現地コラム
COLUMN
宮古島卒業旅行
目次
宮古島の卒業旅行
学生生活を締めくくる一大イベントである卒業旅行。
せっかく行くなら一生モノの思い出を作りたいですよね。
そんな卒業旅行に、宮古島旅行はいかがでしょうか?
宮古島には手付かずの雄大な自然が残っており、エメラルドグリーンの海や貴重なマングローブが生い茂る川など、様々な美しいロケーションと出会うことができます。
宮古島が卒業旅行で選ばれる理由
卒業は長い時間を過ごしてきた友達との人生の岐路です。
多忙な仕事に就いてあまりプライベートの時間が取れなくなる人や、就職先の関係で他の土地へと行ってしまう人、結婚の関係で他県へと行ってしまう人もいるでしょう。
もしかするともう二度と会えなくなってしまう人もいるかもしれません。
そんな分かれ道を目の前にした卒業旅行だからこそ、パーッと思いきりはしゃぎたいですよね。
卒業旅行に行くとなった時、まずどんな行き先を思い浮かべますか。
友達との共通の趣味があればそれに沿った場所を目指すのがベストですが、そういった明確な目的地が思い浮かばない場合は、多くの人がリゾート地を思い浮かべるのではないでしょうか。
ハワイにグアム、サイパンやバリ島など、従来であれば海外の名高いリゾート地が定番スポットとして名前を挙げられてきました。
ですが、国内リゾート地もオススメできるポイントが多くあります。
まず1つは事前準備が楽だという点。
海外旅行というものは想像するよりも準備が大変で、特にパスポートの用意は海外旅行慣れした人であっても億劫なものです。
パスポートの作成には10年有効なものであれば16000円、5年間のものであれば11000円が必要で、申請すればすぐに発行されるというものではなく数ヵ月のタイムラグが生じます。
卒業旅行のトラブルとしてありがちなのが、このパスポート申請における準備ミス。
せっかく仲良しグループでの旅行を計画していたのに、そのうち一人がパスポートの用意を先送りにしていた結果、発行が間に合わずに全員が揃わず喧嘩になってしまったというケースも少なくないのです。
そして2つ目は、日本語が通じるという点です。
当たり前のことじゃないかと思われるかもしれませんが、知らない土地である海外で言語が伝わらないのは想像する以上に不自由で不安なもの。
特に何事もなく順調に旅行の日程が進めばいいのですが、旅行日程が4泊、5泊、1週間と長いほどに思わぬトラブルが生じてしまう可能性も高まります。
もちろん海外での経験を積めるという利点はありますが、学生時代最後の大切な思い出を作ることを優先するのであれば、言葉に不自由なく気ままに楽しめる国内旅行がオススメです。
そして3つ目のメリットとして、海外旅行に比べて圧倒的にコスパが良いという点が挙げられます。
ハワイやバリ島といった海外のリゾート地は青い海が大きな特長ですが、国内リゾート地も景観の良さにおいてはまったく引けを取りません。
沖縄県は海開きが3月と早く卒業旅行シーズンにしっかりと対応できる上に、沖縄本島よりもさらに南西に位置する宮古島は真冬でも最高気温が20℃を上回る日が多く、春先はとても温暖です。
離島観光の目玉と言えるマリンアクティビティも、初春であっても気温の心配をせずに楽しむことができます。
国内旅行の利点と海外のような景観を併せ持った宮古島で、ストレスフリーな卒業旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか?
卒業旅行におすすめの宮古島アクティビティ5選
それでは、そんな宮古島の醍醐味であるアクティビティの数々をご紹介していきましょう。
定番のアクティビティから最近人気が上昇している海外発のアクティビティまで幅広く楽しめるのが宮古島アクティビティの大きな特長です。
①サンライズカヌー
旅行中の1日の成否は、いかに良い形で朝のスタートを切れるかで決まるとも言われています。
せっかくの卒業旅行、早朝のカヌー体験で心地良く朝を迎えてみませんか?
宮古島の朝は、都会では味わうことのできない静かで穏やかな空気に満ちています。
まだ薄暗い海へとカヌーで漕ぎ出していくとやがて、水平線の彼方から燦々と輝く南国の太陽が昇ってくるのを目にすることができるでしょう。
アクティビティで用いられるカヌーは二人乗りのものが多く、友達同士やカップルで参加するのにもってこいです。
心地よい朝日を全身で浴びながら波に揺られていると全身の細胞が奮い立ち、その日1日を思う存分楽しめること間違いなし。
最高の1日のスタートを切って、旅行を効率的に楽しみましょう。
②絶景ビーチSUP
SUP(スタンドアップパドルサーフィン)はハワイ発祥の新定番マリンアクティビティです。
サーフボードの上に立ちパドルを使って海を漕いでいくというもので、リラクゼーション効果やフィットネス効果が高いということで欧米を中心に広く注目を集めています。
サーフボードと聞くと難しそう、ハードルが高そうだという印象を持たれるかもしれませんが、このアクティビティが普及している理由は老若男女を問わず楽しめる手軽さにあります。
ボードの上は思った以上に安定しており、少しコツを掴めば誰でも簡単に波に揺られる感覚を楽しむことができます。
宮古ブルーと称される宮古島の海と海上でバランスを取りやすいSUPは特に相性がよく、防水対策さえしっかりと施せばボードの上でSNS映えする写真を撮ることができます。
SUPでの海上散歩を楽しみながら、澄んだ海中のカラフルなサンゴや熱帯魚を観察するのも大変オススメです!
③シュノーケリング
マリンアクティビティを語る上で外せないのが、海に潜って海中遊泳を楽しめるシュノーケリング!
宮古島は平坦な地形をしており、島内に山や川が存在しません。
そのため川を通って島から海へと土や砂が流れ出ることがなく、宮古島の海は沖縄県内でも屈指の透明度を誇っています。
そんな宮古ブルーの海に水中メガネや呼吸用のシュノーケル、足ヒレといった軽装を身に着けて潜水すると、澄み渡った海を驚くほど遠くまで見渡すことができます。
亜熱帯に特有の色鮮やかなサンゴ群や熱帯魚たちが泳ぎ回る海は、おとぎ話の竜宮城のようだと例える人がいるほどの美しさ。
運が良ければ可愛らしいウミガメと出会うこともでき、まるで浦島太郎になったかのような気分を味わえるでしょう。
④ナイトカヌー
温暖な気候のため朝から夜まで水辺を楽しめるのが宮古島の大きな利点であり、同じアクティビティでも時間帯によって趣がまるで異なります。
そんな中でもとりわけ表情の違う魅力を楽しめるのが、夜の海で行うナイトカヌー。
宮古島は空気が非常に澄んでいることから、晴れた日の夜には空一面を満天の星空が覆いつくします。
そんな夜空の下で真っ暗な海の上をカヌーに乗って漂うと、まるで宇宙の只中を遊泳しているかのような錯覚を覚えるほど。
カヌーは初心者でもすぐに慣れることのできる手軽さがウリであり、カヌーの上に寝そべって星空浴も出来てしまいます。
夜間のナイトカヌーは本土では味わうことのできない非日常を体験できるアクティビティであり、最近人気が急上昇しているアクティビティなのです。
楽しい旅行の1日の締めくくりとして、ぜひナイトカヌーを体験してみませんか?
⑤ダイビング
先述したシュノーケリングは気軽にチャレンジできることから大人気のアクティビティですが、海面でシュノーケル越しに息継ぎをする必要があるため、あまり深くは潜れません。
せっかく宮古島の海をもっと堪能したい、じっくり探検してみたいと思うなら、少し上級者向けのダイビングに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
ダイビングはタンクやレギュレーターなどの専用の装備を身に着けるため水中で呼吸をすることが可能であり、シュノーケリングよりも長時間、深く潜って海中探検を楽しむことができるのです。
宮古島はダイビングが盛んに行われており、ダイビング経験のない方でも専門のインストラクターによる安心で充実したサポートを受けながら体験ダイビングをすることができます。
現地のダイビングツアーなどに参加すれば、宮古島の海を熟知したインストラクターが海況に合わせてベストなダイビングスポットへと案内してくれるでしょう。
ダイビング中はウミガメやマンタと遭遇する確率も上がるので、ぜひ探してみてくださいね。
卒業旅行で回るならここ!宮古島の観光スポット5選
さて、次は宮古島に行くなら訪れたい観光スポットを5つピックアップしてご紹介したいと思います。
一度は訪れたい映える景観の浜辺から旅行の疲れを癒せる温泉施設まで、バリエーション豊かな宮古島の魅力を見ていきましょう。
①シギラビーチ
宮古島を訪れるなら、やはり最優先でチェックしておきたいのは青い海を臨めるビーチですよね。
多くの浜辺を擁する宮古島の中でも屈指の人気を誇るのが、宮古島南部の海に面したシギラビーチです。
シギラビーチは宮古島のリゾートエリアであるシギラ地区に位置しており、宮古島に二つだけある公認海水浴場のうちの一つとなっています。
白い砂浜と青い海が写真映えするビーチであり、目の前の海には高い確率でウミガメと遭遇することができるウミガメスポットがあることで有名です。
また各種観光施設が非常に充実しており、浜辺にはライフセーバーが常駐しているため、海水浴やマリンアクティビティなどの海遊びを安心して楽しむことができるのです。
宮古島のビーチを楽しむなら、まずはシギラビーチから足を運んでみてはいかがでしょうか。
所在地:沖縄県宮古島市
アクセス:宮古空港より車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
②与那覇前浜
東洋一の浜辺とも称される与那覇前浜は2019年にトリップアドバイザーによって日本のベストビーチ トップ10の1位に選出されています。
シギラビーチと共に2つある公認海水浴場のうち1つとして認定されているのがここ与那覇前浜であり、遠浅の海で安全性が高いことから海水浴や海辺での遊びを楽しむのに適しています。
サンゴや熱帯魚が少ないためシュノーケリングには不向きですが、ビーチボールや浮き輪などの貸し出しが行われているためマリンスポーツをするなら最適のスポットだと言えるでしょう。
与那覇前浜のビーチはパウダー状のきめ細かい白砂がとても美しいのが特徴であり、眼前に広がるエメラルグリーンの海とのコントラストはまるで絵画のような美景です。
ワールドクラスの美しさを誇る与那覇前浜で、一生の思い出を残しましょう!
所在地:沖縄県宮古島市下地字与那覇
アクセス:宮古空港から車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
③新城海岸
新城海岸は宮古空港から車で30分に位置しており、沖合500mまでサンゴ礁の浅瀬が続くイノー(礁池)と呼ばれる地形があることが特徴のビーチです。
他のビーチと比べても高い透明度を誇っており、サンゴや熱帯魚の多さからもシュノーケリングスポットとしても高い人気を博しています。
新城海岸そばの海はユビエダハマサンゴと呼ばれるサンゴが群生していることが特徴です。
このサンゴの枝状の体は隠れ住むための住処として適した形状をしており、スズメダイやコブシメ、オニヒトデといった多様な海の生き物たちが織り成す美しい光景を目にすることができるでしょう。
近くにある吉野海岸にもサンゴや熱帯魚が多いのでシュノーケリングスポットとして有名です。
2つのスポットで順にシュノーケリングに挑戦して、場所ごとの海の環境の違いを見てみるのも楽しいですよ。
所在地:沖縄県宮古島市字新城
アクセス:宮古空港から車で30分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
④宮古島温泉
ご存知でない方も多いのですが、実は温泉は宮古島の隠れた観光資源の1つ。
島内にはいくつかの温泉が点在しており、その中でもオススメなのが宮古島温泉です。
宮古島温泉は約50℃の源泉を調整した42度ほどの湯温となっており、熱すぎる湯でのぼせてしまうこともなく心地よく過ごすことができます。
大浴場や露天風呂、打たせ湯にジャグジー、サウナなど温泉に備わっていてほしい設備は一通り揃っており、マリンアクティビティや海水浴で遊び尽くした体を癒すのにぴったりです。
足湯もあるので時間がない方は足湯だけ立ち寄っても良いですね。
所在地:沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1898-19
アクセス:宮古空港から車で10分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
⑤雪塩ミュージアム
宮古島の名産品として有名なのが、サラサラとしたパウダー状に精製された雪塩です。
ふわりときめ細かな雪塩はミネラルを多く含んでいることから人気が高く、雪塩ミュージアムという施設ではそんな雪塩の精製過程を見学することができます。
併設された売店では雪塩を用いた雪塩石鹸や雪塩ちんすこう、雪塩ソフトクリームなども販売されており、スイーツを楽しんだりお土産を購入するにはもってこいの場所となっています。
特に柔らかな塩気が甘さを引き立てる雪塩ソフトクリームは絶品ですので、訪れた際はぜひ味わってみてくださいね!
所在地:沖縄県宮古島市平良字狩俣191
アクセス:宮古空港から車で26分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
まとめ
宮古島の卒業旅行についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
美しい景観や非日常的な体験に溢れた宮古島への旅行は、学生時代のフィナーレを彩る最高の1シーンとなってくれること間違いなしです。
大切な友達との思い出作りに、ぜひ宮古島を訪れてみてはいかがでしょうか。