国グルメとSNS映え!
とにかく旅行にピッタリの魅力がギュッと詰まった島ですので、ぜひ楽しい女子旅の候補地としてご検討していただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。