現地コラム
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宮古島団体旅行
目次
宮古島の団体旅行
みなさまは団体旅行に行かれたことはあるでしょうか。
団体旅行という言葉に正確な定義はありませんが、宿泊施設などで団体旅行として扱われる人数はおおよその場合で15名以上となっています。
代表的なものでは社員旅行やサークルでの旅行、修学旅行もそうですし、家庭によっては親族で集って旅行をすると15名を超えることもあるかもしれません。
そんな団体旅行ですが、主催するとなると何かと気苦労が多いもの。
まず、手配をする段階で、大人数で泊まれる宿泊施設があるかどうかを確認しなければなりませんし、行った先でどんなことをして楽しむかのプランもある程度練っておく必要があります。
もし、この記事を読まれているあなたが団体旅行のプランに悩まれているのであれば、ぜひオススメさせていただきたいのが南海の楽園宮古島!
大人数の受け入れ態勢が整った宿泊施設がたくさんあり、充実した各種アクティビティでツアープランの組み立てに困ることもありません。
何より宮古ブルーと称される青い海を擁する宮古島へ訪れれば、どんな方でも仕事や家事、勉強から解放されて心洗われ、大満足いただけること間違いなし!
それでは団体旅行の行先という観点で、宮古島の魅力を細かく見ていきましょう。
団体旅行行くなら宮古島で決まり!
宮古島が位置しているのは沖縄本島よりもさらに南西へおよそ300kmの地点。
沖縄本島よりも南に位置しているだけあり、宮古島は真冬であっても最高気温が20℃を上回ることも多い非常に温暖な気候です。
さて、団体旅行において気を使わなくてはならないのは気温です。
一般的に男性よりも女性の方が寒さに弱い傾向がありますし、同性であっても寒暖への耐性はそれぞれ異なります。
特に団体旅行において寒さには要注意で、寒さから風邪を引くなど体調を崩す方が出てしまうと、旅行の日程が大幅に狂ってしまいかねません。
そこで、宮古島の温暖な気候が活躍します。
秋冬においても上述の通り過ごしやすい気温で安定している宮古島なら、大人数の旅行でも全員が快適に過ごすことができるでしょう。
加えて、団体旅行で注意しなくてはならないのが荷物の管理です。
大人数で行動するため、一人一人がたくさんの荷物を持参していれば、それだけ荷物を紛失する可能性が高まってしまいます。
そんな厄介なトラブルを避けるためには、極力各人の荷物を減らしたいもの。
その点、気候が温暖な宮古島は年間を通して薄着1枚で過ごせるため、持ち込む衣服が少なめで済みます。
旅行の荷物の中で衣服はかなりの割合を占めるので、これが減れば荷物は削減され、トラブルの可能性もそれだけ減らすことができるのです。
また、宮古島は人気の高い観光地ですが、那覇を擁する沖縄本島やリゾート人気の高い石垣島などに比べると訪れる観光客の数が少ないため、団体旅行で気を遣う機会も少なく済むでしょう。
現地にも10名~50名規模の団体を受け入れているツアーなどがいくつもあるため、団体旅行に大変適している土地だと言えます。
ただし観光地ですので、利用しようと思っていた宿やツアーが他の団体客で埋まってしまっているというケースに陥る可能性もあります。
団体旅行の鉄則として、宿泊先や移動手段の確保、ツアー予約などの下準備については極力早めの時期に済ませておくようにしましょう。
南国ですので5月~9月頃の夏場はハイシーズンであり、宿などの予約が埋まってしまいやすいため、特に注意が必要です。
宮古島の団体旅行でおすすめのアクティビティ5選
次は、団体旅行のツアープランに組み込みやすいアクティビティをご紹介していきましょう。
いざ旅行日程を組むとなると、名所巡りだけでは意外に時間を持て余してしまうもの。
その点、宮古島で体験できるアクティビティは楽しいだけでなくまとまった時間を過ごせるものも多いため、団体旅行に組み込むのに適したものが目白押しです!
①鍾乳洞ケイビング
まず初めに、変わり種スポットからご紹介します。
団体でドキドキの洞窟探検に挑んでみるのはいかがでしょうか?
宮古島でも有数のアクティビティスポットとして人気なのが、宮古島空港から車で30分かからない位置にあるパンプキン鍾乳洞です。
宮古島はサンゴが隆起することで形成された島であり、隆起に伴って生まれたいくつもの鍾乳洞が点在しています。
その中でも特に有名なのが、このパンプキン鍾乳洞。
海岸沿いを歩き、海に体を浸す冒険感たっぷりの道のりを経て辿り着けるこのスポットには、名前の通り、まるでカボチャのような形をした巨大な鍾乳石があります。
4mを越えるサイズで丸々としたカボチャ岩を見ていると、島の自然の偉大さと神秘性をたっぷりと味わうことができるでしょう。
また、この場所はパワースポットとしても知られており、岩の上からジャンプすると願い事が叶うというエピソードもあるため団体旅行でも盛り上がること間違いなし。
外さないスポットを選ぶなら、パンプキン鍾乳洞はしっかり押さえておきたいところです。
②一日チャーターツアー
団体旅行における旅行プランの定番と言えば、現地で人気のアクティビティツアーを団体で借り切ってしまう一日チャーターツアーです。
団体旅行で頭を悩ませがちなのが、大人数で行動することによって他のお客様たちに迷惑をかけてしまわないかということではないでしょうか。
特に主催者として旅行を切り盛りする場合は気を遣わなくてはならない場面が多く、全体の面倒をみてばかりで自分はあまり楽しめなかった、なんてケースも少なくありません。
そこで利用したいのがチャーターツアー。
ガイドの方に専属としてついてもらえて他のお客様がいないチャーターツアーなら、気兼ねせずに安心してアクティビティを楽しむことができます。
一日チャーターツアーは下記から選ぶことができます。
その他の組み合わせも調整できる場合があるので、ご希望がある際はぜひお問い合わせください。
①迷ったらコレ!宮古島ベーシック1日プラン
②宮古島の海を遊びつくす!選べるSUP/カヌー&シュノーケリングセット
③選べる絶景SUPorカヌー&パンプキン鍾乳洞ケイビング1日セット
④ウミガメウォッチにパンプキンホール探検!竜宮城セット
③SUP
SUP(スタンドアップパドルサーフィン)というアクティビティをご存知ですか?
サーフボードの上に立ってパドルで海を漕ぐSUPは、老若男女を問わず楽しめるハードルの低さから、世界中のリゾート地で定番のアクティビティとなっています。
宮古島の海を宮古ブルーと称される透明感抜群の海ですので、水上散歩しながら海面に目を向ければ海底までを見通してカラフルなサンゴや熱帯魚を観察することできるでしょう。
このSUP体験が団体旅行にオススメの理由は、マリンアクティビティの経験がない方や運動にあまり自信がない方でも十分に楽しめる難易度の低さにあります。
せっかくの団体旅行ですから、全員にもれなく楽しんでほしいですよね。
分け隔てなく楽しめるSUPをプランに組み込めば、充実の旅行になること確実です!
④トロピカルシュノーケリング
宮古島の海を体感するにはシュノーケリングは欠かせませんね。
団体旅行においてもシュノーケリングはやはり定番。
泳ぎが苦手な方でもシュノーケルや足ヒレの補助が付くため馴染みやすいアクティビティですので、全身で宮古島の美しい海を体感できます。
驚くほどの熱帯魚の種類と数を目の当たりにすることができ、運が良ければウミガメとも遭遇することができることも。
非日常感に溢れたシュノーケリング体験は、きっと一生残る思い出になってくれることでしょう。
⑤ナイトジャングルツアー
宮古島というと真昼の青い空と透き通る海を想像されがちですが、夜もまた趣の異なる美しさを誇っています。
街灯の少ない宮古島は夜になると街明かりがほぼなくなるため、都会では決して出会えない満天の星空を望むことができるのです。
また、宮古島のジャングルには夜行性の稀少な生き物が多く生息しているため、ナイトジャングルツアーでは星空と一緒に生物観察を楽しむことができます。
一粒で二度美味しいナイトジャングルツアーで、団体旅行のプランを一気に充実させてしまいましょう。
宮古島の団体旅行でおすすめの観光スポット5選
アクティビティの次は、ぜひ団体旅行で訪れたい観光スポットをご紹介させていただきます。
スポット巡りは旅行の華ですので、有名スポットの特徴は事前にしっかりと頭に入れておきたいところです。
①添道サガリバナ
サガリバナは亜熱帯気候の湿地帯に自生する花木です。
自生地としては石垣島や西表島が有名なのですが、宮古島も気候が適しているため植生が行われており、6~7月頃にはサガリバナの開花を目にすることができます。
宮古島では添道サガリバナ群生地という場所が観光スポットとして有名であり、道がしっかりと整備されているため団体旅行で訪れる場所として非常に適しています。
バニラの香りと白やピンクの美しい花弁が特徴のサガリバナは「幻の花」、あるいは「一夜花」と呼ばれており、夜に咲いて朝までに散ってしまうという儚げな花です。
“幸運が訪れる”という花言葉もあり、夜に稀少な花を観賞する体験は大いに旅行を盛り上げてくれるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市平良西仲宗根1143
アクセス:石垣空港から車で20分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:なし
②渡口の浜
渡口の浜は宮古島から橋で繋がっている伊良部島にある、パウダー状の砂浜が特徴的なビーチです。
約800mに及んで三日月状に真っ白な浜辺が続いており、広い砂浜からは青く美しい海のパノラマを一望することができます。
対岸に宮古島や来間島、下地島を臨むことができるのも面白い点で、その景観は沖縄県全体でもトップクラスだと言えるでしょう。
浜の東西にレジャーやアクティビティ用品のレンタルを行っている店があり、売店、トイレ、シャワーなどの施設も整っているためお子様を含んだ団体での旅行にも適しています。
また、東西両端の入り口に駐車場が備えられているため、その点でも団体旅行に向いていると言えるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市字伊良部1392-2
アクセス:石垣空港から車で25分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
③佐和田の浜
伊良部島に位置する佐和田の浜は、岩が散在した景観が特徴の天然ビーチです。
この岩は1771年の明和の大津波により運ばれてきたと言われていて、自然の雄大さを感じ取ることのできる名所となっています。
独特の趣が環境省から高い評価を受けて日本の渚100選に選出されており、岩越しに見る夕焼けの美しさからサンセットスポットとしても人気の場所です。
ここもシャワーやトイレなどの設備がしっかりと備えられており、団体旅行において利用しやすい環境が整っています。
加えて、遠浅な海のため、水難事故の心配も少ないという点も見逃せない利点と言えるでしょう。
所在地:沖縄県宮古島市字佐和田1725-2
アクセス:佐良浜港から車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり(バーベキュー)
トイレ:あり
④ヤマトブー大岩
宮古群島にはパワースポットが数多くあり、ヤマトブー大岩もその一つです。
ヤマトブー大岩は直径18m、高さ25mの巨大な石灰岩。
伊良部島の東部に位置しており、宮古島から牧山展望台へ向かう道中にある市指定史跡です。
知らなければ素通りしてしまうような知る人ぞ知るスポットで、まるで崖かと勘違いしてしまうほどの巨大なスケール感が魅力となっています。
ヤマトブー大岩の近くには伊良部大橋開通記念碑や沖縄本土復帰記念碑などもあるので、碑石に興味のある方が多ければあわせて寄ってみるのもいいかもしれませんね。
所在地:沖縄県宮古島市伊良部池間添923
アクセス:宮古空港から車で17分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:あり
⑤牧山展望台
伊良部島の最も高い場所に地位する牧山展望台からは、伊良部島の全体像を見渡すことができます。
中でも宮古島のランドマークである伊良部大橋、来間大橋、池間大橋という三つの橋を一望できるのが特徴で、宮古島観光で非常に人気の高いスポットです。海上に架けられた橋ですので、その長さはいずれの橋も数km単位。
沖縄らしい雄大なスケール感に溢れた絶景は、間違いなくみなさまの思い出となってくれることでしょう。
展望台近くにはハイビスカスなどの南国を代表する花も咲き誇っていて、景観と併せて南国旅情をたっぷり堪能することができます。
団体旅行の記念撮影スポットとしても最適なので、プラン内に組み込めば充実した旅行を組み立てられるはずです!
住所:沖縄県宮古島市伊良部字池間添
アクセス:宮古空港から車で約24分
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
まとめ
団体での旅行というテーマに焦点を当てて宮古島観光をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
団体旅行は仕切る人にとっては何かと気苦労も増えがちですが、娯楽や思い出を共有してグループの結束を大いに高められる貴重なイベントです。
しっかりと旅行を仕切ることができれば、一目置かれること間違いなし。
事前の準備を怠ることなく、ぜひ最高の宮古島旅行を満喫してくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。