現地コラム
COLUMN
宮古島星空
目次
1.宮古島の星空
宮古島の魅力は、やはり、青く澄んだ宮古ブルーの海ですよね。
宮古島は、宮古ブルーの海だけではなく、星空も格別に綺麗です。
都会暮らしの人であれば、「天の川」を見たことがないなんて、普通のことかもしれません。
宮古島では天気が良ければ、「天の川」を肉眼で観ることができます。
また、南十字星を見たことがない人も多くいらっしゃると思います。
でも、ここ宮古島では、「天の川」と「南十字星」の両方を見ることができるのです。
宮古島は、北緯24度の地にあり、天の川、南十字星を観ることができる日本でも稀有な場所なんです。
もちろん見える時期、条件などはあります。
星空を美しく見るには、空気が澄んでいる事、周りに明るい建物がない事が条件です。
そして、雨が降っていれば星は見えません。
満月に近い月が出ていれば、見える星はぐっと減ります。(新月前後の1週間がおすすめです。)
宮古島には工業地帯などもなく、豊かな自然に囲まれていることから空気がきれいで、最高の星空を観るためのスポットもたくさんあります。
特に、冬の寒い夜の星空はとてもきれいです。
日本とは思えないほどの、美しい星空を見ることができます。
宮古島で見たことの無いような星空を見ると、一生の思い出になること間違いなしです!
ここでは、宮古島の星空について詳しくご紹介したいと思います。
これから旅行を考えている方の、参考になれば幸いでございます。
2.どこで見る?
宮古島には、星空を見るためのおすすめスポットがたくさんあります。
ここでは、5箇所紹介していきます!
魅力的なスポットばかりなので、ぜひ参考にしてください。
1. 与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜ビーチは、東洋一美しいビーチに選ばれています。
砂浜も真っ白で、パウダーサンドと言われているくらい雪のようにさらさらです。
7kmもある長いビーチは、昼間は観光客でいっぱいですが、夜は穴場になります。
肉眼でくっきり天の川を見ることができる、カップルに人気のスポットです。
2. 東平安名崎
宮古島の最東端にあり、日本の公園100選にも選ばれている、東平安名崎のサンゴ礁は天然記念物にも指定されています。
岬の先端には、高さ24メートルの真っ白な平安名崎灯台があります。
約100段の階段を上りきると、宮古島の360度の大パノラマを見渡すことができるでしょう。
灯台の上から見上げる星空も、灯台の下から見上げる星空も、とにかく綺麗でインスタ映え間違いなしの最高の星空が観られます!
周りには他の建物もなく、空気もとってもきれいです。
見渡す限りの海と星空、ぜひ一度立ち止まって見てください。
星空のフォトスポットとしても最適です。
3, 牧山展望台
牧山展望台からは、来間島、大神島、池間島という宮古列島の島を観ることができます。
星空と島の夜景の両方を楽しむことができます!
ここは、観光客向けの星空ツアーでよく利用されるほど、人気のスポットです。
夏のシーズンは、蛍が見られることもしばしば。
星空がきれいに撮れる、フォトスポットとして有名です。
3. 長間浜
来間島の長間浜は、ディープなプライベート空間です。
カフェが立ち並ぶエリアもあり、星空が見える時間までカフェでのんびり過ごすのもありですね!
そして来間島の浜は、街からの逆側に面しているので、星を観るには抜群です。
800メートルにも及ぶ長い砂浜が特徴で、街灯も少ないので、きれいに星空が見えます。
天の川を堪能できるスポットなので、おすすめです!
4. 比嘉ロードパーク
比嘉ロードパークは高台にあり、展望台から下を見ると、断崖の上から東シナ海を見渡せます。
暗い空に星が瞬く瞬間を、独り占めしませんか?
近くに売店やレストランはありませんが、広い駐車場があるため、周りを気にせず楽しむことができます。
ゆっくりと流星を観測する際に、ちょうどいいスポットです。
3.どうやって見る?
「天の川」が見たい場合、6月~11月がおすすめです。
宮古島では「南十字星」を見ることができますが、条件があります。
4月は22時~24時まで、5月は21時~22時、6月は20時~21時です。
南半球の人にとって「南十字星」はとってもポピュラーな星といえるでしょう。
ほかにも、流星群が見える日をご紹介します。
例えば、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」は降るような流れ星を見ることができます。
また、星座を見る際は道具なんていりません。
街灯など、光が直接目に入らない場所を選べばOKです。
基本、観測スポットは辺りが暗いので、懐中電灯が必須です。
いろんな星座を知りたいなら星座盤が欲しいところですが、スマホの「星座盤アプリ」が役に立つでしょう。
また、夏は「虫除けスプレー」をお忘れなく。
星空を見に行く際は、インターネットで閲覧可能なtenki.jp「星空指数」が参考になります。
こちらは、日本気象協会のホームページです。
その日の天候・月の月齢などから、その日の星空観測のコンデションを100点満点で採点し表示してくれます。
是非参考にしてください。
4.星を撮る
星の写真を撮りたい場合、カメラと三脚が必要不可欠です。
レンズは、出来れば広角レンズ(望遠レンズでなければOK)を用意してみましょう。
最初は、ISO感度を1600ぐらいにして、シャッタースピードを30秒ぐらいで試してください。
試行錯誤することで、宮古島での最高の1枚を旅のお土産に持って帰りましょう。
5.ツアー案内
旅行者個人でそれぞれ星空を楽しむことも良いですが、星空を見に行くツアーも存在しています。
宮古島での星空観察は、一生の思い出になること間違いなしです!
ツアーコンダクターから教えてもらった知識を、土産話として持って帰りましょう。
1. 星空ヴィレッジ
最高の星空を体感しながら、星空とともに奇跡の一枚を撮るツアーです。
ただの撮影ではなく、満点に輝く星空とともに、宮古島の大自然を撮ることができます。
複数人はもちろんのこと、一人でも参加可能となっています。
希望者には、インスタグラム用の写真集も作ってくれるのです!
星空の写真と、宮古島の大自然の写真を織り交ぜた圧巻の写真集が完成するでしょう。
このツアーでは、ツアーコンダクターの方が星空解説をしてくれます。
星のソムリエが、初心者の方でも分かりやすく丁寧に説明してくれるので、そこで得た知識を帰って友達に教えてあげるのもいいですね!
満月の前後は月明かりの影響で空が明るくなるため、ツアーはお休みです。
開催時間は20時から23時の間で、所要時間は約60分ほどです。
料金については、中学生以上は3,500円で、小学生以下は無料となっています。
また、送迎のサービスは行っておらず、予約人数が多い場合は、申し込み後に場所が変更する可能性もあります。
とてつもなくきれいな星空を、ぜひ堪能してください!
2. 星空ナビすばる
美しい星空に広がる星座、天体観測、星座にまつわる古くから伝わる逸話を話してくれる、天然プラネタリウムツアーです。
波の音、虫の音、風を感じ全身で自然と一体となり、星空を満喫できます。
こちらは、星空観察がメインになります。
また、フォトを希望する場合は、事前に確認する必要があります。
天体望遠鏡を使った案内もあるため、月のクレーターや太陽系の惑星も楽しむことが可能です。
星座や星、惑星の知識がつくと、星空観測がより一層楽しくなること間違いなしです!
料金は大人2,500円・小学生1,500円・幼児500円で、所要時間は約60分ほどです。
場所は、与那覇前浜ビーチ集合です。
3. TABIWAKU
TABIWAKUは「思い出を形に」をコンセプトにしている、星空フォトツアーです。
日本でも有数のフォトコンテストで受賞された事もあり、SNSで大人気の星空フォトです。
ペンライトアートでデコレーション撮影することで、他では味わえない写真が撮れるのが特徴。
女性客やカップルに大人気のツアーです。
料金は大人4,950円・小人3,850円・幼児無料で、島民割もあります。
所要時間は約30分になります。
4. シギラリゾート・星空観察ツアー
宮古島を代表する格式高いホテルで行われるツアーです。
このツアーでは、星空をバックにプロのカメラマンが写真を撮影してくれます。
シギラリゾートに宿泊をしていない方でも、お気軽に参加可能です。
ここでしか体験できないので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
月のない日は星空を背景に記念写真を行い、月のある日は望遠鏡を使った観察が実施されます。
中学生以上は2,750円、3歳から小学生が1,100円で、対象年齢は3歳以上です。
20:30から、1時間ほど楽しむことができます。
5. プロカメラマンmasa.picさん
宮古島で初めて「星空フォトツアー考案した」といわれている、インスタグラムでも有名なプロのカメラマンさんです。
プロのカメラマンが、季節や時間により変化する星の配置を把握し、ベストなタイミングで最高の1枚を撮影してくれます。
宮古島で、あなただけの素敵な一枚に出会えること間違いなしです!