現地コラム
COLUMN
宮古島 カップル
みなさんこんにちは!
カップルで出かけるのは楽しいものですよね。
ちょっとした買い物や公園に出かけるだけでも心が躍りますし、休日に映画を観に行ったり遊園地や温泉に行ったり、どこへ出かけても胸がときめくものです。
二人で一緒に居るだけで、どんな場所でも素敵な時間を過ごすことができる。
だからこそ、たまには二人で特別なお出かけをして非日常を味わってみたくはなりませんか?
そんなあなた方にぜひオススメしたいのが、南海の楽園である宮古島旅行!
沖縄は数多くの人気観光地を擁していますが、宮古島はその中でも屈指のカップル向け観光地なのです。
目次
宮古島はカップル旅行にぴったり!?
カップル向けと言われている理由として、まず人が多すぎないという点が挙げられます。
もちろん毎年多くの人々に愛されている人気の観光地ではあるのですが、沖縄本島や石垣島といった場所に比べると人出が多すぎない傾向があります。
せっかくのカップル旅行、他の方々に気を遣いながら過ごすよりは適度に二人の世界を味わいたいものですよね。
しかし、人を避けてマイナーな離島を観光先に選ぶと、商業施設が少なかったり何かと設備が不足していたりと、利便性の面でやや不自由を感じてしまう場合も少なくありません。
宮古島は古来の美しい自然と、リゾート用に開発された施設とが良いバランスで共存しており、都会過ぎず、かといって田舎過ぎないという理想的な観光地と言えます。
観光ハイシーズンの夏場でも人が多すぎて身動きしにくいといった状況にはなりませんし、シーズン外の旅行であれば自由度の高い観光を楽しむことができるのです。
また、宮古島内の移動はレンタカーでの移動が基本となっており、移動中も他の旅行者を気にすることなく二人きりの楽しいドライブデートを味わえます。
面積も広すぎず狭すぎず、外周をぐるりと一周しておよそ100km、車なら4時間かからずに全域を一周することができる、車の利用に最適な距離感の島なのです。
さらにドライブデートに適している点として、島全域が起伏の少ない平坦な地形であるという点が挙げられます。
アップダウンが少なくて見通しが良く、道が安全で交通量も多くないため、会話を楽しみながらゆったりとドライブを楽しむのに最適なスポットなのです。
もちろん国内屈指の美しさを誇る宮古ブルーの海に四方を囲まれた島ですので、ロケーションは絶好!
沖縄本島よりもさらに南西に300kmほどの場所に位置しているので年間を通じて気候も温暖で、真冬であっても最高気温が20℃以上になる日が多いほど。
車窓を開けて南国の風を感じながらドライブをすれば、この上なく快適な時間を過ごせること間違いなしです。
また、宮古島にはシュノーケリングやダイビング、SUPやウェイクボードなどの充実したアクティビティの他、クラフト造りやフォトツアーといった二人だけの思い出を作れるイベントが盛りだくさん。
それでは、カップルで楽しむのに最適なスポットやアクティビティを具体的にご紹介させていただきます。
国内最大の卓状サンゴ”八重干瀬”
まずご紹介するのは、八重干瀬(やびじ)と呼ばれる国内最大級のサンゴ礁スポット。
宮古島から北へ進んだ海域に広がっており、25kmにも及ぶ範囲に100以上もの環礁が群生しています。
オーストラリアのサンゴ礁地帯になぞらえ、日本のグレートバリアリーフと称されることもある絶景ポイント。
そんな八重干瀬を語る上で、少しだけ島の地形についてご説明をさせていただきます。
宮古島は平坦な島だとご紹介させていただきましたが、その地形はここが海中のサンゴ礁が隆起して生まれた島であるという成り立ちに起因しています。
そんな平らな島であることから、島には山や川が一切存在しません。
そのため、川から海へと砂や土が流れ出て濁らせてしまうということがなく、宮古島周辺の海は国内で屈指の透明度を誇っているのです。
そんな澄んだ海の中に大規模な卓上サンゴが広がっているのが、八重干瀬という場所の特徴。
透明度の高い海ですので、シュノーケリングやダイビングで潜ってしまえば遮る不純物が一切ないほどのクリアな視界で、カラフルなサンゴと熱帯魚などの海の生物たちを眺めることができます。
ディズニー映画の「ファインディング・ニモ」で有名になったカクレクマノミやナンヨウハギ、さらに運が良ければウミガメと出会うこともできます。
カップルで訪れれば、一生の思い出になること間違いなしのスポットです。
カップル旅行の素敵な思い出づくりに宮古島アクティビティ
さて、宮古島を訪れたならアクティビティ体験は欠かせません。
美しい自然の中で行うアクティビティは、日常の疲れを忘れさせて心を癒してくれること間違いなし!
それでは、カップルデートに最適なアクティビティを見ていきましょう。
マリンスポーツ
まずご紹介するアクティビティはマリンスポーツ。
宮古島ではビーチバレーなどが盛んに行われており、多種多様なマリンスポーツを楽しむことができます。
カップル向けのものとしてはバナナボートやジェットスキーの人気が高く、美しい海の上で風を切りながら走るのは爽快感抜群です!
モーターボードに牽引されながらボードの上でバランスを取るウェイクボードも人気が高く、カップルでわいわいとはしゃぎながらチャレンジしてみるのに最適な遊びだと言えます。
現地でツアーに参加すれば免許や資格などは必要ないため、初めての方でも気軽に参加して楽しむことができます。
海辺を散策しながら向かえる鍾乳洞探検やシュノーケリングなど、他のアクティビティとセットになったプランも多数組まれているので、下調べをして参加すれば一日たっぷりと楽しめるはずです!
また、一般的な旅行とはかなり趣が異なりますが、宮古島はトライアスロンの聖地でもあり、全日本の大会も開かれています。
長距離走、自転車、そして海での遊泳と三つの種目を続けてこなさなくてはならないハードな種目で敷居は高いですが、地域振興のために島を挙げて行っている大会ですので大変華やかです。
運動が好きなカップルであれば、出場を目指してみるのもいいかもしれません。
宮古島の海沿いを走り、青い海を泳ぐ体験は一生忘れられない思い出になってくれることでしょう。
宮古島フィッシング
宮古島の海に広がるサンゴ礁には、そこを住処とする南国の魚たちが種類、量ともに豊富に生息しています。
釣りを嗜む人にとっては憧れの地とされているほど、とにかく入れ食いで釣りやすいスポットが島の内外に多数存在しているのです。
その釣れ具合は、待っている時間より釣り上げている時間の方が長いほど。
多種多様な魚を釣り上げることができますが、運が良ければハマダイやシロクラベラなどの沖縄の高級魚が釣れることもあります。
釣りはのんびりとした時間を過ごしつつ、落ち着いて会話を楽しめることからデート向きの遊びなのですが、二人揃ってまったく釣れなかった場合に単調な時間となってしまうリスクがあります。
しかし、宮古島での釣りならばその心配は不要です。
初心者であってもとにかく釣りやすく、老若男女誰でもフィッシングの醍醐味を味わえます。
二人だけで赴いてもいいですし、現地のツアーに参加すればガイドの方が竿の組み立て、餌の扱い、魚の取り外し方まで丁寧にレクチャーしてくれるため、快適に釣りを楽しむことができます。
ツアーの場合は釣り上げた魚を提携先の居酒屋で調理して提供してもらえるサービスが付いていることが多く、釣果がそのままグルメに繋がるため気合いが入ること間違いなし。
カップルでどっちがたくさん釣るか勝負するのも盛り上がるのでオススメですよ。
体験ダイビング
じっくりと宮古島の海を体感されたい方には、体験ダイビングがオススメです。
通常、ダイビングを楽しむためにはライセンスを取得しなければなりません。
しかし、宮古島において体験ダイビングと銘打たれたツアーであれば、インストラクターの付き添いのもとで健康な方なら誰でもダイビングを体験することができます。
インストラクターの目が届く範囲にしか行けないという制約こそありますが、宮古島の海は大変透明度が高く遠くまで見渡せるため、体験の範疇であっても十二分に海中散歩の気分を味わえます。
一度参加してみてダイビングの楽しさに魅了されたのであれば、比較的簡易に取得できるライセンスの「Cカード」取得を目指してみてもいいかもしれません。
ライセンスを所持していればファンダイビングというワンランク上の潜水にチャレンジできるようになり、宮古島の海を思う存分堪能することができます。
宮古島には海から島内の池へと通り抜けられる「通り池」や、芸術建築のように入り組んだ地形の「アントニオガウディ」、海中洞窟「魔王の宮殿」といった面白いスポットが多数!
潜る地点によって見える光景や生息する生き物ががらりと変わるので、何度でも楽しむことができます。
また、年間を通して温暖な気候の宮古島ではオールシーズンでダイビングを楽しめるので、旅費が安くなるシーズンを狙ってみるのもいいですね。
カップルでダイビングを趣味にすれば、二人の間で一生共有できる貴重な趣味となってくれること間違いなしですよ。
SUP
サーフボードに立ってパドルで漕ぎながら海を進むSUP(スタンドアップパドルサーフィン)は、ハワイ発祥のお洒落なマリンアクティビティです。
ボードの上に立つと聞くとバランスを取るのが難しそうに思われるかもしれませんが、SUPが多くの人々に愛されている理由はその敷居の低さ。
SUP用のボード上は存外に安定感があり、少し練習すればお年寄りや子供でも問題なく参加できるほど、気軽に楽しめるアクティビティなのです。
難易度は高くないにも関わらず、波の上でバランスを取るには全身をくまなく動かすことになるため、SUPでは大きなフィットネス効果を得ることができます。
ハリウッドセレブにも愛好者の多いアクティビティであり、楽しみながらダイエットまでできてしまう点は女性にとって嬉しいところ。
また一流アスリートがオフのトレーニングに取り入れることもあるほどしっかりとしたトレーニング効果も得られるため、男性でもやりがいを得られること間違いなしです。
SUPはサンセットやサンライズ、星空鑑賞など色々なロケーションでの現地ツアーが用意されています。
誰にも邪魔されない海上で波に揺られながら、カップルで絶景を眺める時間はこの上なく特別なもの。
ぜひ大切な人との美しい時間を堪能してみてください。
シュノーケリング
最後にご紹介するアクティビティは、宮古島のあちこちで盛んに行われているシュノーケリングです。
宮古島の海が美しく鮮やかな生き物たちで満たされているのは、ここまでにご紹介させていただいた通り。
シュノーケリングであればダイビングと違い、必要なライセンスや安全性を考慮した制約などがほとんどありませんので、カップルでゆったりと海中散歩を楽しむのに大変適しています。
現地ツアーに参加すればシュノーケリング用品の一式セットや安全具の無料レンタルがあるので、ウェットスーツの下に着る水着さえ持参すれば他は手ぶらで楽しむことができますよ!
カップル旅行にぴったりのロマンティックな演出を!宮古島の観光スポット
宮古島には写真映えする観光スポットがたくさんあります。
美しい光景を目と心だけに焼き付けておくのも良いものですが、記念撮影をしておけば「こんなことがあったね」と思い出を振り返りながら楽しく語り合えることでしょう。
景観に優れた宮古島のスポットの中から、選りすぐりのものをご紹介いたします。
クジラ岩
宮古列島の一つである池間島のフナクスビーチには、クジラの形をした岩であるクジラ岩があります。
宮古島を含む沖縄の各地は地盤がサンゴ礁を元にした琉球石灰岩で構成されていることが多く、変わった形の石や岩があちこちに点在しています。
そんな石や岩は奇石、奇岩と呼ばれて現地の方々にも観光客からも親しまれており、クジラ岩もその一つです。
とても可愛らしい形をしたクジラ岩のベストフォトタイミングは満潮時。
潮が満ちてくるとクジラがちょうど海に浸かっているように見え、日光の角度や海の照り返しを考慮して撮影すると、大変映える写真が撮れるのです。
インスタなどのSNS映え文化全盛の今ですから、カップルでどちらが上手く写真を撮れるか競ってみるのも面白いかもしれませんね。
また、クジラ岩のあるフナクスビーチは入江のような形状になっており、波が低く穏やかなビーチとなっています。
サンゴや熱帯魚が豊富に生息しているので、シュノーケリングなどのアクティビティも併せて楽しんでいただけます。
住所:沖縄県宮古島市平良池間
クウラ水辺公園
クウラ水辺公園は宮古島の市街地である平良エリアにある公園です。
この公園には池と海があり、淡水域と海水域を見比べて楽しむことができます。
公園から石造りの階段を降りた先にある池には魚や藻があり、そこではびっくりするほど大量のおたまじゃくしが泳いでいるユーモラスな光景と出会えます。
この公園は県立公園なので沖縄県によって管理がされていますが、ほとんど整備・清掃がなされておらず草木が鬱蒼と生い茂ったままです。
とはいえ、園内に更衣室やシャワー、トイレは完備されているので、ビーチへと遊びに出かける玄関口として最適です。
また、野鳥観察広場もあるので、宮古島特有の鳥たちが鳴いたり飛んだりしている様子を観察してみるのもいいかもしれませんね。
住所:沖縄県宮古島市平良
シャワー:あり
トイレ:あり
更衣室:あり
中の島海岸
伊良部島にある中の島海岸は島内でも有数のサンゴ鑑賞スポットで、熱帯魚も100種以上が生息しています。
サンゴが多いことからサンゴの光合成によって海の水が綺麗に浄化されており、周辺の海の中でも透明度が高めなためシュノーケリングに適した場所となっています。
クマノミやカマスをはじめとした多種多様な魚群を観察することができ、付けられた通称は天然の水族館。
目立った目印がなく、ナビに住所を入れてもおおまかな場所までしか絞れないため、見つけにくいことが難点ですが、その分隠れ家的なロケーションを味わえるカップル向きの場所と言えるでしょう。
ぜひ時間に余裕を持って訪れて、大切な方とのゆったりした時間を過ごしてみてください。
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田 下地島空港滑走路脇
アクセス:宮古空港から車で約30分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:なし
平成の森公園
宮古列島の魅力は海だけではありません。
南国の温暖な気候、キラキラした太陽、豊かな自然を味わいながらカップルで公園ピクニックはいかがでしょうか?
宮古列島にいくつかある公園の中でも特にオススメなのが、宮古島から橋で繋がっている伊良部島の西部に位置する平成の森公園です。
平成の森公園にはシンボルとして渡り鳥であるサシバを表した巨大な滑り台が設置されており、多目的広場や野球場、アスレチック設備などが備わっています。
公園の近くには景観の良い名所として知られている佐和田の浜というスポットもあるので、そこと併せたコースで訪れるのもオススメです。
カップルで訪れてゆっくりと過ごすのにも最適ですし、公園ののびのびとしたロケーションの中で将来お子様ができた時のことを想像してみるのもいいかもしれませんね。
住所:沖縄県宮古島市伊良部長浜1822-1
アクセス:宮古空港から車で約29分
駐車場:あり
お食事処:なし
トイレ:あり
長崎浜
長崎浜は宮古島の南西部に浮かぶ来間島の西部に位置する小さなビーチです。
このビーチは周囲を岩に囲まれた穏やかな環境となっており、ガイドブックにも記載がほとんどないため観光客からの知名度も低く、運が良ければ他に誰も人がいないことも。
シークレットビーチのような雰囲気ですので、沖縄のリゾート地に来たとは思えないほどの静かな時間を過ごすことができます。
カップルで訪れたなら、静かな砂浜を二人で散策したり腰を下ろしたりするだけでも特別な時間となること間違いなし。
また、西海岸にあるビーチなので、遮るものが何もない水平線へ沈んでいく夕日を眺める、ロマンティックな時間を過ごすことができます。
まさにカップルでのデート旅行にうってつけのロケーションとなっており、ぜひ訪れていただきたい場所として強くオススメいたします!
住所:沖縄県宮古島市下地字来間
アクセス:宮古空港から車で約20分
料金:無料
駐車場:なし
まとめ
カップルでの宮古島旅行についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
若いカップルであれば海やアクティビティで目一杯はしゃぐことができますし、落ち着いてきた年代の大人なカップルは人が多すぎない離島のリゾートをゆったりと楽しむことができるでしょう。
そんな具合に、宮古島はどの年代の方にも文句なしにオススメの観光地なのです。
機会があれば、ぜひ訪れてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。